Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2011年8月)

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2011/8/31:
RIFTの話4 〜クエストを進めつつ〜

現在の状態

Zecrius:Lv37 Warrrior
Arshmita:Lv26 Rogue
Rarseril:Lv19 Cleric
Elterdina:Lv16 Mage

 各キャラ摘みながら遊んでいるので、なんだかんだとそれぞれが底上げされているという・・・。
クエストを進めていて、英文読むのが面倒で吹っ飛ばしてきたけど、ストーリー性が高いゲームなんじゃないかと気付いてた。むー。
それと気になるのが、Mobの絡み具合と配置。Aggro範囲と配置の絶妙さ加減で、移動する時に必ずMobに絡まれるのが面倒なのは初期の頃から言われている欠点の一つだなぁ。
でも新しく行くことになったZoneのThreeStepsでは絡まれない地域もあるから少しマシかも。
それでも、弱い敵まで絡んでくるのは勘弁して欲しい。SilverWoodsで蚊が絡んでくるの面倒臭いよ!
それを加速させているのがRepopの早さかな。関係するQuestをやっている時は良いのだけど。こればかりは調整するのも難しいかもしれない。

 それでも面倒だと感じるのはそこだけだったりする。
楽しいと思ったのがZoneイベントで、多分定期的に発生するんだけど、各Zoneのボスが街に攻撃を仕掛けるというもので、各地にRIFTが大量発生してNPCのいる拠点が次々と襲われていき、放っておくと拠点が占領されてQuest報告もアイテム売買も出来なくなってしまう。で、イベント毎に条件があって、それを達成すると大ボスが出てきて倒すとイベント終了なのだけど、その大ボスがまた結構強い。
Arshmitaでやっていた時に遭遇したイベントでは、最終的に街のど真ん中に巨大な吸血鬼が現れて暴れていた。蝙蝠に変身したり、範囲攻撃にKnockbackが付いていたり、その時には30人くらいがいたのかなぁ。誰かが統制する訳でもなく、自然と戦ってたって感じだけど、これがなかなか熱くて気分が高揚する。

この楽しさはどこかで味わったことがあると思ったら、EQ初期の頃にBBに通っていた時だと思い出した。あの頃、最上部で休憩していたら、TRAIN!のShoutと共に下層から20匹くらいのGnollが列を作り低LvPCを薙ぎ倒していったのを、現地に居たPC達がEXP無視で自然と協力しあって状況を終息させた時のあの興奮と同じものだ。
そんな無言の共闘感をシステム的にフォローして楽しめるのはRIFTの魅力であり、今まで経験したMMOの中では随一かもしれない。
フィールドPvPで似たような経験は出来るけど、それとはまた違うんだよね。アレは相手が自分達と同じ知覚を持ったプレイヤーだと分かっているから、俺はどこか冷めてしまって盛り上がらない。

でも、BBで経験したあの状況が、俺がMMOにどっぷりと浸かる原因の一つであるから、RIFTには頑張って欲しい。PCのモデル造形も割と好きな方だし。

 それでも、恐らくMMO(特に欧米型MMO)というものはサービス開始後に1年以上は熟成期間が必要であり、初期と1年後では同じ評価は出来ないと最近は思い始めた。初期コンテンツを早めに味わって、飽きてしまうのは損な気もしてきたよ(笑)


 そして実はこっそりひっそりと日本ではさほど話題にならずにサービス提供を続けて評価が高いAge of Conanが基本無料プレイが出来るらしいと知った。課金は月額課金(単位はユーロ)すれば全コンテンツが開放されるらしい。無料の内はかなりロックされてるらしいけど、雰囲気を味わうのには丁度いいかも。
ただし、日本で話題になっていないだけあって異文化交流のみという覚悟は必要だけど。つーか、ソロで寂しい寂しいと書き続けていながら、もっと過酷な環境を味わってみたいとか、どういうことだ、俺(笑)
ちなみにAoCメーカーのFuncomと言えば、AOで一度お付き合いしてますな。Funcomは初期の作り込みはイマイチだけど、その後の頑張りは高い評価を受けていて、AoCはサービス提供から3年が経過しているので、そこそこ遊び易くなっているんじゃないかという期待もあるのだけど。それにノルウェーの企業なんだよね、確か。ノルウェーと言えば、以前もここで教育制度に対して感動したことを書いたけど好きな国だからという贔屓目も(笑)
とりあえずメインで遊ぶのはRIFTとして、キャラだけ作ってみるのもいいかもと思ってDLしてみるものの、本体が30G以上あるらしくて時間が・・・(笑)
DLするだけで『俺の戦いはこれからだ!』ENDを迎えそうだw


