Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2009年5月)

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2009/5/29:
最近買ったゲーム

 まず最初はPSP版グローランサーから。
 PS1版で持ってたんですが、その時は無限ダンジョンに行くフラグ立てを忘れてしまい、後になって気付いて無念な気持ちで積みゲー化。よってPSP版ではその辺も抑えつつクリアまで行きました。
クリアしたキャラはルイセ(義妹)で、ジュリアン攻略を狙っていたものの、やってるとルイセが可愛くなってしまい思わずルイセのEDに・・・。
 移植全体については微妙。特にAUTOの劣化が酷く、以前は細かく行動設定できたのですが、今回は隊列順の変更しか出来なくなってしまったという・・・・・。後列系キャラまで殴りに行くって・・・。
それと音声の新規が酷い音割れで、ちょっと・・・。特に新キャラは全員音割れしてて酷い。
過去に作り込んだ分と、PSPという事でクリアまで漕ぎ着けたとしか言えないでしょう。100点満点中65点くらいかなぁ。思い出補正が無いとちょっとオススメできないかも。


 次は三國無双5 Empires。実は結構期待してたんですが、予想通りのKOEIクオリティで、実際は可もなく不可もなく。義兄弟、結婚システムとEDIT数100、EDITパーツの増加、武将モードの追加は良かったんですが、君主モードにおける内政部分の劣化が酷い。国を運営してる気にならないですよ。その分、武将モードは昔の3猛将伝にあった修羅モードみたいな感じでそこそこ面白いんだけど・・・それでも内政部分がな〜。内政策はカード式になったので、自由にできず、武将の引き抜きとか、国力増強とかもカード依存。国毎の武将配置も無くて、戦争になれば配下から自由に選択できるせいで、領地が飛び地化しても全く恐くもないし。国盗りって感じが微妙すぎる。

 アクション部分はまあまあ。4までとシステムが変わってるのですが、連打ゲーな感じは変わらない感じ。まあ、武将毎に指示もできるし、仲間もそこそこ強いので良いんですが・・・。
 なんにせよ、それなりに遊べるんじゃないですかね。グラフィックも綺麗だし。100点満点中80点前後って感じ。
でも、なんか目が疲れる感じだなぁ。


2009/5/18:
映画グラントリノ

 クリント・イーストウッドが俳優業を止めようかと思っていた所で、脚本を読んで自分で監督・主演をこなしたというのと、好評でロングランと聞いたので、なんとなく観に行ったのですが、すごい面白かったです。

 クリント・イーストウッドは主人公ウォルトにぴったりで、驚くのはスーとタオの姉弟を演じた俳優は新人も新人で、今回が初出演だったとか。見た目は少し田舎臭いところがありますが、演技は素朴で丁寧って感じでなかなかの好演だな〜と思ってたんですが。

 あらすじなんかは公式サイトを観て貰うとして、観た後はなんか心が暖かくなった感じです。完全にヒューマンドラマですが、全編を通して飽きる所が無い。昨今自分が感じている、上の世代から次の世代へのバトンタッチの中で、次の世代に継がせたいもの、継がせたくないもの、自分達の良い物だけを引き継いで欲しいと願う心、そういうものを感じさせるメッセージも秘められている気がしました。


 で、観終わった後にあまりに心打たれたので、思わず久しぶりにパンフレットを購入。BDかDVDが出たら絶対買おうと思うくらい。なんとなく暇な休日の昼下がりに、もう一度改めてゆっくりと観たい、そんな気になる映画でした。


 封切が4/25でしたから今更ですが、超オススメです。


2009/5/13:
前の会社で御世話になった顧問Fさん宅に行ってきた

 前回の日記で書いたように、前の会社で御世話になった顧問Fさん宅に行って、退職の挨拶がてら色々と話をしてきました。13時半頃に到着して、19時くらいに帰路に着いたから、5時間半くらい話し続けてたのか(爆)

年齢差39歳もあるのに、なんでこんなに色々と話が出来るのかと思うくらいだけど、そこは経験の差による懐の深さってものでしょう。何話したかって言えば、生活のこと、家族のこと、社会のこと、政治のこと、仕事のこと、趣味のこと、健康のこと、もう本当に色々と話が出来て楽しかった。
顧問Fさんも、以前一緒に仕事してる頃に、

「俺が結婚式に参席するのは、あとは彼(俺のこと)の一回くらいだからさ。友達だから」

と、言ってくれたのは嬉しかったな〜。今のところ、その希望に添えてないけど、相変わらず健康そうだったから安心でした。手相鑑定が当たっていたら、今年にはお知らせできる・・・・・だろうか?(笑)

