Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2007年8月)

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2007/8/27:
月刊ジャンプ

 クレイモアで『西のリフル』がどうなったのかと思っていたら、月刊少年ジャンプが7月号(6/6発売)で休刊になっていたのを知って驚き。昔、かっとび一斗やエンジェル伝説が始まった頃は購読してたなぁ。『闘将!ラーメンマン!』も掲載してたね。懐かしい。でも、月刊はその頃からマガジンの方が面白かったんだけど。

ちなみにリフルは相変わらず、使える覚醒者になるか試してるそうで。
それとクレイモアは新しい掲載紙が決まるまで、週刊少年ジャンプで月イチ連載だそうです。てっきり番外編だと思っていたら、こっちに移っていただけなのね。

 週末に後輩MとCARCASSとで買い物に出かけ、まあ使うことは無いだろうけど遠出するから念の為に下ろした2万円が帰る時には1/10になっていた件については、自分で自分の衝動買いに驚きだった。でもー、岡崎武士とか、広江礼威とか、六道紳士とかの同人時代がどんなだったか興味あったんだ!流石に有名になった後だと同人誌にもプレミアつくか。

 その後、CARCASS宅でKOFMIAを3人で対戦。CARCASSの持ちキャラがどんどんオッサン化されて、すっかりチーム加齢臭のような状況を呈していく過程を見る。ミニョン、アッシュ、リチャードがマキシマ、リチャード、デュークとなり、何故かそこに自然体を感じる。
後輩Mは最近クラークがいやらしい。喰らい投げなども使ってくるので、何をやっても投げられる印象があるが、これはかつてスト2以降、自分で使っていたザンギと同じなのかもしれない。負けられるかー!と、思いつつ対戦するもかなり押されてギリギリになり、二人とも3キャラ目で最後のラウンド。押されて残り体力数ドットしか無い俺のルイーゼ。怖いので牽制気味に立ちCを出してたら命中したので、そのままC・C・D・D・胡蝶のレクイエムSC別離のオーバーチュアで削り、↓Bを適当に出してのギリギリの勝利。あまりに接戦だったのを征したので、おまけで希望のファンファーレをやった後に「ルイーゼの挑発は『乱暴なのね』だったから、それで一つ挑発してやろう」と実行したら、「見苦しいわね」 あら、MI2の頃に比べたら新しい挑発が追加されたのね。ちなみにひとしきり笑った後、後輩Mへの挑発は成功した模様。その後もヒィヒィ言いながら対戦してました。
うーん、久しぶりだけど面白かったな。

 今週の不確定名『マリーの人』は、二代目カラテがSAを使ってて驚き。小PからのSAを暫烈拳に繋げてます。後輩Mが感動で鼻息荒くしてました。

ハピラキ☆ビックリマン
話が進んだ。氷ミコはこのままゲンキ達と行動を共にするのかな?

獣拳戦隊ゲキレンジャー
ゴリラの拳聖は割と好き。兄貴が単独でゲキトージャを使えるようになって、ロボが二体になる。

仮面ライダー電王
姉と弟、契約者とイマジン、夫と妻の喧嘩と和解をそれぞれに描く。今回のクライマックスはクライマックスモードの胸部にあるリュウの部分からミサイルを一斉発射・・・って、なんだそりゃ!(笑)

天元突破グレンラガン
今までの暗い雰囲気を吹き飛ばす『転』を受けての『結』の回。グレンラガンの啖呵によって放射された螺旋エネルギーで小型ムガンはほぼ全滅。残った二体の巨大ムガンがアークグレンとグレンラガンを囲ってエネルギー照射で包み込む。グレンラガンはそれを気合で突破し、アークグレンに足から刺さって合体。50万人の人間を乗せられる巨大戦艦から巨大な人型メカのアークグレンラガンに変形。操縦席にはグレンラガンが着席(爆) 合体した巨大ムガンを撃破。落下する月を逆襲のシャアのように圧し戻そうとする。するとロージェノムが月の中央のスパイラルにドリルを挿せとの指示。シモンは月の制御ルームに行くも、鍵穴の前でニアが現れる。ロシウは「僕の最後の義務だ」と、月を抑えるのは1分間だけにして、その後は離脱し、救える人間だけ救うという選民的な発言をする。ちなみに現実でもこういう人間が世の中を難しくしてるんだろうと思うのは個人的な意見。難しく考えすぎ。
で、相変わらずアンチスパイラルのメッセンジャーとして発言するニアに、その指に嵌めてる婚約指輪はなんだと問うシモン、つまりニアは操られていて、本心ではシモンに助けてと訴えてることを指摘。ニアは自分が地球の螺旋生物のデータ採取の為に自分がアンチスパイラルの本拠地に転送されることを言い、最後に元の笑顔に戻って、「待ってるわ、シモン」 そうかー、ニアって『お姫様』なんだなー。だから『囚われる』 そして、それを助けてハッピーエンドにするのは主人公ってわけか。なるほど。するとヨーコは実らない初恋の相手ってことね。ははーん。
そうして、月は制御され、落下は防がれたと同時に、月はその本性を表す。螺旋の戦士達の旗艦カテドラル。月って衛星じゃなくて衛星クラスの大きさな超ド級戦艦だったのかよ!(爆)
そして、その姿は第一話冒頭で『目に見える光は全て敵』という無量大数を相手にする顔付き戦艦。いよいよそこに繋がるのか!