2011/8/27:
RIFTの話3 〜初めてのWarFront〜

 ZecriusもLv30を越え、ひたすらソロでクエストと生産だけの日々に飽きてきました。
お陰で気分を変えるために作ってあるAltキャラ達(全てWolfsbane鯖でGuardian側)も健康に育っていき、

Arshmita:Lv21 Rogue
Rarseril:Lv16 Cleric
Elterdina:Lv13 Mage

と、更にGalena鯖のDefiant側に、

Solnis:Lv11 Warrior(2HMeleeDPSなBuild)
Yukika:Lv6 Cleric(DruidメインなBuild)

と、2キャラ作って気分を変えながら遊んでる次第です。

それで、折角だからWarFront(略称WF)も味見した方がいいかなーどうしようかなーと悩んでいる内にLv30を越えてしまい、Lv50でWF初心者です!というのも恥ずかしいので、体験してみることにしました。

まあ、Lv30台でLv10から遊べるMAPに参加ってのも既に恥ずかしい気がしますが、どのMAPもCapture the FlagみたいにルールあるPvPらしいので、基本的なルールだけ覚えてれば何とかなるだろって気持ちで突入です。
まあ、PvPで貰えるFavor(というポイントっつーか、PvP用品専用の金銭みたいなの)で買い物もしてみたいなーという気持ちと、PvP専用SoulのVindicatorも一応欲しいなーという動機もあったんですけどね。

というわけで、全部で5回ほど行ってきました。
The Black Gardenが4回、Whitefall Steppesが1回です。WSの方は終了3分前のとこに入ったらしく、勝ち馬に乗った状態でした。BGは全部負けっていうか、相手側はGroup参加だったのか、なんか慣れてるなーって感じでした。
BGはMAP中央に落ちてる爪を拾って出来るだけキープしてるとポイントが加算されて500pts先取した方が勝利。WSはCTFなので、自陣の旗を守りつつ、相手の旗を持ち帰り、先に3回持ち帰るか、一定時間内に多く持ち帰った方が勝ちというルールです。
問題としては、10レベル毎に違うルールのPvPに参加できますが、一つのルールに一つのMAPってのはFPSとかやってる人にしてみると物足りないのかもしれないなってとこですかね。それぞれのルールを色々なMAPで出来た方がいいじゃないですか。その辺のFPSだってそうなってるし。まあ、PvPやFPSをあまりやらない俺が言っても仕方ないかもしれませんけど。

それで、実際に参加した俺は、もう無我夢中で敵を殴るばかり(笑)
BuildはPvEの時と同じでPaladin/Rever/RiftBladeというTANK Buildで良かったのだろうかと思うほど・・・。
でも、結構粘れたから、これはこれでいいんじゃないか、いや、むしろ操作になれたBuildで参加した方が下手に不慣れなBuildより良くね? と、開き直ったりもしたり。
最後のBGでは、10:300くらいの差が付いてしまい、外人さんの一人が、

「おめーら、特攻して殴ってばかりじゃなくて、爪持ったら引いてキープしてくれやー!」

ってな感じに嘆いていたので、たまたま目の前に爪が落ちてたので44秒ほど粘ったら、終り際にDanceしてくれてたので、野良参加でも割とやっていけるんじゃないかと気持ちが楽になりました(笑)


あと、Rarserilですが、ログインした途端にZoneEventの真っ只中だったらしく、普段は安全なとこで落としておいた筈なのに、ログイン即死しました(笑)
それで寅年生まれの負けず嫌いの性が発動して、「RarserilでZoneEvent終らせる!」と奮起し、組んだばかりのHealerBuildと、普段から使っているTankBuildを使い分けながら、PublicGroupに参加して、Eventを片付けました。
しかし、RIFTのClrは本当に万能ですね・・・。MeleeDPS、RangedDPS、TANK、Healerと、Buildの組み方でどれも出来てしまうので、Publicで参加しても仲間や状況に合わせて変更しながらPlay出来るのが戦略的で、やってて面白いですわ。この時は殆どHealerでやってましたけどね。だって、20人居てRarseril以外にHealerが1人しかいないんだもん(笑)
Tankも少なかったけど、2,3人いましたからね〜・・・って、お前らどんだけ殴りたいんだよ(笑)