ちなみに顧問Fさん宅までは車で約2時間。初夏の空気香る山々の間を気持ちよくドライブって感じで、なんか地味にジワジワと楽しくなっちゃったりして。一人で運転して楽しいと思ったのも久しぶり。
 話の中身としては、仕事についての話は多くなっちゃったんだけど、やっぱり顧問Fさんも苦労してるみたいで、『現状維持を保とうとするのが精一杯』と言ってました。まあ、会社があの状況じゃ、会社自体の成長はどうしても見積もれないからなぁ。伸びそうな人材はいるんだけど、人材育成の余裕をムダが埋めてるって感じだから。職人Sさんも同じことを言ってて、あの職に就いて50年以上のベテラン2人にそう言わせるってのも、ある意味スゴイことかもしれない。悪い意味で、だけど。

 ま、それはそれとして、前回も書いたように、自分の中でケジメが付けられた感じで、なんかスッキリした。単に久しぶりに長く会話を楽しんだからかもしれないけどね(笑)


 ちなみに2人に言われた事で忘れられない言葉が、

『お前の意見は聞いてない。まず言われた事を言われた通りにやれ。理由を考えるのは後でやれ』

これ、一見すると職人の横暴にも聞こえて、俺らのような若輩からすると、カッと来て当然なんだけど、これに従えるかどうかで結構差が出ると思う。んー、なんと表現したら伝えられるかなぁ〜。

『先達が成果を出す為に必要とした試行錯誤を再び繰り返すのではなく、先達の成果を踏み台にして次のステップに進めと示唆してくれている』

とでも言えば近いのかなぁ。それを体感で理解した人にしか伝わらないかもしれないけど。


いやはや、それにしても価値ある楽しい一日を過ごせたなぁ。


2009/5/11:
GWはこう過ごした

 GWは友人と遊んだり、家族で日帰り観光したりしてました。
まあ、それも3日間くらいで、殆どは引き篭もり生活だったんですが。

 高校時代の友人と集まった時は晩飯。普段は肉嫌いな後輩Mと遊んでて肉が食えないので今回も焼肉でした。4人で8人前くらい食べたみたい。残念ながら1人は病欠でしたが、まあ、この年齢になると集まるのも一苦労するもんですなぁ。

 その翌日に後輩MとCARCASSと俺の3人で同人ショップへGO(笑)
 しかし、驚きだったのはCARCASSの後輩Mいじりで、後輩Mのギース好きを利用して、携帯の待ち受け画面、着メロ等を自作してた挙句、KOF2002UMでギースが追加キャラになってるのを、後輩Mが知らなかったのを教えて、後輩Mを大興奮させてたりしてました。
つーか、前日に飯食った後に麻雀を半荘やったら0時になっちゃってたから、仕事が忙しくて疲れてるだろうし、明日は出掛けるからとさっさと寝るんだろうと思ってたら、その後に待ち受けやら着メロやら自作してるとか阿呆かと思った(笑)
昔から彼は人を上手に弄る時には異常な活力を見せるから、これはこれでストレス解消だったんだろうなぁ。道理で前日に会った時に、
「明日は後輩M君にどんな話題振ろうかなぁ」
とか、言ってると思ったら、まさかこれだけネタを仕込んでるとは想定外だったよ(笑)
後輩M自身も大喜びしてたし、結果オーライってか。
 まあ、後輩Mのこだわり具合もいい加減にしたら?って感じではあるのだけど。

 その翌日は家族で日帰り観光。日光越えて群馬の方に行って桜とか滝とか観てきました。弟夫婦も一緒だったので、賑やかではありましたが、弟が嫁さんにMHP2Gをやらせてて、それが継続してるのには少し驚いた、かな?(笑)

 親父のワゴンに皆(祖母、親、弟夫婦、俺の総勢6人)で乗って、朝4時に出発。出発前にトイレの床が何故か思いっきり濡れてたとお袋が、直前にトイレを使っていた俺に言うので、俺のせいか?と思い返すも、水をこぼす理由というのが、水を流す時に洋式トイレの貯水タンク部から出る水を利用して、トイレットペーパーを濡らして肛門を拭いている(ウォシュレット無いので、手動ウォシュレット?ってわけで。清潔にしてないとよく切れるので〜)せいで、それが撥ねたのかな?と、思ったのですが、お袋が言うには、「そんなものではない。水浸しレベルだ」という訳で、俺が小便時に的を外したんじゃないかと暗に抗議。いや、流石にそこまでボケてないから(笑)
納得いかないので、小便の匂いはしたのかと聞くと「匂いは無い」と言うので、少なくとも俺が小便をこぼしたんじゃないだろうと突っぱねる俺。それとも何か、俺が無臭小便を垂れたとでも!?
ちなみにその後、原因が発覚し、貯水タンク部のフィルターにゴミが詰まって、上から落ちる水が溢れ返ってたという納得のいく理由でした。
早々に原因が分かったお陰で、俺の小便的外し疑惑は濡れ衣だったと立証されたのでした。まあ、朝から笑い話ですね。