ちなみにこの後、DVD1、2巻を見てたら、随分と色々あったと思うから、内容が濃いんだろうなぁ。

ヒロイックエイジ
ディアネイラと銀の種族との対話。銀の種族の大半は鉄の種族とは対話による理解が可能であると判断する。が、金の種族に見捨てられたことを疑問に思う一部の銀の種族が未だに鉄の種族を滅ぼそうとする展開。テレパシーと感情の抑制によって理性的群体という銀の種族でも一枚岩とはいかないらしい。でも、ディアネイラの兄貴達よりはまだ少しマシではある。

瀬戸の花嫁
委員長が誤解から女好きの女戦士ラストアマゾネスへ変身したというエピソード。委員長かわいそうだ。そういえば、この委員長の声優さんって力丸乃りこさんなんですね。アリアン・ロッドのリプレイ『ノエル』シリーズで、ノエルを担当して面白い方だったことから現在注目中。
今回、委員長の悲哀を見事に演じてて、力量は申し分なさそう。てか、声優豪華だけどな、このアニメ。しかもやっちゃってる感バリバリだし!

 今回は長くなってもいいかしらん。
ワイルドアームズクロスファイア(WAXC)は、ひたすら混沌いじめてPSP稼ぎ。各キャラ残り4,5つくらいのクラス以外は全て習得済みという状況。もう先に進んでもいいんじゃないかと思いつつ・・・。それにいい加減早く進めてアレクシアを加えたい。大剣担いで先陣で戦うお姫様ってのは萌える。スキル名に『プラウド』『陣頭に立つは王家の務め』などがあるのも燃える。

ドラグナーズアリア購入しました。予想通り、見た目の美麗さに反して地味なゲームです。現代の日本の描写に慣れてしまった人には推薦できない。
また、システム的にももたもたしており、快適とは言えない。
でも、始まるとなんかダラダラとやっちゃうのよね〜。つまらないけどおもしろいという意味不明の評価。
で、通信モードもやってみたいんだけど、他に持ってる人いなさそうだからなぁ。
ちなみに人気ないみたいだけど、ユーフェの電波っぷりは割と嫌いじゃないんだけど。どうせ正体はアレなんだろうし。


2007/8/22:
失格。失格。失格。

 2chのキスダムスレ、『>1乙』じゃなくて『>1失格』なのな(笑)

 というわけで、あまりに衝撃的な展開だったキスダム。記憶喪失したかつての彼女をかつての仲間に寝取られて、主人公はみんなを守ろうとヴァルダ、ヴァイレ、ヴァラールと三角錐の陣を組んで暴れ狂う巨大型の雑魚に突撃。そして死亡・・・え?(爆)

主人公、死んだのかよ!(爆)
しかもその程度の雑魚と相打ちかよ!(爆)
この先どうすんだ!?(爆)

 まあ、もうどうなるか全く読めない展開でビックリ。さらにはかつてのヒロインは記憶喪失な上に、哀場のことを狂ったように拒絶しまくりで、とてもあの冷静だった主任だとは思えない。七生も裏返り+寝取り大成功で狂ったようになってて気持ち悪い。というか、もう出てるキャラでまともな思考をしてるのは妖精さんだけ。その中でも実体化したヴァルダに人気が集まるのは当然の事態。そこでもしもヴァルダと主人公が結ばれた時の会話を妄想してみた。

ヴァルダ:「シュウ、朝だ。起きろ」
シュウ:「うーん、うっせーよ」
ヴァイレ:「失格」
ヴァラール:「失格」
ヴァルダ:「失格。起床時間を過ぎた」
シュウ:「うるせー!」

・・・・・色気ない。

 クレイモアも原作と違いが。プリシラが覚醒者であることをラキが死る。しかもプリシラが裸で内臓食べてる姿を目の前にして。どうすんだ、これ。
うーん、原作でも可能性の一つとして考えてるけど、ラキがイースレイに改造されて覚醒者になるってのも・・・あり、か?

 そういえば劇場版アクエリオンやるんですよねー。また単純な総集編みたいになってるだけなのかなー。でも、もう一度観たいと言えば観たいか。


2007/8/20:
マリーの人

 土曜の夜にいつものゲーセンに行ってKOFMIAで対戦。俺達が到着するとほぼ同時に不確定名『マリーの人』も一緒に到着。詳しくはリンク先の7/30の記事参照のこと。

 この日は俺とは2回ほど対戦して、どうやらそのまま帰った模様。普段なら何度も乱入してくるのに、何か心境の変化でもあったのだろうか。

 ちなみに最近の進化は、強飛燕疾風脚→斬烈拳SC龍虎乱舞が使えるようになったこと。
それと使用キャラにクラークが追加されてたものの、必殺投げ→Fエルボー→ブルアウトB→ネックブリーカーの流れがFエルボーで止まる。正直、喰らい投げや打撃を前転で掻い潜ったりして徹底的に投げにくる後輩Mのクラークの方が怖い。
 で、後輩Mとも話してたのが、彼のスタイルは10年前の流行だったということ。つまり、スト2時代から、マーヴルやGGXなどのコンボゲームが出る前の戦い方に近い。その為、殆どSAを使わずに必殺技や判定が強めの技による攻防を行っているわけで。マリーの人よ、このゲームは比較的コンボゲームだから、SAは覚えてきた方が・・・。いや、SAを使わなくても究極的には捌いてく手もあるけど。

 その後、彼氏がやってる影響なのか、女性が乱入してきてホホウな気分。いや、身近に格ゲーを堪能する女性がいないだけだけど。ああ、でもLEONAはKOFやメルブラやったと言ってたなぁ。
それはさておき、この人・・・うーん、不確定名を『クーラの人』にしよう、は、結構強い。特にニノンが。普段はアルバ、ニノン、クーラだけど、アッシュ、アルバ、クーラとかも使ってたなぁ。まあ、アッシュは分からん殺し状態になってて、キャラ性能そのものに引っ張って貰ってるように思えたけど。ニノンの方が色々工夫が入ってるように感じた。クーラよりニノンの方が印象的だったなぁ。アルバは・・・BBD→縛龍散打が印象的だったか。
何にせよ、結構遊んで貰った。そこそこレベルが近いのか、やってて楽しかった。