そんな感じのRIFTライフですが、ソロがしやすい為、すぐにLvが上がるので、エンドコンテンツ不足が問題になってますねー。RIFT発生による大規模なPublicイベントも最大Lvの50になると街をうろつく必要がなくなる為か持ち味がなくなってしまうとかで。もっとも、まだ発売されて半年なので、運営が続けば変わると思いますけど。EQだってRoKが出たのは一年以上経ってからで、それまでは皆Gukとかに固まっていましたし。つーか、WFのMAP増やすだけでも少しは違うと思うんだけどなぁ。

あ、あと、Riftjpというチャットチャンネルがあると聞いたので、試しにJoinしてみたら、結構人がいました。けど、発言はありません(笑) それでも、自分以外に母国語で会話できる状態にあるというのは、少しだけソロの寂しさを紛らわせてくれるので、毎回Joinしてます。


誰か、声かけてくれないかな(受身な時点で問題だけどw)(笑)


2011/8/22:
ディズニーシーとRIFTの話2

 親戚が招待してくれたので、生まれて始めてディスニーシーに行ってきました。実はディズニーランドも行ったことないんですよ。自分達が小学生だか中学生の頃にちょうど出来たものだから、学校の遠足とかもディズニーを視野に入れた計画とかしてなかったみたいで、乗りはぐれたとでも言うのかな。
もっとも、友人は皆行ってるから、その後は行く機会が無かったとも言うかも。

 ディズニーについては、ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則で企業的側面が先に入っている為に、どうしてもそういう視野での見方もしてしまったのですが、凄いですね〜、ディズニー。
もちろん、純粋に楽しいというのは当然ですが、キャスト(=社員)の熱意を凄く感じる。80歳を越えた祖母も一緒だったので、流石に杖をついて歩くにしても大変だなと思っていたので、入り口で車椅子を借り、祖母に乗ってもらうことにしたのですが、車椅子を押しながらアトラクションを見ようとしていると、すかさずキャストが来て場所を探して融通してくれるし、そうじゃなくて困ってるとすぐに声を掛けてくれるし。
ディズニーの企業思想は「顧客に笑顔になって貰いたい」で、その為にキャストには徹底した教育が行われ、篩に掛けられるそうですが、あれだけの規模の施設と人員数でそれが徹底されているのは凄い。キャストの行動からもそれが感じられて、自分達が人々に笑顔をもたらす演出家であることを誇りにしていることも感じられたし、企業として理想の状態を維持していることも感じました。
技術的にも凄かったしなー。あの船のギミックとか、作るのも維持管理するのも大変そうだけど、事故が無いんだから、裏方の人達の活動もしっかりしているのを感じたし。
幼い頃に小山遊園地とか行ったけど、その記憶と比較しても生半可な企業じゃ太刀打ちできないレベルだと思いつつ、しっかり楽しんできました。


さて、RIFTですが、日本人の多いサーバーとはいえ、PvPコンテンツはあまり好みじゃないので、ひたすらSoloしてます。日本人っぽい人は見かけるけど、見かけるだけですね(笑)
RIFT
よって、BuildsもSolo専用な感じで、メインのZecriusはPaladin、Reaver、Warlordな構成です。
全ClassにはPetが使えるSoulがあるので、それも試してみたんですがポイントを振り分けなかったので、どうにもイマイチだったので、こういうTankでMeleeな構成のままです。
サブもゴロゴロと作っていて、

RougeのArshmita(G側、BladeDancer、Bard、Assasin)
ClericのRarseril(G側、Justicar、Inquisitor、Sentinel、目標はこんな感じ
WizardのSefyria(D側、Warlock、Necromancer、Dominator)

と、作ったのですが、Buildsもよく分からないまま、イメージだけで構成して、気が向いたら再構築してる感じで遊んでます。

一度、外人さん達と一緒にDungeonに行きましたが、初めてだったのもあって、緊張のあまり途中で全滅してしまい、失敗を説明できずにいたら捨てられてしまいました(笑)
やっぱKata達とEQを一緒にやってたようにはいかないのは当然ですが、少し凹んだので、またしばらく気楽にSoloしてようと思います。でも、Group向けのクエストが溜まってきたんだよなー。レベル差による力技でSoloでも出来るやつないかな。
あ、それとPuzzleとかもあるらしいんですが、よく分かりません。気軽なPvPらしいWarFront(略称WF)もあるらしいですが、Soloで入っても足を引っ張ってしまいそうで尻込みしてます。
でもまあ、それはそれで楽しいかな。外人のChatを眺めながら、細々とやってるし。英語のChatも大体読むことは出来るようになったみたいで、言ってることは分かるんですけどねー。自分で伝えるって事が出来ないのがもどかしい。簡単な定型的なものなら出来るんだけど、咄嗟の言葉ってのが出ないですよね〜。