 で、出発して、いろは坂を越える頃にお袋の作った弁当を朝飯に。これが予想以上にボリュームがあって、どんだけだって感じでした。混ぜご飯とか、味が染みてて美味かったんだけど、量がね〜。まあ、それでもゆっくり完食したけど。

あと、ちょっと前に書いた、性ホルモンと陰毛の濃さと精神性の関係について弟にそのまま話してみたら、最初は「ねーよ(笑)」と言われたのですが、話をしてる内に「うーん、そう言われてみると合理的だなぁ」との事でした。が、やはり統計結果は無さそうです(笑)
 で、どっかの山を越えて群馬の樹齢300年とかいう桜を観に・・・と、いうか、定年を過ぎてカメラを趣味にした親父が桜の満開状態を写真に撮りたいというわけだったんですが、例年だとちょうど見ごろの筈が、今年は少し早かったらしくて、既に葉桜状態になってて残念ながら、望んだ結果にはならなかったみたいです。
あ、でもそこの水が名水百選の一つだったらしくて、湧き水飲んだら、かなり美味しかったのは良い思い出。桜をネタに近くで蕎麦屋やってんのかと思ったら、水がいいからなのね。

 その後はどっかの滝・・・ていうか、行った場所の名前、覚えなかったのよね。しかもデジカメを忘れてしまったので、携帯で写真だけは撮ったんだけど。

滝

・・・・・携帯の写真、加工無しなのにえらく解像度高いし、サイズでかいな、これ。
まあ、それは良いとして、写真を撮った時は滝の周りの巡回コースを弟夫婦と話しながら歩いてた時。30代になった兄弟は揃って息を切らしてたりして。でも結構楽しかったので問題なしってことで。

 その後はお帰りコースで、どっかのドライブインで食事をして帰宅したのは夕方5時頃でした。なんだかんだ言って、結構楽しかった。


 次は相変わらずゲームの話。

 以前(2009年4月22日の記事)の購入検討リストから、ペルソナ(PSP)、ティル・ナ・ノーグ(PSP)、とらドラ!ポータブル(PSP、限定版)を購入しました。

ペルソナ(PSP)
 PS1時代の初代作をリメイクしたものですが、快適なロード、快適なUI、軽快な今風?BGMになったのですが、なんか手が進まない。氷の女王編に入った所で中断したままです。うーん、良くはなってる筈なんだけど、身が入らない。何故だろう?

ティル・ナ・ノーグ(PSP)
 過去作の移植作で、頻繁なローディング、微妙に使い難いUIと、いかにも原作のまま移植しました!な感じなんだけど、始まるとコレが止まらない。決して最近のゲームのようにココが凄い!ってのは無くて、欠点が多い筈なんだけど、始まると止まらない。何故だろう?

とらドラ!ポータブル(PSP、限定版)
 原作小説は未読。アニメで放映してた時に気に入ってたのでお布施のつもりで限定版で購入。バンナムだし、キャラ物だし、危険だろうけど、まあ、画像と声を楽しむくらいはできるだろうから・・・と、思ってたら、これが意外によく出来てる。残念なのは3Dマップ移動時にセーブが出来ない事くらいで、バックログジャンプなどの斬新な機能を搭載し、システム周りは快適、ローディングの不快感無し、ストーリー的に目立つような破綻無し、原作のイメージぶち壊し無し、全編フルボイスと、かなりの良作。つーか、大河可愛いなちきしょう!(爆)
まあ、原作のクリスマスイベントまでの流れを知らないと、理解しにくいかなーとは思いましたが、2chでは原作知らないでも楽しんでる人もいるみたいで(主人公がここ一年の記憶を失ってる設定なので、人間関係を理解するのに主人公が知らないこと=プレイヤーも知らないこと、という構図が成立してる)、案外知らなくても問題ないのかもしれません。まあ、俺は知っててやってるので、その良し悪しを理解するのはできないだろうと思ってます。

