Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2007年1月)


2007/1/29:
ロストレグナム三昧

 発売日に買って以来どっぷり浸かってます。

 背景世界が仮想ローマなので、ストーリーに衆道がありますが、アンティノスが美形・・・とは言え、流石に腐女子も食いつかなさそう。というか、衆道の概念と腐女子のやおいな概念では大分根幹が違う気もしますが。

 週末はたまたま休みが重なった弟と2人でマルチプレイ。予想通りグラディエーター兄弟な俺達。弟は赤染めで俺が黒染めだったので、色は被らなかったことが幸い。しかし、後半の近衛兵との戦いでは、黒、黄、赤という鎧を纏った連中がいて、色のみで判断して気付くと兄弟を容赦なく斬り付けてたりして、互いに「おいおいおいおい!それ俺!」な時も。

 後半戦では結構苦労してゾンビアタックを繰り返すこともありましたが、なんだかんだとサクサクとクリア。

 その後、今度は弟ハイランダー、俺ダークサーチャーでストーリーモード。

 俺のキャラが近接で戦ってると、ハイランダーの横薙ぎで吹き飛ばされたり、俺が【アグニの刻印】で印を刻んだ敵に弟のハイランダーが吹き飛ばされたり。ダークサーチャーはこのアグニの刻印が面白いです。威力もさることながら、敵にアグニ(ヒンズゥーの炎の神)の印を刻み込んで生体爆弾にしてしまうというスキルですが、マルチで使うと緊迫感のある戦いになって面白いです。実際、弟に何回も文句言われました。でも発動速度とかも早くて使いやすいんだよー。自爆率も高いけど。

 あと、予想はしていましたが、ハイランダーはスコットランドのハイランダー(北方高原人)・・・これはそのままか、グラディエーターは前作グラディエーターにも出てたパルティア人、ダークサーチャーはスキル名やスキルアイコンからインド・アーリア人、アマゾネスは黒海沿岸の騎馬民族・・・って、これもそのままですな。
 ダークサーチャーのスキルアイコンが梵字でスキル名にも、インドラ、アグニ、ソーマ、と、ヒンドゥー教の用語が出てきてるのは個人的にポイント高い。また突進スキルが『インドラの光』、爆破スキルが『アグニの刻印』というセンスは好み。

 ちなみに弟と自分の分を交代で進めたので、ストーリーは同じ難易度のを2回やってたりします。まあ、それで合成に使う屑集めにもなるので良いんですけど。

 やはり一作目だし、実験的に意味合いの強い感じはありますが、ものの作りは丁寧ですねー。特にローディングの工夫は素晴らしい。あ、でもこのローディングについてはTOWマイソロも同じくらいだったかも。ローディングはプログラミングで何とか出来るもんなんだなぁ。消費電力の問題はあるかもしれないけど。

 アクションは流石に娯匠、軽快です。やはりドッジの存在は大きいのですが、一つ一つのアクションが小気味良いのもポイント高い。その分、リアルではない挙動もあるのですが、軽快さとリアルさの境界線という部分では、システムにマッチしていて良い感じです。

 ボリュームは少し物足りないかもしれませんね。やり込み度として、何度も挑戦したくなるような極度に強い敵とかいないようなので、その辺も関係するのかもしれません。ただ、誰でも時間を掛けてキャラを強くすれば、クリアできるARPGがコンセプトらしいので、その目的は達成してると思います。

 うーん、REMIXが出ても買うな、こりゃ。具体的では無いですが、もう少し欲しいところはありますからね〜。

 そうそう、それと弟とマルチをして分かったのですが、どうもファームウェアのバージョンによって繋がる繋がらないがあるみたいです。

 俺が3.03、弟が2.82でやってた時に、俺(3.03)が弟(2.82)のゲームにジョインする分には問題ありませんでしたが、弟(2.82)が俺(3.03)のゲームにジョインすると相手方を見つけて参加を承認すると弾かれてしまいました。で、同じ3.03にしたら問題なくジョインできるようになったという話。

 考えられる理由は、ファームウェアの同期というものもありますが、実際問題、2.82以降はセキュリティ関係の修正がバリバリ入ってましたから、ある一定以上のファームウェアじゃないとPSPのシステム系セキュリティが弾いているということ。まあ、ファームウェアは最新にしておいた方が良いって事ですね。

