神風物語Kamikaze Story ~Heal of Rodcet-Nife for you~ 第87話:「Kohime最後の日」
(初版:2003/8/29)
|
EQで知り合った一人の友人が、EQの引退を決めました。既にActiveにPlayしなくなって久しかったので、いよいよ決めたんだなと思いました。寂しい気持ちはありますが、これはこうなるべきものなんだと受け入れてる気持ちで居るというのも確かです。 このNorrathという仮想世界の中を共に駆け抜けられて楽しかった。互いに信頼して力を合わせ、何度も窮地を脱しました。MMORPGという性質上、死という概念は非常に希薄ですが、協力Playの躍動感というか、充実感というか、そういったものを共に幾度味わう事が出来たか・・・。 Kohimeに半固定Partyを組まないかと提案したのは、2年ほど前。まだ神風がlvl52〜3くらいの2001年9月末〜10月くらいのことだったと記憶しています。 時には別のゲームをしたり、リアルの話をしたり、絵を描いて貰ったり、本当に本当にくだらないCampに付き合って貰ったり、JCやTinkerで色々作って貰ったりしました。 PlayStyle的には、MTに合わせてくれるEnchanterで、MTがTargetしたMobを確認した後、MobをMezし、その後Slow〜Debuffへと繋いでくれていました。Charaの体は小さいですが、正面からぶつかるようなMezをする時があるので、俺は「ガチンコMez」と言っていました。よく「EncはMana10%からが勝負w」と言っては、厳しいMezKeepをしてくれていたのは良く覚えています。一緒に組むようになって、「Kamiさんと組むようになって、Encも殴られないで戦えるのを初めて知ったw」と言われ、Encとのコンビネーションを模索していた自分には嬉しい褒め言葉でした。 最後の日、PoKの小さいBankの屋根の上にみんなが立ち寄り、それぞれ言葉を交わしてKohimeを見送りました。共に駆け抜けた時の事を思い出して、とても切なくなりました。 「最後はAk'Anonで落ちるつもりだったけど、色々思い出も貰ったし、ここで落ちよw」 Kohimeはそう言って最後の刻を迎えました。その夜はとても寂しい夜でしたが、とりあえず一晩寝たら朝には受け入れられてました。一期一会。あるがままに受け止めるのが大事。 そして、Kohimeへ。 |