Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2008年12月)

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2008/12/22:
前世の話と最近遊んだPCゲーム

 どうでもいい空想シリーズその・・・いくつだろ? 今回は前世の話について。

前世というのは輪廻転生で別な人生を魂が記憶している・・・というものですが、魂というよりは自分の根源的部分と表現した方が近い気もします。まあ、輪廻転生の構造についての話も書こうとしたけど、長くなりそうなのでその内にまた。
 真偽は別にして、今までに占いなどで自分の前世の内、2つの前世があったという事を記憶しています。今回はその話だけを書いておこうかなと思った次第。

 最初に知ったのは、自分がジプシーの踊り子の女性だった人生。Wikipediaによると、ジプシーとは北インド起源のロマニ系に由来する移動型民族であるロマのことでしょう。西暦1000年前後頃が起源らしいので、多分そのくらいの人。
ミステリアスな容貌と人を寄せ付けない雰囲気を持った物静かながら情熱的な女性で、呪術にも通じていたらしいとの事で、病人や怪我人の治療などもしていたようです。

 2番目に知ったのは、インド占星術での占い結果による古代インドにおける前世。年代は不明。でも内容的に結構古代っぽいですが。こっちは少し物語チックな記述でした。以下、その引用。

 『黒い服をまとった魔術師です。彼女には神秘的な力がありましたが、その力を滅多に使うことはありませんでした。彼女は暗い洞窟にひとりで暮らしていました。でも、まったく人との交流を避けていたわけではありません。ある時、彼女の洞窟に「お願いです。お母さんを助けてください」と、一人の少女が訪れてきました。その母親は瀕死の重傷で、息も微か、もう助かる見込みはないようです。でも、彼女は思い出しました。薬草採りに出かけた際、この少女が喉が渇いた彼女に水を恵んでくれたことを。「分かりました。できるだけのことはやりましょう」 彼女はナイフを磨き、火を焚き、手術の準備を整えました。火の上の壺の中にはドロドロとした液体が煮えたぎっています。彼女は傷に手をかざすと、神経を集中して念じました。「災いの根源はどこだ!」 血と膿の中に冥界の渦が見えます。彼女はナイフを振りかざし、迷うことなく突き刺しました。そして悲鳴と叫び声が消え、静寂が戻った時、母親は静かに目を覚ましました。

 以上2つでどちらにも共通するのは、女性であること。基本的には孤独を好む性格であること。呪術、魔術などに関わりのあるという3点。・・・つーか、性格はどうあれ、その素行から周囲に迫害を受けやすい人物のような気がするから、その結果として孤独になってるというような気もしなくもない・・・。今の自分の性格などから重ねると、どちらも魔術・呪術の類を使うのは営利目的ではなく恩義への対価として使っていたんじゃないかなぁ。あと、魔術・呪術という表現になっているけど、これって医術じゃないだろうか? 前者は薬草的なものを使用した薬物治療、後者は何らかの外科手術のことではないかと思います。その理由としては、ナイフ=メス、火を焚く=ナイフの燃焼消毒、ドロドロとした液体=薬草を調合した麻酔薬あるいは消毒薬?、災いの根源・血と膿の中に見えた冥界の渦=開口した病巣部位あるいは感染部位という考えから。

 はてさて、これらが本当か否かは分からないけれど、自分の中にそういったものが含まれていると思考するのは、結構面白いと思いませんか?


 次は最近遊んでるPCゲームについての話。MMOも殆どがソロプレイなので、たまにはPCのシングルRPGでも遊んでみようと思い、3本ほど遊んでいます。

 1本目は『Titan Quest ゴールドエディション日本語マニュアル付き英語版公式サイト日本語Wiki)』
 ローマを舞台としたDiabloライクなゲームで、Diabloと違い性別の選択後、メインClassとサブClassを選んでのキャラBuildが出来るので、Diabloよりも自分のイメージというのを表現し易い感じ。ローグライクなダンジョンを楽しむDiabloと違い、一本道のMAPを物語と共に進んでいくという感じですが、やはりHack&Slashが面白い。
現在、開発元は倒産していますが、DL販売はされているようです。俺はよく行くPCショップにパッケージ版(本編+拡張版のゴールドエディション)が残っていたのでそれを購入。英語版しかありませんが、有志の皆様のお陰で拡張版も含めて全てが完全日本語化可能です。訳も上手に出来ていて、有志の方々の労苦に感謝です。
 キャラBuildが面白くて、メインキャラはDefender+DreamのTempler、サブがWarfare+StormのThane、Hunting+NatureのRanger、Spirit+StormのOracleと4キャラも作ってしまいました。