 もっとも最新ファームウェアでは自作関係が使えなくなりますからねぇ。ソニーも自作ツールくらい使わせてくれれば良いのに。

 さて、1月28日から仮面ライダーは新しく仮面ライダー電王に。敵はイマジン?モモタロス?鬼?というわけで、ぶっちゃけタイムパトロールみたいな感じになりそうで、主人公は歴代最弱。いきなりカツアゲされてて、カツアゲ慣れしてて財布にネームプレート入れておくとかしてる辺りが寂しい。

 逆に主人公の契約者と名乗るイマジン?のモモタロス(CV:関俊彦)は派手な性格。派手に暴れられれば何でもいいらしい。決め台詞は「俺は最初からクライマックスだぜ!」「いくぜ!俺の必殺技!」

 また変身時に「ソードフォーム」と言ってたので、いくつかフォームがあるらしい。

 とりあえず響鬼、カブトと深みはあるけど分かりにくい展開が多かったので、今回は分かりやすくアクション性の高い仮面ライダーの模様。というか、第一話を観る限り、戦隊物に近かったような・・・。

 さてさて、続いては相変わらず毎回予想外の展開を繰り広げてるKIBA。ゼットママが過去がジーコによって語られますが、ゼットママが凶暴化してます。首のクリスタル部からスピリットな触手が出てきて、「アミルガウルを使えるようにする為に」他人の精気を吸ってます。更にゼットに対して「私の可愛いゼット、私はお前を愛し、そして憎む!」と言い放つ。・・・本当に母親なの? ぶっちゃけこのままゼットかサギリに負けて再び廃人化しそうな予感。タスクの姫的存在なミーシャというキャラも登場。うん、でもキーラの方が好みだったな。

 そういや週末はPCパーツか服でも見に行こうと思ってたけど、結局ロスレグ三昧で過ごしてしまったなぁ。まあ、無駄遣いしなかったと言えば聞こえはいいか。


2007/1/26:
PS3の運命はPSPが握る・・・かも?

 今更ながら、PSPの使い勝手がPS3を家電LANのセンターユニットにするという構想に現実味を与える気がしてきた。

 むしろ、PSPにはノートPCにおけるドッキングステーションのようなものが必要だと思う。データのやり取りのみだったら今でもPCで可能だけど、出来るならPSPのハードパワーも加味して、画像を外部出力し、据え置き機のコントローラが使えるユニットが欲しい。これでPSPのゲームも擬似的に据え置き機のようにも楽しめる。

 そしてそのユニットがワンセグチューナーとしての機能を備えて、えーっと、あとは何が必要だろう? うーん、どちらにしてもハードの潜在力は高いものの、まだソフトが出揃ってないですからねぇ。Wiiのソフトでも遊びたいってのが無いし、今はまだまだ様子見の方が賢明そうです。

 ところで、実はまだボーナスをろくに使っていません。親父と祖母に小遣いをあげて、17歳以上違う従姉妹達にお年玉をあげて、自分には10,500円のZIPPOライターと、PLANTRONICS Bluetooth ワイヤレスヘッドセット VOYAGER 510WSPTM-UBT2 Bluetooth USB アダプターVanguard: Saga of Heroes (輸入版)PSP専用カーアダプタPSP専用ディスクケース8Pくらいです。

 また、車検の為に積み立てていた定期預金の60%くらいが余剰となったので、とりあえず車やら何やらの為に10万くらい貯金したとしても、まだ結構な額が残ってるんですね〜。

 ・・・・・ええ、そりゃもうVanguardの為にPCパーツに投資しy。(結局これで迷ってる)

 うーん、やっぱジャケット買おうかな〜とか、薄型TV買おうかな〜とか、本棚買おうかな〜とか、まあ、色々ありますね。ただ、部屋が文字通り足の踏み場も無いくらいに本で溢れかえってますので、それを整理しないと物を買うという意識は出ないのかもしれません。

 ロストレグナム買いました。今週はこのせいで気も漫ろで仕事も手に付きませんでした。

 早速グラディエイターを作成。最初は力押しでガンガン進んだものの、★4くらいの難易度、あー、アポロ神殿辺りで思いっきりつまずきはじめました。その頃は□三連(斬)キャンセル巨人の木槌(両手武器・叩)というコンボを基本で戦ってたのですが、それだけでは囲まれて対処できず、タイガーバイトなどのスキルを使うようになるも、スキルだけでは対処しきれなくなり、道具を投げたり置いたり・・・と、行動の幅が広がっていってます。

 一通り遊んだところでダークサーチャーを作成。2chでも言われてるように攻撃範囲が狭く、回し蹴りが命綱というのも納得。意外に吹き飛ばし系の攻撃が多いので、サブ武器は弓の方がいいかも。グラディエイターと同じく木槌を持たせようとしたら、女の柔肌では重くて持てないそうな。

