第一章

(思考泡影より引用)
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 初回特典のおまけは奇跡の護符でした。CDはまだ聴いてないけど、懐中時計はシックな感じで割と好き。でも、電池入れる場所とかさっぱりな説明書には参ったかも。

 さー、マゾゲームとか吐き気のする難易度とか言われてるその真実や如何に!という事で早速プレイ。敗退色濃厚という現在の情勢が説明されるオープニングで、今回の主人公も相変わらず小国の公子ですな。

 初期配置を確認すると、リース(主人公)、ウォード(成長しない高レベル老騎士)、アデル(槍騎士な介さん)、レオン(槍騎士な格さん)、シリック(大器晩成?と噂される弓兵)・・・・・あー、回復役のシスターいないな・・・って、今回は特定の建物じゃないと回復出来ない仕様か・・・。

 2ターン目、シスターイゼルナ(シスターで回復役!)とそれを助ける傭兵斧戦士登場。3ターン目シスターイゼルナ死亡(゚Д゚)






いきなりやり直し






 気を取り直して再挑戦。今回はあまりに早くやり直しだったので、やる気が削がれません。あまりの逆境に逆に燃えてきました。
 今度は伝統の介さん格さんことアデル(待ち伏せ&連携スキル)&レオン(死闘&連携スキル)&リース(指揮官スキル)による命中率30%上昇の待ち伏せで活路を開きつつ、もう一つの経路である橋に陣取る高レベル斧戦士をウォード一人で引き受けます。予定では増援でエルバート(挑発持ち飛猿?)とクリス(シノン騎士団の女ゴルゴ)が来るので何とかなるでしょう。あ、シロックを忘れてました。あまりに評判が悪かったので忘れてましたが、割とコツコツと戦ってくれます。しかし5ターンに1回しか使えない命中率50%台の連射(2回攻撃できる)スキルより、毎ターン使えるクリスの狙撃(命中率+30%)スキルの方が使えます。当たらぬ2発より当たる1発です。

 そんな感じで最初のMAPをクリア。間劇に燃えて後で無残に殺されそうな愚王と奸臣の態度に毅然としてる主人公リースの姿に思わず紋章の謎時代のマルスを重ねてしまいます。


 そしてリースとウォードが出撃できない住人からの依頼MAP。今回は街の人々を苦しめる山賊退治です。リースとウォードが居ないとなると、要はやはり馬を買い与え盾役としてのエルバートを中心としたクリスとシロックの弓攻撃とアデル&レオンの介角コンビです。前回のMAPで密かに大活躍していた傭兵の斧戦士ディアンを筆頭にアデル&レオンでMAP下部の増援を「全て撃破」
 上のMAPではエルバートとクリスの活躍で増援を抑えきりましたが、予想外にエルバートがダメージを受けたので、途中で拾ったレオンのポーションで回復させます。そう、今回は回復役が居ないので、被ダメージは大きな問題となるからです。まあ、敵も味方も命中率が悪いので、ダメージを受ける事が少ないのですが。あ、シロックを忘れてました。シロックもたまに活躍です。
 森を抜けてエルバートの挑発で中ボス格の強敵を単体で誘き出し、エルバートの素敵な攻撃の後、アデル&レオンでトドメ。今回はボスにダメージを与えるだけでイベントが発生してMAPクリアになるので、シロックが木の矢で攻撃を仕掛けて終了。


 次の依頼MAPは、川に毒を流して子供達を苦しめる魔導士達を退治にいきます。
 今回はゲストとしてアーサー(Lv3)とルヴィ(Lv1女騎士)が先行します。ルヴィが狙われてキツイですが、アーサーがフォローする事で意外に上手く展開し、余裕がある内に残りのシノン騎士団が到着しました。出したのはエルバート、アデル、レオン、クリス、イゼルナ。シロックはベンチマンです。
 開始早々、ルヴィを回復したイゼルナが重症を負って、このMAPでの回復が出来なくなりました。一体何をやってるんだと思いましたが、先行しているエルバート、アーサー、ルビィが損害を受けずにジワリジワリと敵を薙ぎ倒していくので問題ありません。問題は入り口付近からの増援です。騎士団全体で唯一の回復役であるイゼリナが重症の今、彼女が捕縛されたり殺されたりするわけにはいきません。ここはアデル&レオン、そしてクリスの3人で入り口の敵を1ターンキルです。イゼリナは1ヘクスずつしか動けなくなってるので、ギリギリ1ターンでは追いつけない場所には居ますが、2ターン目には確実に狙われるでしょう。アデルとクリスが討ち漏らした事もありましたが、そこはレオンのどちらかが死ぬまで戦う死闘スキルで追い討ちです。そうこうしてる内に入り口からの増援が絶えたので、主戦場はMAP中ほどのエルリード達に移ります。

