Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2016年7月)

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2016/7/17:
世界に潜むささやかな英雄

 やーやー、ご無沙汰してます。
仕事で毎日へとへとになってて、ゲームも読書もTVも映画も碌に楽しめずに、帰宅して食事して気づけば眠っているという毎日が続いています。


んで、つくづく思うわけですよ。日本の製造業もこのままだと小さくなるんだろうなって。20数年、それで飯を食わせてもらっておいて言うのも何ですが(笑)
最近読んでいる「日本的経営の編成原理」という論文があるんですが、この内容を見ると日本的文化の利点、欠点がしっかり書いてあって、安定期に入ってからの日本的文化の弱さってのが、正に今の製造業の欠点そのもので、多分これはどうしようもないかなと思うのです。
少人数で相互理解が深まって理論的な人の集団だったら話は別ですが、20人以上だともうキツイかもしれませんね。
まあ、流石に個人の力でどうこうなる話でも無いので、大きな流れとして製造業は衰退期なんだろうなー。


ところで、ゲームも碌に出来ていないとは書きましたが、いくらかは遊んでいるので、その辺の話を。

まずは、もっぱら遊んでいるゲームはスマホゲームの「ブレイブフロンティア」です。
スマホの方では「ゼクリウス」、こっそりタブレットでサブ垢で「ジーク」というので遊んでいます。
スマホゲームといえば、俺の中の認識は資産搾取ソフトウェアですが、ブレフロは比較的まともです。
重厚な世界観とキャラ設定、課金の緩さ、コンテンツの選択肢など、ぶっちゃけ課金しなくても一線級のキャラが何体も貰えますし。
個人的におすすめのゲームなんですが、俺の周りで遊んでいる人は俺だけというね!(笑)


次にとりあえず買って、少しだけ遊んでます系として、Steamの「Pillers of Eternity」
バルダーズゲート系RPGですね。なかなか面白いですが、戦闘が難しいです。戦術的な意味で。


次に同じくSteamの「Kings and Heros」
FPS視点のランダムダンジョン生成型ハック&スラッシュRPGで、こういうシステムを待ち望んでいた!と衝動買い。
グラフィックはもう欧米臭さ満載で、昔のゲームブックの挿絵みたいなキャラしか作れませんでした(笑)
キャラ作成しかやってないんですが、キャラのステータスや数値の決め方がD&Dそのままです!いいですね!
3D6を一斉に振りますが、いくらでも振り直しできます。ただし、いい数値が出ないと振り直しボタンを連射してると、いい数値が出ても見逃して後悔することも・・・分かりますよね!(笑)
久しぶりの三連休に少し楽しんでみようと起動したらアプデ待ちさせられてます。


最後は少し真面目な話。
俺自身、すこぶる真面目な人間なので、基本的にそういう話をするのは好きなのです!
親しい友人は俺のことを変態扱いしますけどね!


さて、実は今回の表題はダイヤモンドオンラインに書いてあった記事の受け売りです。
その内容がとても心を打ったので、自分でも書いておきたくなりました。
というのも、世界は今まで何度も人類絶滅の危機に向かっていながら、未だに滅亡していないのは、人知れず「ささやかな英雄達」が頑張って支えているお陰だというのです。
この話を前提として、今の世界の状況を考えてみましょう。
ロシアのウクライナ東部の実行支配、中国の中華思想(世界の中心は中華であるという思想)による近隣諸国への影響、英国のブレグジット、イスラムステイツによるテロリズム、世界経済の低成長、民衆の貧困や差別から膨らむ不満の暴走、さらっと考えただけでも軽くこれだけは出てきます。
それでもまだ、戦争が連鎖して発生するところまでは繋がっていません。
つまり、ささやかな英雄達は今も頑張っているわけです。
おそらく、彼ら自身、その本人も自分がそういう働きをしているという自覚や認識も無いんでしょう。
ただ、世界の中の役割として見た時にそうなっているだけなのかもしれません。称えられることもないのでしょう。

少し話はずれますが、人は自分の顔や素性が表に出ない状況なら、8割の人間が冷酷な選択肢を選ぶということがテレビの実験結果で出ていました。
ということは、このインターネット上でも同じように人は冷酷になってしまうのでしょう。

なので、今回は最後に「ささやかなる英雄達」へささやかな感謝と彼らの幸運を祈って筆を置きたいと思います。



どこかで頑張るあなたへ、感謝と幸運と祝福を。


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