 未だに明確に決まらない自分の三番目のキャラ。キャラクター的に好きではないんだけど、SAや技が面白いナガセを練習。実はMI2の頃に少し練習したので、→A・→A・→C・D・↓AB・D・D・D・エリアルスパイラルはすぐに出来るようになった。改めてやってみるとSAが結構面白い。崩しなどの研究は必要だけど、少し使ってみようと思う。

 ワイルドアームズクロスファイア(以下WAXFと略)は現在2-3まで進み、ブラントウッズの這い寄る混沌でPSP稼ぎ。
ここまでのステージでは1-14、2-1辺りが難しくて全滅を経験してる。2-3もDEFの説明でフィアース以外が罠でやるせない気持ち状態になってしまったのには面食らった。VPの関係で待ちによる各個撃破をしていられないシステムを実感したステージだった。
でもDEFの説明まで、「もういっそ、フィアースさんに全部任せちゃっていいんじゃないでしょうか。やるせない気持ちでやる気が出ません。」と、適当になってるラブライナが笑えた。

ラブライナは結構人気のあるキャラで、とても34歳とは思えないおとぼけぶり。なのに時には世事に通じた三十路らしい冷静で冷酷な判断をするをするギャップがいい。


その他、ラブライナの行動(奇行?)

 が、キャラとしてはいいのだけど、ユニットとしては運用しにくい。リヴァイヴ、ダミードールが便利なのだけど、とにかく遅い。素のRES(行動順位を決める項目)が低いのも相まって使いにくい。ただ、このゲームはクラスチェンジとスキルセットが豊富な為、組み合わせによっては面白いものがあるように感じる。

それと地味に頼れるのがフィアース。近接ユニットながら硬いものに強いのと遠隔攻撃のウェポンボルトの使い勝手が良い。コンスタントにダメージを与えられるので地味に戦線に留まっていられるし。特筆すべきはディザームが使えることで相手の人型ユニットの白兵能力を無力化できること。これが地味に効いてくるんだなぁ。

レヴィンはもう言うことが無いくらいに便利ユニット。移動後に使える無属性魔法ブラストと素のRESが高いので、正に切り込み役。

ログナーは移動後VP回復のお陰で安定感がある。ブーメランも使いやすいが、いかんせんATPとSORが低いような・・・。

そんな感じで楽しい。いつでもスリープできるSRPGってのが、とても手軽で良い。

ハピラキ☆ビックリマン
ボチボチ話が進んできた。ヒミコも覚醒するのかしらん。

獣拳戦隊ゲキレンジャー
烈の兄貴が4人目のゲキレンジャー。カラーは紫で、狼スタイルでボクサー。でも空手のような回し蹴りを多用している辺りに作りの甘さを感じ得ない。激獣拳だからと言えば片付く話だけど。それに犬科は足部を武器としては使わないだろうに。やはりデカレンジャーを越える戦隊物は難しそうだ。

仮面ライダー電王
お化け屋敷で怖がる余りに侑斗を呼んだデネブ。デネブを心配する侑斗は、残り二枚のゼロノスカードを使うのを躊躇うが、決心した顔つきで武装してデネブの元に急ぐ。が、そこに居たのはお化け屋敷で怖がる余りに腰が抜けたデネブだった。
そりゃ侑斗も怒るよ(笑)

天元突破グレンラガン
後半までは島の学校で教師として過ごしたヨーコの回想。子供達と過ごし、触れ合ったヨーコにロシウから「あなたは生き残るべき人だ」という連絡が届く。かつて自分の村の神父が人数調整の間引きしていたように、ロシウも今、選民して間引きする道を選び、誰もがやるせなさを感じてきた今までの流れ。そして大気圏を突破したアークグレン(閑話:アーク=ARC=箱舟)を待ち伏せるアンチスパイラル。徹底抗戦するもじわじわと戦力を失い、戦いに対する人々の不安がアークグレンの螺旋エネルギーを低下させ、「自分にはここまでなのか」と、絶望するロシウ。
一方、地球に残ったグレン団はシモンを助け出し、整備されたかつてのガンメン及びグレンラガンに再び搭乗。そしてシモンはグレンのパイロットにヴィラルを誘う。「人類の生き様を見る特等席だぜ」
そして絶望するアークグレンの前に現れるグレン団。「俺達は誰も見捨てない!全員救う!」
今までの鬱屈した雰囲気を吹き飛ばす豪快な啖呵で熱い回でした。爽快。来週で地球圏の戦いが終わって、その後は第一話のようにいよいよ螺旋の生物vsアンチスパイラルの全面戦争か。
「敵の数、無量大数(10の68乗)!」
というか、次元すら捩じ切るようになるという究極螺旋兵器であるグレンラガンなら、戦える数か。

ヒロイックエイジ
黒のノドスが結構格好いい。
そしてようやくやっと愚兄達とおさらばできた!あの人非人な無能ぶりも聞けなくなると思うと、寂しさを通り過ぎて爽快感を覚える。

瀬戸の花嫁
おやっさん(萌え猫キャラにコスプレ)に、江戸前の(萌え女子高生キャラにコスプレ)、そして政さん(萌え妹キャラにコスプレ)、萌え過ぎです。
つーか、政さんの「おやっさんが黒と言ったら黒、白と言ったら白なんだ」という忠義っぷりは、日本人なら誰でも慕うが、その渋い声のままで「お兄ちゃん、起きて下せぇ」は怖いよ(笑)

 某メルマガを読んで知った、ちょっと誇らしい話。
1947年のインド独立には、日本軍が協力していたそうで、その特務を任されたF機関の藤原少尉の活動は如何にも日本人的。興味ある方は国際派日本人養成講座インド独立に懸けた男達(上)を是非御一読。