 ところで同日にツインビーポータブル、沙羅曼蛇ポータブル、グラディウスポータブルも出てて、いやー、昔(小中学生時代)はSTGやりこんだな〜と思っていたら、沙羅曼蛇ポータブルにXEXEX(ゼクセクス)が入ってるじゃないですか!!! これ結構好きで高校時代によくやってたんですよー。今まで俺が持ってるゲーム機に移植された事が無いから、購入意欲が湧いてきます。あの触手というギミックがお気に入りなのです。

 宮崎県知事戦のニュースを見て思ったこと。結局、『しがらみ』が無ければ、『そのまんま東』というネームバリューが無くても当選してたんじゃないだろうか。やはり上に立てば立つほど、公私混同しないことを徹底しなくちゃいけないんだろうな〜。ただ、それをすると人間的には孤独を感じて苦悩するかもしれない。そういう時の褒め殺しは効くからねぇ。ま、最初から禁断の果実狙いの人が多そうだけど。


2007/1/22:
今頃新年会

 土曜は会社の新年会で中華街でした。

 店はいつもの店だったのですが、今回は今までと違い、正に本場中国で中国料理を食べてきた後なので、やはり中華街の料理は日本人向けだなと思いました。

 中国料理の感想は、肉は獣臭く、野菜は土臭く、魚は泥臭く、です。まあ、揚子江の近くだったので魚は川魚ばかりでしたしね。むしろ蛙の方が癖も臭みも無く、淡白で鶏肉みたいなので食べやすいかも。

 ま、今回は研修生の中国人も一緒だったので、中華街で出稼ぎしてる中国人と何かを話をしたら、サービスでおまけしてくれるというのがちょっと嬉しかったかも。

 天気は曇り時々雨で寒かったのですが、行きも帰りも渋滞に巻き込まれること無く快適な新年会でした。寒かったので、身体を温めるという紹興酒を飲みましたが、俺には少し強すぎでした。注ぎたがりな人が多いので、自分のペースで酒を楽しめないのが宴会の嫌なとこですがね。まあ、自分のペースだと一杯飲むのに1時間くらいかかりますが(笑)

 翌日、CARCASSに中華街の土産を渡しに行き、そのままX箱360の地球防衛軍3で難易度INFERNOで残された面をクリア。

 始めた時は漫画を読みながらだったので、気が散っていたのか、MAPやら何やらがさっぱり頭に入らず、残された面を一通りやったのですが、どうにもこうにもピンと来ない感じでした。その後、少し格ゲーをやって、仮面ライダーの録画を見た後に始めたら、やっと頭も働き始めたらしく、幾度かやり直すものの、ボチボチとクリアし始めて、難易度INFERNOで全てのステージをクリア、無事にボーナス兵器ジェノサイドカンを入手しました。ジェノサイドガン、初めて使いましたが、攻撃力100,000、爆発範囲1kmという能力は爽快なものの、自爆してばかりで役には立たない感じでした。

 晩飯は久し振りにステーキ屋に。普段は偏食で肉類が一切食べられない後輩Mと一緒なので、肉料理の店は避けてるもので。個人的に好きなんですけどね、肉料理。でも後輩Mが肉を食べると吐くのでダメなんですよ。そのくせ、何がいいか聞くと何でもいいですよ、とかいうから困る。じゃあ、野菜類ならいいかーとか思ってると実はトマトも食えなかったというオチまで付いてたことも。

 ちなみに新年会の時は隣に座っていて、他に食べるものが無いからという彼には、たっぷりエビチリを食わせてやりました。余った分の北京ダックは・・・誰が食べたっけ?

 で、調子に乗って360gも食べたらお腹いっぱい。しばらく肉はいいかな・・・。今度は久し振りに天ぷらでも行くかな〜。

 仮面ライダーカブト最終回。予想通りの大団円でした。でもフランスまで豆腐を買いに行くのはいいんですが、フランスの豆腐は美味いんですかね・・・。フランス料理はソースの文化だと聞いた事がありますが。
 なんだかんだ言って、本編も収まる鞘に収まった感じで個人的には良かったです。やはり全編を通して田所さんのサプライズぶりが笑えた。鬼上司→実は元蕎麦職人で名人→実はネイティブ。で、結局ワームって何だったんでしょうね(笑)