2011/8/18:
RIFT

 せっかく光回線になったから、ネトゲでもやりたいなと思い、試しにと、たまたま営業メールが来ていた基本プレイ無料でアイテム課金のグランドファンタジアをやってみた。
んー、始まって2年くらい経過してるみたいだけど、BOTはいないし、アイテム課金のMMOにしては割とやりやすい方かもしれない。
ミグルというペットみたいなのが標準搭載で、これが生産素材収集や生産もやってくれるのだけど、その結果がその時の機嫌によって左右されるみたい。その機嫌は行動の後にイベントとして発生するんだけど、これがどうやら2:8くらいの割合で機嫌が悪くなるとか・・・。機嫌を直すには専用お菓子を買って与えるわけだけど、効果の高いものは課金アイテムしかない。さらにミグルに収集や生産をするにも金がかかる。ぶっちゃけ、ミグルは相手にしない方が快適な気がして・・・・・と、一日くらいやったら底が見えた感じがして放置状態に(笑)


 これでやっと今回のタイトル通りRIFTの流れに(笑)
7日間無料体験があったので、試しにやってみた。7日もやれば少しは分かるだろ〜な態で。まあ、その他にも制限はあったのを知らずにいた為に・・・。

とりあえず、RIFTという異次元からの攻撃で街が攻撃されるという噂のダイナミックなイベントは結構頻度が高い。話では高レベルになればなるほど頻度が高くなるとか・・・・・ちょっと多すぎかも。マップを見て渦が4つとかあると、うわーって気分にはなる。

基本的な操作とかはEQとかWOWとかとほぼ同じかなー。個人的な経験ではWOWはやってないけど、違和感は無かった。無かったんだけど、WOW以降の流行ってEQみたいにCCして各個撃破じゃないのね。AEでまとめて殲滅ってのが流行らしくて、RIFTもそっち寄りらしい。EQでTANKをプレイしていた身としては、戦闘ログを見てBashやStunを合わせたりするせめぎ合いが好きだったから、AE主体だと大味な気がするんだよなぁ・・・。

そう言いつつ、ビルドはDefensiveTANKな作りでPaladinをメインに、何故か勢いで同系統のVoidKnight(対Caster型TANK、呪文攻撃を吸収したりする)つけて、何となくRiftBlade(魔法攻撃できるOffenciveTANK)を付けるという暴挙に・・・。まあ、振り分けたポイントは小額の金でいつでも変更可能なので、覚えるまではコレでいいや〜的なノリでやっちゃった(笑)
実際はイマイチよく分かってないんだけど。

サーバーは、日本人が多いというWolfsbaneにしたんだけど、RIFTでは7日間に1回の頻度で無料で自由にPvE、PvPとか関係なくサーバー移動可能という機能が標準搭載されているので気にする事なかったかも。
勢力はよく分からないままにGardian側に。Defiant側は後で適当に作ろうかなと。

さて、最初に述べたように、7日間無料体験の他にも制限があった。無料期間中の最大レベルが15だったということで、気付いたらアッサリと到達してしまった時の驚きと言ったら、衝撃のあまり思わず製品版を購入してしまったくらいであったわけで・・・。ほら、今なら円高のお陰でえらく安いし。月額$14.99なんて、1,150程度だし・・・某K国産のMMOなんて30日間3,000円とか暴利だし・・・。

 そんな訳でしばらくRIFTで遊んでみようと思う。
ただなー、キャラ名をZecriusにしたら、日本人だと気付いて貰えないっぽい。むしろ外人が気さくに声かけてくる・・・。まあ、もともと彼らはそんなもんか。
 最後に、無料体験したい人はここからやってくれると、俺がゲーム内で犬とか帽子とか貰えるらしい。
まあ、俺の知り合いの多くは、それを分かって敢えて外してくるのが定番っぽいけど(笑)
あと、念の為に言っておくと英語のゲームです。無料体験時にはアカウント作成は必要だけど、支払いの登録は要らなかったと思う。一応フリーメールアドレスでもアカウント作成は出来たよ。