2007/8/18:
ドグラ・マグラ読了および解釈

 ドグラ・マグラ読了。面白かった。凄い作品だと思う。読後、幻魔怪奇探偵小説と評されたのに納得してしまった。

 全体として区分けすると、こんな感じに分かれている。現在では差別用語になっている言葉もあるかもしれないが、それは原作に従ったということで理解してもらいたい。

 こうやって全体を書いたのは、こうやって書いても本編の理解に全く役に立たないからで、これを知ってから本編を読んでも新しい刺激を得られる作品である。
そもそも最後まで読んでも、果たしてそれが結末なのかどうか分からない。人によって解釈が違う。
そういうわけで、感想がてら自分なりの解釈を書いてみようと思う。

解釈1
本編は現実であり、「わたし」は呉一郎である。

解釈2
本編は夢であり、「わたし」は呉一郎である。

解釈3
本編は一片の細胞が見てる夢であり、「わたし」は呉一郎の一片の細胞である。

解釈4
本編は心理遺伝の幻覚であり、「わたし」は呉家の子孫の胎児の夢である。

解釈5
本編は心理遺伝の幻覚であり、「わたし」は発狂させられた呉家の血に連なる男子である。

解釈6
本編は患者が書いたというドグラ・マグラの内容である。

解釈7
本編は患者が書いたというドグラ・マグラの内容を読んだ誰かの細胞の夢であり、「わたし」はそれを読んだ誰かの細胞である。

 と、一回読んだだけでこれだけ並列に解釈した。これはどれも本編の真実であって、どれでもあるしどれでもないのだと思う。この思考泡影ではクトゥルフ神話に出る『全にして一なるもの』Yog=Sothothをよく例に挙げるが、このドグラ・マグラという小説そのものもまるで『全にして一なる』ようなもので、様々な解釈ができるものの、それは全てドグラ・マグラという一編の小説である。正に幻魔怪奇小説という代名詞は相応しい。

 そもそも本編に奇妙なトラップがある。時間軸である。通常、小説は時間的に連続した話だという前提で読む。時間的な変更がある時はその注釈が行われるのが然るべきで、本編でも今日は大正15年の云々という文があり、そこで読み手はイメージを作るのだが、読み進めるとそれを否定される。そしてまた前提が否定される。読み手は狐につままれたようになり物語のイメージは破壊され再構築しようとするがイメージしてた前提が否定されて混乱する。

 例えば、読み始めれば「わたし」は「呉一郎」その人だと思う。劇中の人物も「わたし」に「呉一郎」であることを示唆する仕草を見せる。個人的には『空前絶後の遺言書』のくだりが終わった時点で、自分のそれは突然否定された。衝撃だった。まるで文字がドーンと音を立てたように思えて、腰痛を忘れて上体が跳ね起きた。想像していなかった展開である。これにより上巻と合わせて500ページほどまで頼りにしてたイメージしていた時間軸が破壊された。今考えれば、あの時にドーンとなったのはこのイメージが破壊された音だったのかもしれない。
そこから自分は今までの時間軸を頼りにしないで読むことにした。これは連続した時間軸ではなく不連続な時間軸の出来事なのだと思うと、「わたし」が呉一郎である必要がなくなってしまった。
そうなるとあらゆる可能性の「わたし」が現れてきた。文章はそれを否定も肯定もしないままに進む。そうして混乱のうちに本編は時計の音と共に終わる。

 読後はまるで死美人腐敗画像を見た呉一郎の如く、ぼぅとしてしまった。全ては語られた。しかし何も分かってないようで、全てを理解したようでもある。その中で言葉にできた解釈が上述の解釈群だと言える。もう一度読むとまた変わるかもしれないが、とりあえず現在はこんな印象なのである。

 と、まあ、こういう風に何度も読める奇書であるわけで。ちなみに俺が購入したのは角川文庫なのだけど、この表装がまた妖しい。上下巻ともに半裸の女が陰部を突き出した艶かしいポーズで、その陰部を隠すように『角川文庫』というラベルがある。それだけなら、どこぞの官能小説かと思うのだが、その女の眼がヤバイ。どこかイってしまっていて、常人の顔つきじゃないので、これは官能小説ではなく狂った何かであると感じる。ちなみに夜中に薄ら明かりで見ると絵を見ただけで呪われそうで怖いのよねぇ。

 ここまで読んで、興味を持った人にはお薦め。ただし、初めて読むと『キチガイ外道祭文』のとこは読み進めるのが辛い。チャカポコ チャカポコいう韻は印象に残るけど、基本的にだらだらした批判文だから。でも意外にキーワードになってたりするから、出来れば読んでおいた方が後半部分がグッと引き締まって「ああ!」となるんだけど。まあ、飛ばしてもいいけどね(笑)


2007/8/17:
国内気温新記録だった盆休み

 埼玉の熊谷で40.9℃を記録したそうで、うちの方も38℃というクーラー無しではいられない気温で、日本国内どこでも暑さで大変だったろうと思う。

 友人CARCASSが家を新築したので、盆休みの顔合わせがてら、新築祝いを心ばかり渡す。でも、改めて考えれば、家具や食器の方が良かったのだろうかとも思う。うーん、でも家具とかって、自分のイメージにそぐわないものを渡されても、後で困るんじゃないかなーという気がしなくもない。
散々散らかっている自分の部屋で言うのも何だが、親から貰い受けた机やベッド、棚なども、今となっては収納力の無さに不便を感じる。金が無いから、とりあえずこれでと言われたものをそのまま使ってる自分も悪いか。昔買った本を見れば、思い出す出来事もあるが、過去に縛られず新しい未来を受け入れるための捨てる勇気もいい加減出さないとならんかもしれない。