 KIBAも新展開。サギリの救世主化、ゼットママことサラのテンプラー襲撃、ジーコとサラの意外な繋がり。しかし最近はロイアの表情が豊かで萌え(爆) ノアとキーラの再出が楽しみ。特にキーラは髪を下ろして眼鏡を外して出るのかどうかが気になるところ。

 仮面ライダーが終わったので、次の電王がどうなるか。ブレイドみたいに子供にも戦闘が分かりやすいスタイルになるのかも(ブレイドのストーリーそのものは結構難しかったと思う)


2007/1/17:
麻薬的なゲームの誘い

 以前からずーっとチェックしてるけど、相当ヤバイ。2chのスレとか見て、その不便ぶりを見てると、金を掛けてメインPCのパーツを一新して始めてもいいかなーと思うくらいにヤバイ。

Vanguard :Saga of Heroes

 色々と未実装部分も多いし不便だし、コアゲーマーを対象にしてると公式に言われてる。でも、かつてのEQに興奮し、どっぷり漬かったものの、それ以降、満足できなかった、いわゆるEQ難民の為に作ったと、EQを作った連中が公式に言うんだから堪らない。

 個人的にSoVまでのEQが好きな自分としては、あの頃の不便だけど、だからこそ有機的に面白いコミュニティが形成されていたと思っている自分にとっては、麻薬の誘いのように魅力的なのである。

 まあ、それを差し止める防波堤は、PCパーツの金額とEQにハマっていた頃に寝不足で苦しんだ生活。楽しい思い出が輝けば輝く程、その輝きが残す影は暗いわけで。あー、悩ましい。

 で、逆に低スペックでも楽しめそうなのがモンスターハンターフロンティア。要求スペックは少なめだし、PC版だとパッチでバランス調整も効くから、これはこれで期待。というか、βテストに応募中(爆)

 もっとも問題はMHFのディレクターが誰か不明なところ。MHPで神の仕上がりを見せた一瀬氏はMHP2に付いてるだろうから、そう考えるとMHFはF氏。F氏と言えば、得意技は雑魚強化のみだから、初期バランスは最低・・・つーか、雑魚硬すぎ!湧きすぎ!かも。

 ところでロストレグナム、ファミ通では点数が低かったという話ですが、敢えてスルーした予感。人は自分を知る者の力になりたいと思うものですが、ゲームの本質的な部分をきちんと見て紹介、評価する雑誌というのは少ないのですよねー。個人的にマイナータイトルなのに、DPSのゲームはじめて物語に出たり、掲載記事が比較的多かったり、紹介が長い期間において行われたものは面白いというのを、その記事に載せられてついつい自分自身で買ってハマった経験から学んでるもんで。

 逆にファミ通では高得点でも「・・・・・?」なのが多いので危険。むしろファミ通の評価は7前後の方が地雷が少なくて良い感じ。色々あるでしょうが、6,7というのはレビュワーの良心な気もするのです。9、10辺りは金次第って感じ(爆)

 個人的経験に基づいた意見なので、人によって違うかもしれません。それにゲームのジャンルに対する好みもありますからね。ロストレグナムも、多分小学生とか幼年期には難しい内容でしょう。小学校高学年くらいだと逆にハマるかもしれません。かつて俺らの世代がゲームブックにハマッてたように。

 とにかく、この一週間は待ち遠しい。


2007/1/15:
ロストレグナムの記事

 発売があと10日に迫ったロストレグナムですが、電撃PS誌(2007-1-12発売)に公式HPより詳しい内容の記事がありました。しかも6ページくらい!

 電撃PS誌が未発売のマイナータイトルにこれだけのページを割いてるという事例は今までも結構ありまして、モンスターハンター無印、龍の如く無印、東京魔人学園剣風帖、マリーのアトリエ、アーマードコア無印、キングスフィールド無印などなど。一応自分でも何作か参考にして買った事がありますが、これがまた記事通りに面白いものが多かったので、電撃PS誌がきちんとプレイ体験を基にした記事を書いている事が分かります。重要なのは、メジャータイトルの場合は金の動きで評価が変わってしまうのは営利団体として仕方ないことかもしれませんが、経済力の無い中小メーカーのゲームをしっかりプレイして評価してるっぽいのがポイント。騙されてるかもしれませんが、自分で買って同意見のものが多かったので納得してるのです。

 ちなみにロストレグナムは、グラディエイターの如く細やかな戦闘+ディアブロな感じになってそうで楽しみですね。武器強化も可能で、武器を分解して強化用素材にもできるみたいで、この辺はグラディエイターに近いものがあります。動きはPVを見た感じサクサクと快適に動いてるので多分大丈夫でしょう。