 この時点ではかなり脅威となる暗黒魔法スキュラ。ソフトと一緒に買った攻略本には、増援のラーズ信者が渡しに来ると書いてありましたが、どうやらしっかり討ち漏らしたようです。入り口付近で戦っていた仲間が合流した頃には増援は途絶えましたが、さり気無くアーサーがバーサクを喰らって混乱し、味方を斬り付けてきます。こんな時の為に、MAP最初に盗賊を捕縛して鎮静剤を取り上げており、バーサク時のユニットに使えばバーサクも怖くありませんが、何を思ったのか肝心の鎮静剤を持っているのがバーサクしてるアーサーなのでコマンドを受け付けません。バーサクされて初めて気付きましたが致し方ないので、急いでルヴィがMAP上のアイテムを取りに行き、エルバートがボスキャラに攻撃です。ここでスキュラで反撃が無い事(今回、反撃するには攻撃を回避しないといけないのを忘れています)に安心した俺は、ここでボスに対してレオンの死闘をぶつけます。

俺の心「馬鹿め!魔法の使えない魔道士なんでサンドバックにしかならんわ!」

 レオン1発目外し、魔道士の反撃スキュラでレオン(HP24)が18ダメージ!、レオン再攻撃命中!






スキュラ....('A`)?











(((;゚Д゚)))











 洒落にならなくなってきました!暗黒魔法ですよ!暗黒魔法!こんなのHPの無い序盤で出る攻撃じゃないですよ!しかも死闘中ですよ!死闘中!どちらかが死ぬまでこの戦いに終わりはありません!ましてや命中が敵ボス82%:レオン69%+連携分って!お互いのダメージを見ると次の一撃を当てた方が生き残ります!行けレオン!必ず当てて生きて帰ってくるのだ!






レオンの攻撃!
敵は攻撃をかわした!
レオンの攻撃は外れた!

無常すぎる!

敵のスキュラ!











(ノ∀`)タハー











 いよいよリセットか!?と思いましたが、ここで俺の心にレオンを信じろ!と声が響いて恐れながら結果を見る事にしました。このゲームに対する命中率の信憑性は2chでも折り紙付きで50%くらいサバを読んでると言われてるほどで、相当に恐ろしいのですが・・・。






レオンは攻撃をかわした!(゚∀゚)!!!

レオンの再攻撃!
レオンはXXのダメージを与えた!
レオンはXXの経験値を得た!











レオン超最高(*´Д`)






 そんな感じで第一章は無事終了。再び愚王と奸臣にいびられる主人公リースに毅然とした態度と勇気にドキドキワクワクしながら第二章の第一MAP。

 今回は24ターンという制限がかかっており、その中でこなすべきクエストが3つ。そして敵には名前入りのユニットが居て、特殊武器やらLv14やら・・・('A`)

 あれだけ活躍してるエルバートがLv4、アデル&レオンが共にLv3ですよ・・・。主人公リースに至ってはLv1・・・。そんな連中とマトモにやり合えるのは、FEシリーズ以来、序盤のお助けキャラこと通称「ジェイガンキャラ」と呼ばれるウォードくらいしか居ませんって・・・。

 また、ここで傭兵として出てくる東方剣士フェイに萌え。最初レベル低いから弱いけど、必殺や居合いといったスキルを持ってる将来の有望株。女ナバールみたいな存在ですな。む、そしたらもう一人一緒に居るこの男東方剣士はオグマ?確かにかなり安定した戦いが出来てて信頼出来るし。

 などと、名前入りLv14の敵もバッタバッタと薙ぎ倒し、これでもう余裕だろうと思っていた12ターン目、MAP上部に3つある内、真ん中の洞窟から何やら剣士が・・・Lv12?
 やべー!超やべー!イゼルナは右下の前線でリース、エルバート、クリス達と一緒にいるし、その方面に居るのはアデル、レオン、ウォードの3人のみ!命中率はこちら30%台に対して、敵は80%台!無理!絶対無理!!

 案の定、アデルとレオンでは歯が立たず、ウォードですら殆ど攻撃を当てられずで、考え直した結果、最初からやり直すしか無い予感。くっそー、これは予期してなかっただけに無念だ。一体何の為の攻略本だ・・・。

 そんな感じで何というか、知恵を使ってのやり込み甲斐がある感じです。SFC紋章の謎の後半、MAP2でドラゴンナイト(上位クラス)に囲まれてるマルス達を思い出しました。あの時も絶対に無理だと思いながらアーマーナイトのドーガが敵の攻撃を一身に引き受けて、各個撃破していった時の慎重な一手一手の緻密な戦略に心奮わせた事を思い出します。

 つまりあの時の興奮を味わえるゲームが再び戻ってきたという事が嬉しいですが、この不親切な攻略本でフォローできると思うのは無理無理。どうにも玄人好みのゲームで売れないままに市場から消えてしまいそう。個人的にはかなりオススメなんですけどね。

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Angel of Black is in the interval exceeding light and darkness...