 暑い中だらだらとPSPでワイルドアームズXFをプレイ。Act1-14まで進む。フリーバトルでコツコツと各キャラのクラス育成をしつつ、ゆっくり進行するものの、Act1では力押しが通用しない為に敵が手強い。レイパネルという特殊地形の効果を利用する敵が出た時は本当にこれで進めるのかと思ったものだ。ジオニックルーラーのトランスレイトでレイパネル上で強化されてるモンスターとの位置を入れ替えるという仕掛けに気付くのに時間を要したが、なかなかに凝った趣向だと思う。歳を取ったせいかメインキャラのレヴィンの言動が子供っぽくて癇に障るものの、運用し易いので重宝する。逆に無口なフィアースは俺が守る魔人って感じだが、ディザームやウェポンボルトなどが地味ながらも頼りになるのが良い。あとラブライナ。34歳の癖にお茶目すぎる。うーむ、こういう三十路キャラもアリか。

 うたた寝を挟みながら、だらだらとドグラ・マグラを読み進める。現在やっと全体の70%くらい読んだというところか。起承転結の転に差し掛かって、二転三転どころか何度も転がり変わる展開に、なるほど、これはもう訳が分からなくなるなという印象。分からないけど面白い。自分自身の自己診断では多分、精神的におかしくはなってないと思う。
少なからずこの意外な展開には魅せられている。今までの手法も面白い。これをそのまま映像化しても訳の分からないものになるだろうと思う。映像作品はあって、俺は観ていないけど、やはり大分脚色が入ってると聞いた。そりゃ、文中でも面倒だから垂れ流すと言ってる論文を映像化しようとしたら、論文の垂れ流しが適切だろう。中身もぶつ切りな報告書みたいなものだし。
とりあえずここまで読んで分かった事は、この小説は読み手を選ぶ。それと少し変なタイプと言われる人間が好むだろうということである。

 後輩Mと買い物に行った際、暑い暑いと車のクーラーをガンガンとつけて風に直接当たったままに眠ったら風邪を引いた。しかしさすがは夏風邪といったところで、水枕をして一晩蒸し暑い部屋で寝たら、すっかり直ってしまった。そりゃ外気は下手すれば体温より暑いのだから、体内に入ったウィルスも溜まったものではないだろう。
ちなみに当日は、PSPで遊んだりや本を読んだりする時に同じ姿勢でいた為に腰を痛くしていたのと、上述の理由で頭痛がしており、それなりに辛かった。
が、サムスピ天下一剣客伝で、後輩Mの幻庵が大活躍。必殺の画面端バックジャンプ大斬りで、ラスボスの我旺を含む全てのCPUを倒してエンディングまで見せてもらった。自分自身、覇王丸といろはで我旺まで行ったものの倒せなかったから、こんなチープ凄い技でクリアできるとは知らなかった。
また、この時にストZERO3を久しぶりにやってみた。ザンギとリュウでクリアして、何気に面白かった。このゲームの為に毎週夜遅くまでゲーセンに通ってた頃から、かれこれ10年以上は経過したか。格ゲー全盛の頃だったが懐かしむようになってしまった。今のゲーセンは1プレイ300円コンティニュー200円とか、高額なトレカゲームが全盛だもんなぁ。最近のゲーマーは金持ってるなー。俺らが格ゲーやってる頃は50円のゲーセンを選んで足を運んだものだけど。

機神大戦ギガンティックフォーミュラ
色々な思いを経て、スサノオ十式vsユーノア8。スサノオがあっさり勝利という展開。いやー、凄い長展開かも。主人公が戦わないからと評判はあまり良くないのね。個人的には面白いと思うんだけど。

鋼鉄三国志
相変わらず露骨にホモい。でも何故視聴してるのかと思ったら、これ、音楽が好みなんだと気付いた最近。

デルトラクエスト
設定を知って、ああやっぱりなるほどな、と。でも安心して見れるのは良いわ〜。

エル・カザド
うーん、よく分かりません。エリスは萌え。

キスダム
哀羽シュウの切れっぷりが?だった。そういや哀羽シュウと主任の恋人時代な描写が全く無いんだから、ヴァルダのシュウへの傾きぶりが目立つわけだ。ま、妖精さんの為に見てるとも言う。ちょっと失敗すると「失格」「失格」「失格」と三連呼されるのは笑える。

クレイモア
多少描写は違う部分もあるが原作通り。風切りのフローラが思いのほか可愛い。でももうすぐ真っ二つなんだよねぇ。ちなみに画質も良いので、原作を読んでるのに毎回観てしまう。首はねなどの描写もギリギリの線で描いてるので、迫力あるストーリーになってると思う。

仮面ライダー電王
ウラタロス、キンタロス、リュウタロスが消えるものの、新フォーム登場で復活。新フォームはいいんだけど、右肩に付くウラタロスの顔が動くたびに安っぽくカタカタしてるのが少し寂しい。平成ライダーは途中から二重変身するのが特徴だけど、印象強いのはクウガの最終形態アルティメットフォーム、ブレイドのキングフォーム。強大な力と暗黒面を持つという危ういバランスが良いのよね〜。
ところで、ゼロノスのカードがそろそろ切れるらしいけど、そろそろ新しい展開が?

天元突破グレンラガン
ヨーコ登場。ロシウ絶望。愚連隊であるべき大グレン団復活の兆し。やはり政府機関的なやり方ではらしくないよなー。大分鬱々とした展開で進んでるので、そろそろ爽快な展開が観たい。早く届けよ、コアドリル。

ヒロイックエイジ
姫が銀の種族と接触。契約というものが、数だけ指定されてその中身はそれぞれに任されていたことが判明し、そういう仕組みにした金の種族の意図を考えるという話が出たけど、この伏線回収できるのかなぁ。

瀬戸の花嫁
萌え展開というか、それぞれの壊れっぷりが大変面白うございました。その中で永澄の警戒っぷりが既に中学生では無い予感。今週の政さんが復活。政さんが酒を共にする相手は・・・永澄の親父かよ!(笑)
「妻を返せ!!!」
「いや・・あっしは何も・・・」
辛いなぁ、政さん(笑)