 そういえばボーナスを使ってなくて、薄型TVかHDD/DVDレコーダ(これは半導体メディアレコーダに代わるかも)、PCパーツ、カーナビ、或いは服のうちから何かを買うかなどと迷っていましたが、結局今も迷っていて、迷いながら10,500円のZIPPOライターを買って、僅かに金が減ってしまいました。アホだ。

 久し振りにゲーセン行ってバーチャ5をちょっとだけ遊んでみて、割と面白いからカード作ってもいいかなと思ったものの、維持費などの金銭搾り取り計画が露骨で、やっぱたま〜に1プレイする程度でいいかな〜。どうせ真剣にやるつもりも無いし。

 で、後輩Mは相変わらず三国志大戦2に夢中。なんだかんだと1〜2年ハマってるんだから、まあよくやれるな、と。CARCASSもDS(+X箱360でアイドルマスター)で買うらしいので、話を理解してあげられるでしょう。

 仮面ライダーカブトも来週いよいよ最終回。どうなるんですかねー・・・って、三島倒して、根岸も倒して、人類とネイティヴが互いを侵食しようとする意思を排除して、共存する未来を作るという結末でしょう。多少力技ですが、まあ、何とかまとまる感じ。

 KIBA、今回も死人続出、というかウルバークスが年明け早々崩壊してしまいましたね。博士はまあ分かりますが、ギンガは割と頑張ってたので、最後の1カットは切ないものでした。まあ、デュマス先生とレベッカ姫には叶いません。しかし、サギリがシーカーズの救世主という事でヤバイ雲行きです。サギリ死亡フラグな感じがして怖いですなー。

 そういえばやっとフルメタルジャケットのDVDを購入しました。暇が無くてまだ観てませんが、噂に聞くハートマン軍曹のトークが楽しみです。


2007/1/12:
見えない現実

 会社で気になる敬語を使う課長がいて、「お願い致します」を乱発するのです。どうもそれに違和感を感じる時があるので、違和感の理由が気になったのですが、自分もそれほど敬語に詳しいわけでも無く、むしろ文法の理解が弱い方なので調べることにしました。うーむ、一応現代国語の偏差値は73とか取ったことあるんだけどなー。読み取りと漢字だけなら。文法入ると10は下がるくらい苦手。というより全問間違ってもおかしくないくらい理解してない。

 と、話を戻して。ざっと調べて敬語のページを作ってみました。

 最初は変化する言葉だけ記憶すればいいのかと思いましたが、意思伝達ツールである言語というのは、毎回同じ文章の型でOKというわけでもなく、その場その場で若干の変化があるもので、特に敬語はそういう要素が強いというのをどこかで見たのあり、どうも単純な記憶だけでは理解した事にはなりそうにありません。

 そこで国語辞典で、丁寧語、尊敬語、謙譲語の定義を調べて、違和感の正体が分かりました。

 うちの課長、目下の人にも「致します」を使うから違和感があるんです。「致します」は謙譲語で、自分を低くして相手を持ち上げる使い方ですから、目下の人間に使ってるのがおかしいからですね。目下の人間なら丁寧語で十分敬意を払ってると言えるし、目下に謙譲語というのは逆に皮肉とか嫌味に聞こえて逆効果になりかねません。うーん、でも深層意識にそういう気持ちがあるのかもしれませんけど。現場作業的な腕前はいいんですけどねぇ・・・。腕の良い現場担当者が良い管理者になるとは限らないという話。でも、良い管理者は腕の良い現場担当者であるわけで。この辺は中小企業の人材不足的悩みです。

 最近、肉魚類を食べる時に、自分達は食べ物に対して敬意と感謝を払わなくちゃならない事を感じます。目の前の食卓に上がっている肉魚類は、自分達の望む望まないに関わらず、人間の手で捕獲あるいは養殖され、殺された生物を構成する一部だった物体です。

 こんなことを考えたのも、先日ザリガニ食を考えたせいですね。調理の時に生きたまま茹でると考えたら、もしも自分が生きたまま釜茹でにされた時の心理状態というのを考えてしまったというわけです。で、食物連鎖の残酷さというのを感じましたが、それぞれが生きる為に食べることは必要だし、故にその恵みに感謝する気持ちを忘れてはならないと言われる理由を少しだけ理解できた気がします。

 イメージできない人は、もしもペットを自分の手で屠殺して食べたら・・・と、想像すると多少はリアルなイメージが湧いてくるんじゃないでしょうか。至るところは食べ物に感謝しなくてはいけないんだなと自覚したという話です。