 そういやゲーム内で直接Twitter使える機能あるんだよなぁ。まだ試してないんだけど。
それ以前にツイッターのリツイートの使い方が未だに分かってない・・・いや、きちんと調べていないという方が正しいか・・・。


2011/8/12:
軌跡シリーズ(PSP)

 日本ファルコムのRPG、空の軌跡シリーズを終えて、零の軌跡もクリア。以下Amazonリンク。

英雄伝説 空の軌跡FC PSP the Best
英雄伝説 空の軌跡SC PSP the Best
英雄伝説 空の軌跡the 3rd PSP the Best
英雄伝説 零の軌跡 (通常版)

 久しぶりにJRPGらしいーってのを遊んだって感じでした。
零の軌跡は、空の軌跡と同じ世界で、二大強国に挟まれたクロスベル自治州を舞台に新しいキャラで新たなストーリーが展開されつつ、空のキャラも顔を出してたりするんですが、主人公が警察って事もあって、TRPGのシナリオジャンル風に言えば、シティアドベンチャー中心の流れになってますね。
それと、空の軌跡の舞台であったリベール王国がスチームパンクファンタジー的な雰囲気だったのに対し、零の軌跡はサイバーパンクファンタジーっぽいので、同時代(というか、空の軌跡3rd終了から半年後、だっけ?)という設定なのに違和感あるのは確かですわ。なんか導力ネットワークとか、導力携帯電話とか、車とか。まあ、空の軌跡でも自律ロボとか出てますからねぇ。

それと、零の軌跡は9月に続編の碧の軌跡が出るわけで、どうしても空の軌跡FC(FC=First Chapterの略らしい)と比較してしまうのは致し方無いところ。
空の軌跡FCは遊撃士成り立てのエステルとヨシュアが行方不明の父親を探すという事を発端にリベール各地を巡り、様々な人々と出会い、小さな事件を解決しながら段々と大きな陰謀に巻き込まれていくという流れを丁寧に描いていた感じだったんですが、零の軌跡ではそういう描写を文章だけで端折る所が若干あるところが批判的意見が出てるみたいですねぇ。
「こいつは・・・あいつよりも強いかも!」
と、『強さ』の描写を省いて言葉だけで処理してしまうので、「ふ〜ん」で終ってしまうという・・・。オリビエみたいに、なんだこいつ!(笑)ってキャラも3rdで登場したレクターくらいで、俺的には劣化オリビエ?だしなぁ。
俺としては、まあ、それでもいいけどって感じでしたが、想像力が働かないと「はてな?」という展開かもしれません。あと空の軌跡に比べて、お使い系のクエストが野暮ったい感じがしたかなぁ。
そんな感じで劣化劣化と書いてますが、50時間過ぎてもクリアしてるんだから、総合的には面白い方です。久しぶりにJRPGらしいのをやりたいなーって人にはオススメです。もっとも、空シリーズからやった方が世界観を楽しめますが、分割商法的な側面もあるので好みもあるかもしれませんが・・・。


 ところで、アニメの話になるんですが、神様ドォルズの背景って、自分の地元をロケして参考にしてるらしくてエンディングを見てて吹き出してしまった(笑)
そっかー、だから最初の方で被災地の皆様へって画面があったのね。その心遣いは嬉しいです。だから、神様ドォルズは応援してるぞー。原作者も好きだから余計応援してるぞー。でも、実際はあそこまでほのぼのした土地柄でもないですがね(笑)
もうね、山の木々とか綺麗に描かれてるけど、放置してるとガンガン枝葉が伸びて凄い事になるし。


 でー、親父が仕事中に突然胃が痛くなったから病院に連れていってくれ!というので、実弟の勤める病院に連れて行って、検査を受けている間の暇潰しにと、読みかけだったビジョナリー・カンパニー 2 - 飛躍の法則を読み進めました。んー、マネジメント読んだ後の方が理解が深いですな。あ、ちなみに親父は何ともなかったというか、健康でした(笑)
胃が痛いのは少し荒れてる感じっぽいですが、医療的には問題ないレベル。多分暑い日が続いてるので、軽い脱水症状気味になったのも影響あると思いますが、まあ、十数年も看護士をやってる実弟が親父に笑いながら憎まれ口を叩いていたので、気にするものではないようです。
と、書いていたら、ちょっと強い横揺れが・・・・・震度4、津波の心配は無し、と。最近また増えてきたなー。