2007/8/10:
PSP版ワイルドアームズクロスファイア

 なんかSRPGになって結構面白いと聞いたんで、興味が出てきたんですけど。

 ワイルドアームズというと実は1しかやったことはありません。しかも途中で1回挫折して、放り投げてました。戦闘でやたらと死ぬので。
それでしばらくして経ってからプレイしたら、実は戦闘そのものが仲間の行動順すら考慮にいれて行動しなくてはならないと分かり、敵の過剰な状態異常攻撃などと相まって、戦闘が非常に面白かったのと、MAPの謎解きがパズル要素などを含んで面白かった。
 よって、この新作も少し気になるんだけど、どうしようかなぁ。

 とあるメルマガにあった話。

最近の日本人てもの凄く妬み嫉みヤッカミが強烈で、ですからこういうメルマガの文章にしましてもかなり気をつかって書いている

 ふーむ、これは確かにあるかもしれない。なんというか、最近は言葉に気を遣うというか、以前よりも人が神経質で過敏になってるようには感じる。だから、本当に話をしたい時はある程度親交を持った人とじゃないと、何を言われるか分からなくて言葉にしない方が多くなったもんなぁ。余計なことは言えなくなったというか。

 以前ここでも書いたと思うけど、生物が密集するとその遺伝的特性は強者のみ生き残るというパターンから、複数の遺伝的特性が共存するようになるという説がある。
昭和10年に書かれたドグラマグラを読んでいたら、世界人口20億と書いてあった。俺が小さい頃は50億だった。今は70億くらいになるのか。昭和10年は西暦1935年だから、72年の間に50億人の人間が増えたというわけか。地球表面における人間の密度も高まってるし、かつてのように疫病や天災、大戦争で一度に多くの人間が死ぬ事は少なくなった。その代わり、安全性の高い先進国家では出生率が低下してるように思うけど。
まあ、こういう風潮になってきたのも、そういった遺伝的特性の発芽なのかもしれない。でも安心して会話できないのは嫌だなぁ。

 そうそう、以前ここでも書いたけど、テレビでやってたという境界性人格障害という症状なんだけど、テレビで放映した殺人を犯してしまった事例は、かーなーり極めて特殊な事例であって、境界性人格障害だから殺人を犯すわけじゃないという事をテレビで謝罪してた。ぶっちゃけ、この症状の人が犯した事件の数よりも、正常な精神の持ち主が犯した事件の数の方が多いだろうしね。
そもそも、精神障害の人だったら、自分の症状を治したいという思いが、その時点での最大の目標になってるであろうし、病気を治したいと思わない人はいないだろう。
でも健常者は、そういう面は満たされてるから、次は金と権力の甘露を忘れられなくなるんだろうねぇ。

 ま、そういう訳で、身近にそういう人が居ても変な偏見を持つべきでは無いよという話。テレビ局が謝罪してたから、俺も下手な煽りを受ける前に先に明確な線引きしておいた方がいいと思って。

 あー、しかし暑い。PCを起動すると我慢大会級に室温上がる。暑さ、寒さも彼岸まで、か?(笑)


2007/8/9:
「失格」

 KOFMIAで、笑龍を少々練習。ゲームスピードが速いので、全然コンボができない。構えキャンセルってできんのか、これ。また、波動拳コマンドx3回以上、竜巻コマンド2回以上を連続入力するのも、丁寧に入れないと出来なくて、次のようなコンボとか忙しくて途中で手が混乱する。(数字はテンキー配置、Unicodeが使えないブラウザ用に)

虞姫献杯時
A>A>A>B>C>D>↓↓B(貂蝉翻身へ移行)>↓↘→(236)B>↓↘→(236)B>↓↘→(236)D>↓↓+A(虞姫献杯へ移行)>CD

貂蝉翻身時
B>B>D>↓↘→(623)C×3>↓↓A(虞姫献杯へ移行)>6D>D>←↓↙(421)D>C>↓↘→(236)B×3/超必

というか、構えを変更したところで満足してしまって手が止まるんだろう。なかなか鮮やかには戦えそうにない。

 もっともそれ以前に、未だに難易度ノーマルでノーコンクリアができない。クリアしようとすると数回コンティニューを必要としてしまう。ストーリーモードが無いので、タイムアタックでは最後までいかなくてもいいやと思って、負けたところで終わりにしてしまうので。
うーん、これってアレだな、3キャラだと覚えることが多いから、タッグマッチの2本先取ルールの方が好みだったかも。ま、MI3に期待しておこう。ゾア編の結末がどうなるか興味ある。

 興味があると言えば、KOFのストーリーを調べて、オロチ編、ネスツ編、アッシュ編と、KOFは3作毎にストーリーがあったというのを初めて認識した。名前だけは聞いてたけど、オロチ編は草薙京が主人公、ネスツ編はK’、アッシュ編はアッシュと、主人公が代替わりしてるのは知らなかった。KOF96の時点でKOFには手を出さなくなったからなぁ。アッシュ編も、アッシュが何者なのかすら未だに不明だしねぇ。

 そうやって色々調べてる内に、格ゲーがいつの間にかシューティングと同じように衰退したジャンルになってるというも再認識。新システムの追加は覚えることが多くなり、喜ぶのは従来顧客だけ、かと言って簡単にすると、多少の新規は増えても、従来顧客を満足させられず客離れというゲーム業界の厳しい事情らしい。

 一時期はカードゲームの類もOuest of Dなど、目新しさとマルチプレイでハマッたことがあったけど、度重なるバージョンアップでシステムの複雑化及びそれによるプレイ代の増大が気になって止めたしなぁ。振り返ってみれば当然なんだけど、6時間で2万使うって凄いペースだよね。1日手取り1万稼ぐことを考えると唸ってしまう。