 ところで、2007年1月25日発売予定のロストレグナム〜魔窟の皇帝〜(公式サイト)。昨年の早春に早々と俺の買いたいゲームリストに入っていたのですが、買えない難民になりそうな予感がしたので、MHP2の予約と一緒に予約してきました。

俺  :「あのー、予約カードが無いゲームの予約をお願いしたいんですけど、できますか?」
店員:「はい、大丈夫、出来ますよ。少々お待ち下さい。」

(5分くらい待つ)

店員:「お待たせしました。限定版とかあるか分かりますか? 今、調べてきたら、入荷の予定ないんで、(指定が無ければ)通常版になってしまうんですけど。」
俺  :「あ、多分通常版しかないんで、それでお願いします。」(以下略)


入荷の予定ないんで


入荷の予定ないんで


入荷の予定ないんで


危なかった!


 予約しなければ必ず買えない難民になっていたことが確定されるこの罠っぷり!しかも店員の口ぶりから察するに、この店に予約頼んだの俺が初めてか!? うーむ、PSPのマイナータイトルを発売日当日に買えない事が過去2回あったと思ったら、売り切れたんじゃなくて、最初から入荷してなかったのかもしれないなぁ。PSPの売れ行きとネームバリューの無いゲームじゃ、そりゃ量販店では危険視して初期出荷の売上情報が分かるまで入荷しないよな〜。ゲームは本と違って販売元で買取してくれない仕組みらしいし。

 てか、迷う人は公式サイトでプロモーションムービーをチェック!残念なのは協力プレイが最大2人までってことかな。もっとも協力プレイ無しとは雲泥の差だけど。

 ま、どれも意識しないと気付かなかったことだという話で。


2007/1/10:
成人式は2連休

 今月は土曜出勤が多くて大変。13日も仕事、20日は会社の新年会で横浜中華街、27日だけが今月唯一の土曜の休みです。まあ、昔は土曜と言えば半ドンだったんですから、別に気にすることもないけど。

 そういうわけで、6日は出勤だったのですが7日はCARCASSと後輩Mと3人で遊ぶことに。その日の朝に後輩Mが「K市のGEO行きたいんです!」と言い始めて、結局なんだかんだと仕方なく行ってやることに。

 目的はSNKvsカプコン カードバトルとかいうDSのゲームとDS本体。何故そのゲームを買うかと言えば、そのゲームで出るカードにギースカードがあるかららしい。






('A`)フーン






 ちなみにゲームそのものの評価は酷評が目立ちました。そんなわけで予定通りDS本体は買えずに、ソフトだけは何とか入手。まあ、ソフトの方も入荷数の少ないのか、見つけるのに大分苦労しましたけど。

 で、CARCASS宅ではMUGENで作ったヤングギース&ギースというコンビに後輩Mが大興奮。ボタン配置がムカつく、投げの操作が分からないからムカつく、ギースは女とタッグを組んではいけない、琥珀や翡翠(Melty Blood仕様)のようなゴミにギースが負けてはいけない、などの数々の暴言が吹き荒れてました。しかもよくよく考えると男尊女卑な発言も混ざっている気もしますが、現実では彼が色々と抑圧されているのでしょう。彼には優秀な姉が二人いるそうですから、そういう環境で育った中でストレスが溜まるものもあって、仮想世界のゲームで、自分の憧憬をかなえるギースというキャラに想いを重ねてるというところですか。

 まあ、ギース話に付き合うと長くなるので、流石に最近は飽きてきましたが(爆)

 その後、CARCASSとガンダム種運命連ザPLUS。CARCASSがカラミティを選ぶ中、俺はザクウォーリア(ライヴ仕様)、ストライクノワール、スターゲイザーと、クセの強い機体を選びます。つーか、ライヴ機が歌を歌えるとは知らなかった。

 ストライクノワールは普段から使ってるので慣れたものですが、スターゲイザーは難しい。ビームライフルはあって無いようなものだし、フラッシュボムはダメージ低いし、頼りの白兵攻撃はリーチが短いと困り物。

 逆にライヴ機が意外に使いやすい。白兵攻撃はリーチが短いものの、クラッカーによる足止めが効果的な上に、一方的に当て続けられる状況も作ることが出来て、自分で状況を切り拓けるという感があって面白い。