ちなみにマルチエンディングで、原作のパラレルストーリーとなってる癖に破綻してないので、思わず結構やりこんでます。観たエンディングは、亜美の僕エンド、独身エンド、やっちゃんエンド、大河エンド(75%、100%)、北村エンド、兄貴エンド、みのりん60%エンド・・・かな?
エロゲーの紙芝居ADVの如く、既読SKIPも出来るし、バックログジャンプがあるので、周回がそれほど苦痛でも無いので、結構楽しめるんですよ。しかもオープニングムービーはアニメそのまんまだし、エンディングは種類によって歌やアニメが違うなど、なかなか驚かされました。なかなかの力作です。
購入検討してた頃はバンナムだと警戒してたんだけど、たまにこういう良作の提供があるからバンナムも侮れない。もっとも、侮れないと思って、安心すると地雷を踏むのがバンナムのキャラ物なので悩ましいところ。
あ、限定版に付いてたおまけも結構良いものばかりで満足。スピンオフ小説とか面白かった。


 さて、そうやって現実逃避しつつ、自分の現実も見返したりしてると、再就職に向けてどうも自分の心のけじめとして、前の会社で世話になった上司、顧問Fさんへの挨拶をまだしてなかったというのが心に引っ掛かってる模様。面接行ってみようかと気になってる求職が一件があるんですが、週休2日じゃないのが気になってるんだと思ってたんですが、どうも気になってるのは顧問Fさんに退職の挨拶をしてないって事みたいです。

 前の会社で世話になってた2人の上司、職人Sさんと顧問Fさんの内、職人Sさんとは退職が決まった後も会って話が出来たのですが、顧問Fさんとは休職し始めた時期の最初に家に来てくれた時以来、何も話せてないので、それが心残りになってるみたいなんですね〜。

 『「甘え」の構造』という、日本人の「甘え」の心理についての本によると、日本人が気にするのは個人に対する責任よりも、自分が所属するコミュニティに対する責任についての比重が大きいらしく、俺自身にしてみると、自分は前の会社を辞める事について、上述の2人に対して、裏切ったんじゃないかという心理があると思うんですよ。色んな方の意見を得て、結果的に自分は退職を選んだものの、その2人については自分が退職を選んだ事について、きちんと理解をして貰いたいって気持ちがあるんです。
 もちろん、御二方ともかなりの人間性を持ってる方なので、話さなくても理解して貰えてると信じてるんですが、自分の中ではそれを自分の口できちんと話をしたいと思ってるみたいなんです。で、顧問Fさんにはまだそれが済んでないのが引っ掛かってて、気になってる求職先があるのに、それが次の一歩を踏み出す活力を出していないんじゃないかと、最近思い始めた訳です。
 なので、近い内に顧問Fさんのお宅に行ってみようかと思ってます。以前に行った事があるので、朧気に道は覚えてるんですが、昨夜親父に地図を借りて道を教えて貰ったので、何とか行けそうな気になってきたってのもありますし。


 自分自身の心理ってのも、難しいものですな(笑)


2009/5/2:
真マジンガー衝撃!Z編

 テレビ東京で日曜の深夜1時から放映し始めたマジンガーZです。
キャラやメカのデザインは旧作のまま、ストーリー展開も若干の違いはあれど、大筋は旧作のままなんですが、脚本、構成、監督が『ミスター味っ子』や『Gガンダム』、『真ゲッターロボ 地球最後の日』今川泰宏さんじゃないですか!
道理で見せ方が上手いなーと、思ったんですよ。兜十蔵が甲児の所にロケットパンチを遠隔操作して自分達を握らせて駆け付けるシーンとか、甲児が街中での戦闘で攻撃を避けた時の演出とか、なかなかインパクトあるシーンが多数です。

 第一話は無料配信、最新話は一週間の限定配信で、ネットで視聴(テレビ東京内あにてれ)も出来るので、テレビ東京が視聴できない方はそちらで見て貰いたいと思います。

 第四話では、ルストハリケーン、ブレストファイアーの初お披露目ですが、それよりも祖父の死に我を忘れた甲児が、マジンガーZでビルを引き裂き、敵を追い詰める姿は「神か悪魔かマジンガーZ」って感じで、かなりいいです。
マジンガーや機械獣のデザインは、30年以上前のデザインなので、今にしてみれば古臭いデザインではあるのですが、そこは流石に今川さん。数年前に鉄人28号をリメイクした時と同様、やっぱこのデザインじゃないとな!と、思わせる演出です。


 つーか、改めて無料配信されてる第一話を見たら、タイトルが『大団円』だし、ビックバンロケットパンチとかあるし、凄えな(笑)


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