 ゲームを作るのも大変だなと思いつつ、俺自身が次世代機をどれも買ってないことも同じかなーと思う。Wiiはパーティゲーム用で一人でじっくりやるのに向いたゲームは少ないし、XBOX360はMS社が最近苦手なのと、ゲームする度にしてるらしい謎のアクティベイションっぽいのが嫌い、PS3はソフトが無いし高い。
 正直、今度出る新型のPSP-2000ならTV出力可能だし、ソフトの傾向もやり込み系だし、これだけで良い気がする。最大の問題はネットを通したプレイだけど、不安定ながらKaiがあるから、それで出来ればとりあえず文句は無い。そういう点ではDSは任天堂がサーバーを提供してるのは良いんだけど、やりたいゲームが無いよ。ああ、でももしも今度でるDQがトルネコの不思議なダンジョンみたいに、ランダムダンジョンでHack&Slashなマルチが出来るというなら買う。
結局、高性能の据え置き機ほどの表現力はもう要らないという流れもあるのかもしれない。表現力は既に飽和する状況になってるから、ゲームそのものに質を求める流れが少しずつ大きくなってきてるように思う。よって、携帯機でありながら据え置き機みたいに使えるPSP-2000は良いと思う。これでコントローラ部分の交換が可能か、或いはサードパーティの使用も可能になればな〜。

 ま、自分がエンドユーザーだからこその言葉であって、自分で製作するとなったら、あまり博打は打たないかもしれない。

 フルハウスのセカンドシーズンが届いたので視聴。何の気なしに観てたけど既に22話中5話を消化してしまって、サードシーズン以降の購入時期も早いかもしれない。

キスダム
第4話で総集編となった時はどうなることかと思ったけど、なかなか面白い話になってきてて、スタッフ達が努力してるのが伝わる。でも画質は明らかに落ちてる。が、仕方ないんだよなー、結局アニメーターの仕事って自働化できる部分が少ない割に給料安いって話だから。最初は文句言ってたけど、今は面白い作品だと思う。なんだかんだ言いながら毎週見てるから、スタッフには頑張って欲しい。
シュウが恋人であるユノの存在を認識。そのユノは記憶を失って毒で死の狭間に陥って、裏返って以来、恋人だと偽っている七生シュウが「ユノは俺が助ける」と裏返り者の死にフラグを立ててる。で、ヴァルダ達もシュウに絆されて、呼び方が『相羽』から『シュウ』に変わる何気に萌え展開。
何気に毎週見てると相羽シュウが凄い頑張ってるなーと思う。死んだのに生き返らされて勝手に救世主と言われて殺したくないのに仲間を殺さなくちゃならなくなって、それでも前に進むのを諦めないし、「ユノとの約束を守る」と言う姿勢が好感持てるのよね〜。
ちなみに今回のタイトルはヴァルダ達の口癖。

機神大戦ギガンティックフォーミュラ
こっちは最初から今まで重厚でしっかりした作り。って、イシュタル12があっさり負けた上にパイロット、トランスレータ共に死亡かよ!でも、それを倒したユーノワ8側もやるせない表情。うー、戦いの悲惨さが伝わって苦い感じだけど、目が離せないのよねー。


2007/8/6:
無双Empires

 2chのスレを見てたら、またやりたくなって、三国と戦国の両方を引っ張り出し、プレイしました。

 三国無双Empiresは、どうも途中で止めていた争覇モードがあって、司馬懿モーションにしていた新武将でやってた模様。司馬懿は三国無双3の頃に、あの高笑いが好きで好んで使った時期があり、それなりに使い慣れているのですが、やはり無双乱舞の時の「フハハハハハハハ!」が無いのは少々寂しい。でも、妖艶の台詞がなかなか気に入ってたので善しか。
自勢力は蜀の辺りの一大勢力化していて、曹操、孫策、劉備に囲まれ、北の曹操が馬騰勢力を併呑した後、しつこく攻められてましたが、凌統モーションのエディ娘でこれを毎回撃破。孫策が曹操に攻め込むや否や、こっちと同盟を求めてきました。結んじゃうと楽になっちゃうけどなーと思いつつ、三年間の同盟を締結し、自勢力は孫策を攻撃して併呑。その翌ターンには劉備も併呑しました。曹操は北の三州にいた袁紹を併呑し、動きを見せませんでしたが、ちょうどこっちが劉備を落とし翌月に同盟が期限切れになり、すぐ隣の州に曹操が居たので即攻撃して全国制覇。

 戦国無双2は、新武将を作成スレで信長モーションと一般槍で面白い案があったのでそれを作ってみたくて。
以前の信長モーションのは固有技能も信長と同じ快刀乱麻でしたから、固有技能を青雲之志にして作り直します。槍武将は一閃+電光石火。チャージ攻撃を特殊構えでキャンセルして一閃というのが可能で、使い始めてみるとなかなか面白い。
それで模擬戦で千人斬り→地方統一戦でスキル獲得→全国制覇をやって楽しみました。

 うーん、どっちもそれぞれ味があるんだよなぁ。まったりと根詰めないでゲームしてたいって時に丁度いいゲームだわー、Empires。特にほら、仲間のAIが結構頑張ってくれるし良く喋るので、共闘感があって楽しい。俺達で国を広げようぜ、みたいな。

 フルハウスファーストシーズン全話視聴終了。
最後に監督の現場話がありましたが、このシーズンでは赤ちゃんを使ったことや、番組ランキングなどで、毎回必死だったと語られています。視聴する方は気楽ですけどね。
回を追うごとにキャラがこなれていって、半分を過ぎた頃にはすっかり馴染んで楽しくて、すぐに次が観たくなって、観終わった途端にセカンドシーズンを注文。思わず現在出ているフィフスシーズンまで全部注文しようかと思いましたが、随時購入していくことにしました。いくら1シーズンが7,000円程度といえど、今月だけで5シーズン分も買ったら35,000円ですからね。

