雫の闇物語
〜Dark Story of Shizuku〜
〜私は世界の為に恐怖を招く〜

第一夜
「闇の街」

雫は闇の街Paineelで、SHDギルドHell Bladeの一員として、
この世に生を受けました。

Paineelは、同じEruditeの街Erudinと違い、
暗い色調の石で構成されています。
Guardの骸骨は、みんな雫に優しくしてくれます。

出口の近くには監視塔もあり、過去の大戦の傷跡と思われる
巨大な穴を眺める事ができます。
今では「The Hole」というダンジョンが出来ました。

酒場では、陽気な骸骨が、踊りと楽曲を披露してくれています。
酒場の主人は、この骸骨達を非常に気に入っているみたいです。

しかし、力をつけてきた彼女にとって、
Paineelを旅立たなくてはいけない時が訪れました。
新たなる移住先はQeynos、
善なる人間達が大半を占める街で、そこでは雫は嫌われています。
船から降りて、港を見た瞬間、QeynosのGuardは血眼になって彼女を殺しました。

そこで雫はQeynosの地下に潜伏する事にしました。

Qeynosの地下の大半は、彼女にとって居心地の良い場所です。
たまにGuardが現れ、彼女を殺そうとしますが、それは些細な事です。

でも、雫はここがあまり好きではないかもしれません。
なぜなら、Paineelのように美しくはないからです。
それに、ここの人々は雫に対して無関心です。
生まれ故郷のように、親しげに話かけてくれる人もあまりいません。
しかし、彼女はここで生きていかねばならないのです。

地下の暗黒街に通じる下水道には、こんなワニなんかも住んでいます。最近になって、Spectre等が出現するようになりました。Necromancerもうろついています。

Qeynosの人々は、今だ雫を受け入れてはくれません。外の世界もまだまだ危険で一杯です。

でも雫は頑張って生き抜いていこうとしています。Lord Cazic Thuleの教えである恐怖を世界に広めるために・・・・

汝、恐怖の具現者たらん。

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