Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2008年5月)

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2008/5/30:
ちょっと恥ずかしい話

 人工少女3はんなりを公式で注文。着払いしか選択できないのは面倒だと思いながらも、Amazonよりは確実に発売日に届くと思いながらも、のこと。

で、仕事中に・・・。

事務の人:「Zeek君、運送屋さんに荷物頼んでる?」
俺:「頼んでるよ」
事務の人:「あ、そうなの。じゃあ、出て。はい」
俺:「もしもし?」
配達の人:「もしもしー、荷物どうしましょ?不在票は置いといたんだけど、夕方にします? 着払いだし」
俺:「あれ、荷物のこと、祖母に頼んでおいたんだけど、いなかった?」
配達の人:「あれ?そうなの?お昼くらいに行ったらいなかったから・・・」
俺:「あれー、どうしようかなぁ・・・夕方にするかなぁ」
配達の人:「夕方にするなら、別の人に渡さないとならないから・・・」
俺:「今どこです?」
配達の人:「事務所出たとこ」
俺:「うちの会社の?」
配達の人:「ああ、いやいや、うちの」
俺:「うーん・・・うちの会社って寄ります?」
配達の人:「あー、うん、寄るよ」
俺:「なら、そのまま持って来ちゃって下さい」
配達の人:「あ、持ってちゃって構いません?」
俺:「うん、宜しくお願いします」
配達の人:「分かりましたー!どうもー」




そういう感じで会社でエロゲーを受け取りました!
ちゃんと運送屋の袋に入ってたから迷彩もバッチリさ!

 通販と言えば、Generration XTHもヴィジュアルブック&CDとセットで購入。公式サイトからの通販でしか買えないWizXTHの最新作です。
なんでPCゲームになってるのかなーと思ったら、Team Muramasaはマイケルソフトから独立してたみたいですね。
で、その独立の経緯ってのがなかなか泣かせる。Muramasaの名の通り日本人好み。どうやらこんな展開だったらしいですよ。
というわけで、お布施の意味も込めて即決注文。

ちなみに「もしかしてXTHの続編か!?」と期待していた「ととモノ」の方は、ヤバイっぽい。マイケルソフトはTeam Muramasaの独立の後、倒産したらしく、上述の流れだと未完成で発売になったりするんじゃない? 勿論、その背景は『権利』という名の大人の事情さ!
 そういう流れで俺の購入リストからも消えていきました。PSPという着眼点は良かったけどねー。

 と、PSPと言えば、娯匠がPSPの対戦格闘に関わってるっぽい。契約上タイトルを明かせないらしいけど、PSPで面白いと評判の対戦格闘って・・・・ああ!あれか!あれって娯匠が関わってるとしたら、アニメタイトルなのに定評あるのも納得!うーん、買ってみようかな〜。

 買ってみようかな〜と言えば、ヴァルハラナイト2買いました。スルメゲーぶりは相変わらず。ちょっとしたバグっぽさも相変わらず!でも前作よりは改善されてる。ちょっとした気分でプレイを始めると、割とダラダラやってしまう。鑑定魔法を覚えると、じんわり楽しくなってきてしまうんだなー、これが。でもドワーフはかなり凶器。どれくらいかって言えば、EQ1のOgreくらいな外見。

さて、現在は戦士(剣盾)・戦士(二刀流)・僧侶・魔法使い・盗賊な定番5人パーティー。6枠目は加入キャラ用に空けといてもいいかな。みたいな気持ちに。二刀流戦士の必殺技の見た目がなかなか面白くて、二刀を合身、でかい一刀にして横薙ぎに斬るって感じなのはなかなかお気に入り。

Wizとか好きな人にはお勧め。でも、最近のゲームが好きな人にはじわじわ過ぎて退屈かも。


2008/5/2:
4月分

 気付いたら4月が終わってた。

難しいと言われる製品も何とかまとまりそうで、職人さんや顧問さんからは、そこそこ評価されつつも、対策について意見も貰って、実践と理論の両立した仕事になっているが、管理しない管理陣の暴走ぶりに、この状態が続くようなら本気で転職も考えようという気持ちになった。