 メインのDef/Dreは盾をメインとし、精神系魔法を使う防御型魔法戦士・・・の、ようですが、実は盾は防御ではなく攻撃に使います。メイン武器+盾攻撃という二刀流のようなものですが、やはり盾は防御にも使えるので、攻防のバランスは高く安定しています。精神系魔法は姿を消して接近して敵を強襲する範囲攻撃などもあったり、スピリットを召喚したりも出来て面白いですね。

 サブ1のWar/Stoは完全攻撃型。Warで武器二刀流をしつつ、氷/雷系で白兵武器を強化したり、吹雪で遠距離武器の命中率を下げたり、雷系攻撃魔法でダメージを与えつつスタンさせたりできますが、敵を一刀の元に斬り伏せる攻撃力がありながらも、防御が薄い為、囲まれるとすぐ死にます。自分で作った全キャラの中で最も死亡率が高く、ポーション依存度も高いです。でも、そのアンバランスさが可愛くて面白いわけで。

 サブ2のHun/Natは、弓と槍を使った攻撃+自然系魔法です。このゲーム、弓が強いんです。本当に。だけど、このキャラのメインは槍です。でも序盤でエピック武器(ランク的には上から2番目)が出てしまったので、弓も使うようになりました。槍スキルで通常の300%の速度で接近して攻撃する突進技が面白くて、これをメインにしつつ使っているのですが、メインのDef/Dreがシールドチャージを覚えて、これがこの技と同じなので、個性が一つ消えてしまった感じ? でもNatureで狼を召喚してペットと一緒に戦うので、これはこれで面白いかな。で、接近戦はペットに任せて後ろから弓を撃っていると、ペットがすぐ死ぬので、不安になって槍チャージしてしまったりして。あと回復魔法が得意なので、生存率は高いですね。

 サブ3のSpi/Stoは杖による遠距離攻撃をメインとしたキャラ。まだあまりプレイしてないのですが、杖から攻撃弾を3Wayで撃てたりするので、他キャラにない個性が面白いですね。
 以上のキャラで、どれもまだAct1しか遊んでません(本編はAct3まで、拡張でAct4追加)。マルチもおまけ程度で付いていますが、ローグライクダンジョンでは無いので、レベル差とか進行度の差があるとやりにくいかも。むしろ一人でBuildを考えつつ遊ぶ方が楽しいかも。


 2本目は『Mount & Blade(英語版)Mount & Blade公式サイト日本語Wiki)』という剣戟アクションRPGです。
 元々はトルコ人夫婦が製作した同人ソフトだったらしいですが、現在はソフトメーカーの支援を受けたのかパッケージ版が販売及びサポートが継続されています。また、DL販売もしていますが、こちらは海外でも使えるクレジットカードが必要です(VISA、Masterなど。JCBは不可)。ちなみにDL販売で$29.99です。パッケージ版を日本円で買うと4,980円なので円高の今ならDL販売の方が2,700円程度なので安いかな。
 基本的には箱庭世界で、最初は一人から始まって師団を持ちつつ・・・・・あれ? 最終目的って何だろ?(笑)
 このゲームの優れているのは、何と言ってもその戦闘システムに尽きます!剣戟アクションとしてはかなりの出来。欠点は同人出身故に3Dモデルの見た目がイマイチですが、顔エディットも出来ますし、キャラの成長システムは完全に自分の自由です。