 ドグラ・マグラを読み進めて「胎児の夢」の章に入りました。
どうもこの頃の代表作ってのは精神障害系の小説が多くないですか? 太宰治 とか。俺がそういうのばかり読んでるだけなのかもしれないけど。
まあ、面白いかどうかと聞かれれば、面白いですけど、そっち方面の話が好きじゃないなら読まない方がいいかも。

ハピラキビックリマン
まあ、そういう話だろうと思ったけど、果たして今回の話を2週も使う価値があったかなぁ? ビックリマンはこういうの多くて困る。

仮面ライダー電王
今週も映画とのコラボ話。8/4封切りだからタイムリーだし、映画も少し観てみたくなったんで面白い構成だと思った。

天元突破グレンラガン
シモン、頑張るも捕まって死刑判決。戦闘後に拘束される。自由を求めた戦いが、絶望への階段だったとは。だけどロシウ、賢しすぎる。どのキャラの気持ちも分からないまでもないから切ない展開になってる。
アンチスパイラルのメッセンジャーになったニアの左薬指にシモンが送った婚約指輪がはめられていて、シモンもそれに気付く。果たしてこれは復活のサインか、死ぬ予告のいずれか。

ヒロイックエイジ
いい加減に兄共を何とかしてくれないと、観ていられないと思った。虐殺を誉れと喜ぶ姿は観るに耐えない。

瀬戸の花嫁
修学旅行な萌え展開。

深夜に仮面ライダー555パラダイスロスト。
ふーむ、こうやって観るとクールな話だったな、555。木場は映画でも信じて裏切られて裏切って信じてと忙しい。
ま、久しぶりに観た555は面白かった、と。

 そういえば次世代ゲーム機ってまだ何も買ってないんだよなぁ。いまいちやりたいと思うゲームが無いってのがあるんだけど。それに最近の家電やPCの発熱は俺の部屋の室温を上げる原因にもなってるし。冬はストーブいらなくなってきてるし、夏はあまりに暑くて起動させる気にならない。それなのにゲームそのものはそこまでのハードウェアスペックを要求してるわけで、PS2で遊べるゲームがあるのに、そこまで金かけて新しいゲームにこだわることも無いかなって気にもなってたりする。そもそも、PS2の時点で積みゲーというのが出てきてる訳だし、これ以上時間を割ける訳でもないし、かと言って、ライトゲームと銘打って脳トレや中途半端なゲームをやりたいわけでもないしなぁ。


2007/8/2:
コードギアスなど

 朝4〜5時などという社会人にはキツイ時間だったにも関わらず、コードギアスの録画を忘れたのだけど、後輩に録画したのを借りることが出来た。感謝。

 えーと、これで終わりじゃないのかよ(笑)
 なんか解説しようとするとネタバレになりそうだけど、細かい伏線は忘れてたらしく、大局的な部分しか覚えてなかった。とりあえずオウギ君は災難だった。
ルルーシュってアレだよな〜。正直、ギアスの能力以外は少し出来るって程度なんだけど、背伸びして頑張ってるところが共感というか、カリスマを生むんだろうか。いつもテンパってる感はあるけど。ところでC.C.はやっぱりこれで・・・?

 機神大戦ギガンティック
このアニメ、視聴前はかったるい感じがするんだけど、いざ始まると面白くて引き込まれるんだよな〜。流石は後藤御大ということなのか。
今回はベネズエラのケレス4vsインドのイシュタル12の戦い。イシュタル12って、バーチャロンに出てそう。パイロットとトランスレータはベネズエラが親子、インドは帰化した金髪女占い師と女性科学技術官。技術官が占いを原始的だと言ってたけど、インドの占いって、凄い緻密な計算を元にしてるから、あながち非科学的でも無いのになぁ。
ちなみにケレス4を提供した国は、白いゴーグを持つアメリカだったらしい。でも勝利したのは強力なバリアと拳を装甲で包みそれをドリルみたいに回転させて放つ物理攻撃、さらにそこからエネルギーウィップのようなものを出して相手を切り刻んだインドのイシュタル12。ベネズエラのギガンティックはエネルギーアンカーと両手のレーザーだったか。意外だったのは、イシュタル12が女性形でフレアスカートを履いたような形状だったのに、かーなーり格闘仕様だったこと。が、イシュタル12のパイロットのCVは井上喜久子さんだったから、それで全てOKって感じ。

 DVDで買ったフルハウスが面白い。毎日視聴してしまう。今は音声英語、字幕日本語で楽しんでるけど、世相を反映した駄洒落などが国内向けに調整されてるという吹き替えも楽しめそう。NHK教育で放映してたのと同じだけど。値段も1シーズン辺り1万未満なので2シーズンも買おうか財布と相談中。最近無駄遣い多いから、来月の方が無難かな。

 KOFMIAで、コンティニュー3、4回してやっとステージ8に突入。難易度はデフォルトのノーマル。俺、弱し。ゲーセンではもう戦えるレベルではないかもしれないけど、後輩Mや弟とやってると時間を忘れるほど楽しいのは、技量がほぼ同じくらいだからなんだろう。

 テレビの仰天ピックリニュースで境界性人格障害の女性が起こした事件についてやっていた。うーむ、喧嘩する程度ならいいが、この事件のように殺されてしまっては元も子もないなぁ。
境界性人格障害は女性に多いらしいが、男性の場合は自己愛性人格障害というのが多いらしい。Wikipediaを見てみたら、自覚症状なしとのこと・・・つーか、これ、思い当たる人達が身近にいるなー。暴力は振るわないけど、言葉遣いがよくない。性格かと思ったけど、障害だと考えれば理解のしようもあるか。
もっとも、以前知り合った人で、俺が強迫観念症だろうと疑った人もそうだったけど、この手の障害は自覚することそのものが難しいよなぁ。まあ、どっちにしろ度合いの問題であって、ドグラ・マグラの『地球は狂人の開放治療場』の論ではないけど、少なからず何らかの反社会的傾向というのは、誰もが持ってるものだろうしねぇ。


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