閑話休題。

で、読み進めた中で非常に印象的だったのが、次の文章。

『われわれのインタビューで、ケン・アイバーソンは、ニューコアの成功の百パーセント近くが、単純な概念を、その概念に一致する規律ある行動の形で実行に移していった結果だと述べている。売上高が三十五億ドルになり、フォーチュン誌の大企業五百社に入っても、経営階層はわずか四つしかない。本社には経営幹部、財務スタッフ、秘書を合わせて二十五人以下しか勤務していないし、小さな歯科医院ほどの大きさしかない賃貸のオフィスでは働いている。ロビーには安物の合板の家具しかなく、ロビー自体もクローゼットほどの大きさしかない。豪華な食堂はなく、経営幹部への来訪者があると、向かいの商店街にあるサンドイッチ店、フィルズ・ダイナーでもてなす。』

『ニューコアの本社が歯科医院の規模であるのに対して、ベスレヘム・スチールは経営幹部用に十一階建ての本社ビルを作った。それも、普通の長方形ではなく、十字型のビルにし、建設費を余分にかけている。角部屋を求める多数の副社長の要望にこたえるためである。「副社長はみな二方向に窓がある部屋でなければ納得しない。この要望があるので、この設計を考えた」と、同社の経営幹部が説明している。ジョン・ストロマイヤーが『ベスレヘムの危機』で同社の文化をくわしく描いており、ニューコアとは想像できる限り正反対の極にあるといえる。社有機を多数抱え、経営幹部の子供が大学に行くときや、週末に保養地に行くときにすら、使われている。経営幹部用に十八ホールのゴルフ・コースがあり、クラブは同社の資金で改装され、幹部の序列によってシャワーの順番まで決まっているという。』

この文章の書かれている六章では、官僚制の必要性と弊害が書かれていて、自分の経験に照らし合わせて考えながら読み進めていました。ちなみに俺は、自己顕示が非常に強い人間を会話を拒む程に大嫌いらしいので、それも前提にして貰いたいのですが、現場の作業と管理する為の作業って、仕事の内容が違うだけで貴賎無しですよね〜。自分も管理する立場に居た時に仕事の相談を受けた時は、その仕事はその作業者が自分の仕事の時間を割いてまでやるものなのか、その仕事に時間を割けるのかどうか、割けないならば俺自身が出来るレベルのものか(出来るならさっさと片付けてから、その結果および、やり方を相談者に説明しておく)、自分で出来ないならば出来る人は誰かいるのか、もし別に出来る人がいたならば、その人の現在の仕事量は時間を割く事が可能なのか仕事量を確認しつつ、本人に相談しに行くって感じで行動していましたが、別な管理者は報告を受けてから、「それは貴方の仕事でしょ」の一言で片付けて、ゴルフの話を続けていた人もいました。まあ〜〜〜、見てるだけでも腹立たしかったことったらなかった(笑)
そういう管理者が増えてしまって、あまりの腹立たしさに辞めてしまった結果、ニート生活に陥ってしまっているんだから、人のことを悪く言えるような立場でもありませんがね(苦笑)
先日、元部下Mと遊んだ時に現状を聞いたら、「職長が変わって出荷検査がザルになってるので、あまりに酷い時は自分も手を出してます」と言うので吹き出しましたわ〜。製品検査は製造業には最後の砦なわけで、熟練者が二名いた筈だから、彼らはどうしてるの?と聞いたら、「言っても直らないから、口出しする気は無いみたいですよ」とのこと。酷い話ですね・・・。
まあ、実はこれも俺と、俺の元上司がISO9001認証の為に管理層の階層化を強行した弊害(当時は規律の推進の為に階層化が必要だったのです)でもあるので、辞めた今でも若干の責任を感じますが、手を出せる訳でもないので気にしませんが、規律の為に階層化は更に推進された結果、更に酷い状況に陥っていくという螺旋を感じて、本に書かれていることへの理解を深めた訳です。

 さて、親父を病院に連れて行った時に久しぶりに二人きりで話す機会があったので、仕事どうしよう的な話をしたんですが、その時の返答は予想通り、「何でもやってみりゃいいじゃん」の一言でしたが、この一言で親父のデカさを感じさせられました。
だって、孔子の論語に書かれているように「一番いいのは考えて行動する人、二番目は行動する人、三番目は考える人、一番悪いのは考えもせず行動もしない人」というのをサラっと一言で言ってるようなものなわけで。
碌な仕事なんてないだろうと考えてても結果は出ないから、行動してみろってことですよね・・・。分かっているつもりで分かっていないなぁ、俺も。


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