 戦闘はFPSみたいな画面ですが、カメラのズームIN/OUTは出来ないのは欠点。それでも戦闘の面白さを損なう事はありません。武器は上からの斬り下ろし、左右からの斬り払い、突きの4方向から選べて、防御は盾による前面ガードか、武器によるガードが可能です。武器の場合は敵の攻撃方向に対してキチンと合わせないとガード出来ないというのはポイント高い。 また、ポールウェポン(ランスとかハルバートなどの長柄系武器)については、騎乗してのチャージ攻撃が可能です!!!これが格好いい!!映画のロード・オブ・ザ・リング二つの塔で表現された騎士達の勇猛なチャージアタックが自らの手で完全再現可能なのですよ!!!素晴らしい!!!
それともちろん弓矢による射撃攻撃もできます。クロスボウ(弩)とボウ(弓)のどちらかですが、クロスボウの方がボルトをセットする時間が長くて使いにくいです。
フィールド画面は小さなアイコンがちょこちょこ動いてる訳ですが、敵のアイコンに接触すると箱庭な戦闘フィールドに移行しての戦闘になりますが、タイトルのMountにあるように騎馬での戦いがメインで、もちろん馬から下りて戦うことも可能です。どちらがいいのかという話になると一長一短で、地形によるとしか言えません。平地部では騎馬の機動性は圧倒的有利ですが、凹凸の激しい山間部での戦いでは馬の機動性が失われる為、降りた方が強いかも・・・。ただ、全ての近接攻撃には加速度によるボーナスがあり、高所からの騎馬攻撃は非常に強力なので悩ましい所です。

 師団の運営ですが、最初は自分一人なので仲間を集うことになります。ここの仲間には一週間毎に給金を払う必要があるので、定期的に金を稼がなくてはなりません。
仲間には一般の兵士と、コンパニオンと言われる仲間がいます。一般兵は村で募ったり、街で傭兵を雇ったり、倒した敵を捕虜にした者を説得して仲間に加えたりということで増えていきます。この仲間は一定のEXPを得ると成長し、その成長は歩兵、弓/弩兵、騎兵に分化していきます。能力やスキル、装備は兵種に依存し、装備は勝手に着けてるので金銭の心配はありません。ただし、戦闘で死ぬと本当に死んで復活はしません。
 コンパニオンというのは固有名を持ったNPCで、成長した時の能力値やスキル値の分配、装備の更新などはプレイヤー側で自由に可能です。師団に入るのは個々に理由があり、師団の動向によっては離脱していくコンパニオンもいます。俺は現に2名ほど離脱していき、快く見送りました(笑)

 金を稼ぐ手段としては色々あって、ギルドの仕事は賊退治、牛の追いかけ輸送、キャラバンの護衛、ワインやエールなどの運搬、国家間戦争の和平仲介などがメインです。特定の王に仕えて敵国へ潜入したり、戦争に参加したりすれば給金が支払われます。最も簡単な金稼ぎは交易品の売買でしょう。Traderスキルが高い、或いはTraderスキルの高い仲間がいれば、その街で売っているどの交易品がどこで高く売れるかなどを調べる事ができます。最初はこれをやるのが一番簡単かな。

ちなみに、賊に襲われて負けると囚われの身となり、脱走するまで数日間は賊に引き回されて動くことになります。時には所有物を奪われることもあるでしょう。一般兵は賊の捕虜として奪われます。コンパニオンは脱走した時に一緒にいる者もいれば、いなくなっている場合もありますが、いなくなった場合は大抵近くの街の酒場に行くといる事が多いです。話し掛ければ再会を喜んでコンパニオン自身が逃走した時の経緯を教えてくれつつ、再び師団に加わってくれます。
その他にもアリーナで賭け試合をする手もありますね。観戦も可能ですが、自分で参加して自分に賭けることも可能です。

 MODも色々と作成されており、イギリスとフランスの戦いを描いた再現MOD『百年戦争』などもあります。日本語化も有志の手で行われていますが、ユーザーの絶対数から全部が全部というわけではありません。それでも頑張ってくれている有志の方々には感謝の念が絶えません。

 とにかく戦闘システムが非常に良い出来で、騎馬で駆け込んで敵を一刀のもとに斬り伏せる爽快感などは類を見ません。武器の選択肢が多いのいい感じ。

 3本目は『Obvilion日本語Wiki)』
 あまりに有名で、最高峰とまで言われるシングルRPGで、PS3やXBOX360でも移植されているので、内容については、ここで語るよりも他のBlogなどを見て貰った方が早い訳ですが、PC版で購入したのには訳があります。それはエロMODの存在です!!!!! ERO IS POWER!!!! OH!YEAH!!!!!
 そういう訳で、もう久しぶりにチンプンカンプンになりながら様々なMODをエロの為に投入しました。お陰でたまに突然のエラー落ちもありますが、まあ、それほど頻繁な訳でもないので問題なしです。


エロって偉大ですね(謎)


2008/12/10:
どうでもいいこと

 日常で突然どうでもいいことを考え込んでしまうことってありませんか?