 なんだかんだと二人で騒ぎながらクリア。うーん、やっぱり協力プレイできるゲームは面白い。

 ここからはTOWマイソロの話。

 サークは世界樹の麓3層目でレベル上げ&魔地図を求めて戦い続けてLv70に。でもLv70になった時に魔地図を使ってエクスカリバーを入手するよりも難易度ハードでエターナルソードを取った方が良さそうという考えに至って魔地図キープの方向へ。ちなみに世界樹の麓の魔地図は、ようやく一枚目が手に入ったところです。

 混乱の極みにあるアーシュミタ。現在、ビショップ41、僧侶55、格闘家23。とりあえずビショップで1回クリアしたものの、やっぱり僧侶の方がいいかなーとか迷う始末。当初は役立つと思っていたスペルエンハンスも、実際に使ってみると微妙な感じで期待したほどでも無いものの、タイダルウェイブやイラプションは強力。でも、僧侶の時よりソロがキツイ気がする。ピコピコハンマーほどの高速詠唱ぶりを誇る術が無いからなぁ。しかしデザイン的に僧侶のレディアント装備は俺好み。でも性能的にそのうち物足りなくなるのかしらん。

 で、意外にもKataがマイソロを買ってて、更に結構進んでるので驚き。しかも、てっきり術士系か狩人辺りかと思ったら、戦士一筋とは珍しい。でもまあ、このゲームで術士系ソロはちょっとムズいけど。アーシュミタも僧侶で始めたけど、ソロは杖で殴るかピコピコハンマーだからなぁ。魔法剣士とまでは行かなくても、多少の近接技も欲しいんだよね、テイルズの術士系。詠唱時間が稼げる足止め系の高速詠唱術なんてのもいいけど、コンシューマRPGって単純な攻撃術が多いからなぁ。でもセネルの投げってのは意外に面白いアイデアだった。術のデザインチームにはもう少し頑張って貰いたいもの。


2007/1/6:
あけましておめでとうございます

 新年あけましておめでとうございます。

 皆様、今年はどういう年にする予定でしょうか。俺は・・・うーん、いい加減、嫁さん探すようか・・・。でもなー、正直、惚れるような女性がいないというのもまた事実だったり。歳を取って生き方や苦悩や葛藤を繰り返す程に、そういう事を避けてる人と差を感じてしまうので、そういう事を考えない内に結婚した方がいいのかもしれません。

 ところで年明け早々、何故かザリガニ食に興味が湧いてきました。色々調べた結果、沸騰したお湯で5〜10分くらい加熱処理すれば、寄生虫なども死滅させられて問題なしです。ちなみに100℃以上の熱で食中毒を起こすのは菌の排出する毒素のせいなので、調理後にすぐ食べればあまり問題はなさそうです。それにそこまでの食中毒というのは、ザリガニに限らず、ほぼ全ての生ものに関係するので、心配するだけ無駄な気がします。ちなみに最も安全な処理は、100℃以上で10分以上加熱→−20℃以下で冷凍保存→100℃以上で10分以上加熱することなのかな。

 うーむ・・・・・友人の新築祝いの時にチャレンジするのも面白そうだ(爆)

 TOWマイソロの話。
結局、年末年始はTVを見ながらTOWマイソロで遊んでばかりでした。

 サークは魔法剣士で1回クリア。これで難易度選択が可能になりました。早速ハードでスタートしましたが、やはり敵が強いですね。Lv50で『世界樹の麓』でEXP稼ぎしないと辛いくらいです。店で売ってるものは制限レベルが最低でも75だし。そんな感じでボチボチ戦いつつメインクエストを進めて、ドープルーンに行けるようになり、全ての技をMasterにし、秘奥義シャイニング・バインドを覚えました。消費は大きいし、オーバーリミッツ状態じゃないと使えませんが、流石に秘奥義は強い。現在アップしてあるデータはこの状態なので、放っておくと使うようですね。NPC傭兵として使う場合は、条件関係なく秘奥義が使えるらしいので。ただ、アーシュミタでDLして使ってみましたが、魔法剣士を前衛として期待して使うと回復術の使用頻度が多いように感じます。ちょっと傷付いただけでファーストエイドを使ってくるので、僧侶としてのアーシュミタの役目が・・・(笑)

 最近主力のコンボは通常三連→虎牙破斬→秋沙雨→閃光墜刃牙(→シャイニング・バインド)。閃光墜刃牙は最後の落ちてくる敵を突きでドガガガガ!とやる部分が好きだから。通常三連→散沙雨→断空剣(閃空裂破)→守護方陣(→シャイニング・バインド)というのも良いんですがね。タイミング合えば無限コンボだし。