例えば、先日風呂で身体を洗っていた時にふと思ったこと。
陰毛を洗うのは石鹸と髪の毛用シャンプー&リンスのどちらが適切か・・・。
もしかすると何年か前に話題にしたことがあるかもしれませんが、実際どっちがいいんでしょうねぇ。体毛って生える場所によって、内部の物理的元素って違うんですかね。同じだったらシャンプー&リンスの方が毛に優しいように感じるじゃないですか。と、すると、腋毛とかギャランドゥとかどうなんでしょうね。

ちなみに、俺は普通にボディソープで洗ってますが、一度だけ興味にそそられてシャンプー&リンスを使った事があります。リンスに含まれる柔軟剤の影響でサラサラにはなりました。下の毛が。

 あー、あと何か変なことを思い付いたんだけど何だったかな。

 それと死んでいたサブPCを復活させる為に中身を入れ替えました。CPUがC2D-E7200、メモリ4GB、M/BがASUSのP5QL PRO、HDD250GBだったかな。安く済ませようと思って型落ちなので、買わなかった方がいいとか言わないでね。言われたら凹む。グラボは眠っていたGF7900GSを、電源は眠っていたSeasonicのM12・・・実はもっと早い段階で中身を交換しようと電源だけは買ってあったという訳で。OSはWinXPSP2で。これも事前に購入してあったのが・・・。
 まあ、復活させようと思った理由もEQ2の2Accプレイを再び望んだからなんですけどね。それとデータフォルダが欲しかったし。つーか、以前のHDDから引っ張り出すの面倒くさいな・・・・・その内やるかぁ。


2008/12/2:
もう師走・・・

 相変わらず自宅療養中です。傷病手当の書類を書いて貰う為に病院に行ったところ、お医者さんにも良くなってきたと言われ、急がずにゆっくりこれからのことを考えるようにとのことでした。慌てて元に戻ろうとするとまた悪くなるようなので、自分の中で焦りのようなものがある時は、ゆっくり考える姿勢でいいんだなと思うと気が楽になります。

本屋に漫画を買いに行った時、「甘え」の構造という本を店頭でちら読みして衝動買いしました。今の自分に参考になるかなと思ったのですが、もっと根幹的な日本の民族思想構造を考察してる本で、日本の特異性というのが書いてあり面白いです。
「甘える」という言葉は、日本語以外の他国語には存在せず、この言葉がある事が日本人の思想というものを表している事で、日本人のコミュニティの考え方などをその思想に基づいて考察・解説してあります。本職の精神科医の方が書いているみたいで、様々な体験、経験に基づいて書かれているので、なるほどなーと納得することが多いです。特に、EQを通じて欧米の方と接したり、仕事の関係で中国に行って現地人と触れ合った自分の経験から照らし合わせても、この本に書かれている事は大いに当てはまっています。
衝動買いした理由も、今の自分が甘えているのか、それとも病理なのか、それを理解する手立てになればと思ったのですが、別な意味で勉強になってたりします。もちろん、自分の中でこれからのことについて、気持ちを整理する手掛かりにもなりそうです。

 話変わって無双OROCHI魔王再臨を買いました。今までで一番出来が良いと評判がいいですね。実際にかなり遊び易いし。一通りストーリーモードをクリアしたので、かなりまったりと遊んでいます。やり込みはしないかも。目標なく強くするだけってのも、流石に飽き飽きしてきたともいいますか。

その他に気になるゲームは、PS3の白騎士物語、同じくPS3のDemon's Soulsの2本なんですが、どちらもまだ出てない上に、まだPS3買ってないんですよねぇ。今、無収入で、無駄遣いは控えたいし。

 まあ、慌てずにいきます。


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