 アーシュミタはカヴァダのマナラボラトリー破壊まで進行。それと僧侶のレディアント装備を揃えました。帽子や、トータルで着た時のトータルデザインのバランスの良さなどお気に入りなので暫くはこの格好でいる予定。ところで入手の際にRクレリックを倒すのはどうしたらいいのかと少し悩みました。当初は術合戦になるのかと思いきや、相手の術防御力の高さと、光属性への耐性のせいで、最終的に杖による殴り合戦へと行き着きました。

 以後、コツコツとレベル上げをして、ハートレスサークル、ホーリーランスも覚えて、秘奥義セイクリッドシャインも使えるようになりました。ここでアーシュミタの選択。ビショップになるべきか否かで迷ってます。

 そうそう、それと延々とレベリングしてた時に気付いたんですけど、今回のAI、なかなか頭いいですね。スペクタクルズで敵のデータが判明すると弱点属性をメインで使うというのは知ってたけど、間合いの取り方とかも意外によくやってる感じ。敵のターゲット選択がそのまま過ぎるってとこはあるけど。従来の横ラインバトルと違って3D空間をフリーランで動けるので目立ってきただけかも。

 正月の特番というのも大体は飽きてくるものですが、一つ面白い番組がありました。かつて、ティカルという南米に興った国家で、漆喰を利用したコンクリートジャングルな都市を建造したのですが、漆喰によるコンクリートの影響で、100年の旱魃を引き起こしてしまい、水不足のせいで人が離れ都市が放置され国が滅んだそうです。この国は戦争で滅亡したのではなく、100年かけて作った都市が引き起こした環境破壊によって、自ら滅びた国家だというのです。

 これが現代の世界、そして日本にも当てはまるという内容の番組でした。そして日本は外国の食料を大量に輸入していますが、それは食料を作る為の大量の水を消費している事であり、その速度は水が再度補充される速度を上回っていることから、結果的に目に見えない環境破壊へと繋がっていくのです。その証拠がアメリカ最大の地下水系の枯渇という現象からも明らかだということでした。

 日本という国は地球の地形の中でもかなり特殊な環境で、天災が多いかわりに自然の恵みも多く、水が豊富な土壌なのです。

 現代の消費社会において、未開発地域の加速する先進化が更に文明崩壊を加速しているように思えますが、実はこれらを克服した文明が世界ではたった二つだけあるのです。それがケルト文明と日本文明だそうです。

 日本文明の過去の時代、実は弥生時代から始まる稲作の歴史は、同じ土地で永遠に米を作ることが出来るという世界で類を見ない脅威的な循環システムなんだそうです。他の文明では土地を消費して作物を作りますが、日本では土を作って結果として作物が育まれるようにしているそうです。

 そして、現代でも有機栽培の第一人者の方が紹介され、彼の言葉には真理を感じました。

「農業というのは、土を作ること。そこから生まれたものを使って農作物を作る。外から余計なものは要らないんです。この中には循環する世界そのものがあるんです。」

 自分でそれを成し遂げたからこそ言える言葉なのでしょう。テレビ越しに説得力を感じます。自分達で循環する世界を構成できるなら争いそのものが必要ありません。それを農業という営みの中で見出せるなら、争いの労力を農業に活かせるなら、それこそ楽園そのものに近いんじゃないでしょうか。

 循環する世界。三十路も過ぎて時代を担う世代になりつつある自分が求める未来の姿というのはそういうものだと思います。

 もう一つのケルト文明について、俺自身かなり興味があったのです。が、残念ながら途中で出掛けるようだったので、ほんの触りまでしか見ていませんが、彼らの信仰は泉です。『水には病を治す霊力がある』という思想に始まった信仰だそうで、彼らの伝承の中でも泉や湖水の役割は非常に重要な位置付けになっています。例えば、聖剣エクスカリバーは湖の妖精より与えられたものですし、最高の騎士と評されるランスロットは『湖の騎士』と呼ばれていました。

 だからこそ、水を絶やさぬようにすることがこの文明の基礎となっていたのでしょう。それはつまりそのように環境を維持することに繋がったということでしょうか。

 そんな『循環する世界』に感心していたら、原子力発電も良いんじゃないかと思い始めました。確かに現象的には危険なものですが、技術的には安全に出来る筈なのです。これを危険なものにするのは、管理する人の甘さです。

 てか、原子力関係に勤める友人が、官僚が訳の分からないことを言うと嘆きまくってたしなぁ。てか、やはり現場のことを実地で知ろうとしない人間が管理しようとしても無駄よね。やるとなったら自分の足で稼ぐのが基本だわ。


Angel of Black is in the interval exceeding light and darkness...