 GWにCARCASSやMiyaを含む高校時代からの悪友達と再会。こうやって遊んでる時は相変わらずだけど、父親だったり、家を建てたりと人生を歩んでるなーというのが3人と、キング・オブ・自爆事故となりつつある1人と、相変わらず道楽者の俺という5人。ここ数年は大体この5人で時間を合わせてて、今回は昼くらいから会える組で集まっておいて、出来れば晩飯を一緒に〜と連絡し合ってたら、みんな上手く時間を作ってくれたみたいで、晩飯の他に少しだけ遊ぶ時間も作れて楽しかった。
 以前と比べたら会う機会は少ないけど、こうやって互いに接点を持つことを維持し続けていられるのは有り難い。
三十路を過ぎると、気心の知れた友人の大事さを感じる。ほら、社会に出ると、日本人は建前の仮面を被りがるし、相手の足元を掬わんとばかりに目を凝らしてる人の輪の中に入らなくちゃいけない時もあるからねぇ。

上手く友は大事となった所で、この日に遊んだ、ゲーセンのキン肉マンのゲームが面白かった。俺が使ったのはキン肉マンマリポーサ、キン肉マンソルジャー。CARCASSがサンシャイン、ベンキマン。友人Fが禿バッファローマン。ベンキマンの勝利マークがウンコだったのは驚きだが、キャラスペックはベンキマンだった。でも友人Fの禿バッファローマンに流し勝ちしてたけど。
俺が使ったソルジャーことアタル兄さんは、声が千葉繁さんで、異常にかっこいい。確かにキン肉マンのエピソードの中でも王位争奪戦はかなりシリアスで悲しく惨い話が多かったけど、その中でも王位を弟のキン肉スグルに託す為にソルジャーに摩り替わって、キン肉スグルにマッスルスパークを託して(アタル版+スグル版=真・マッスルスパーク)消滅してしまうという役割のソルジャーは、男らしさ、渋さ、兄らしさ、兄弟愛、儚さ、切なさなど、いいとこ取りのようなキャラであるが、それが細かいポーズで表現されてるのは良かった。ゲームとしてのバランスもなかなかで、これはコンシューマ版があったら買ってしまうかもしれん。
それと幾つか体感物を皆と楽しんだが、4人でやれるKONAMIのガンシューティング「ワールドコンバット」を友人W、Miya、CARCASS、俺の4人でプレイしたところ、チーム評価で悪運だけがグラフチャートの最高値に届く程に高かった。
あとCARCASSと大型筐体のガンシューティングをやったら、相性度が73%で「もっと甘えてみて」とかいう評価・・・って、これ恋愛相性度かよ!?

晩飯ではもつ鍋を。今回運転者多めだったので酒を飲めるのは2人だったんだけど、もつ鍋美味かった。モツってモツ煮のイメージから、もっと臭みのあるものと思ってたんだけど、さっぱりとコクのあるしつこさやくどさも無い、フニフニとし触感。じっくり鍋で煮込んだので、汁も野菜も美味かった。CARCASSが友人Fにやたらとメタボネタを振っていたが、君ら、デスクワークに従事してる人は歩くのを心がけた方がいいぞ(笑) 俺は仕事の組織変更で工場敷地内を歩き回ってたら、ここ最近は脇腹辺りが引き締まってきたから大丈夫そうだし(笑) その代わり、作業靴で一日中だから 、足の裏が疲れて痛くなるんだよね〜。


 うーん、他に印象的な話って言えば・・・ああ、この前あった本当の話。
 組織変更以来、うちの管理陣はダメだと愚痴愚痴と書いてますが、そんな中で工業系の人なら高校生でも失笑する話。
とある新規案件の見積もりで、変てこな図面が来た。何が変てこかって言うと、鋳物屋に見積もりするのに送られてきた図面が組立図だった。俺らは(顧客からすれば)部品を作るんだから、組立図送られても見積もりなんて出来ないよ!と、電話で伝えたんだけど、部品図が無いの一点張りで仕方なくそれで見積もる事に。まあ、これはこれで笑える話なんだけど、この図面、とある円盤状のものを図面を簡潔にする為に、断面図を半分だけ書いて、寸法値φいくつと書いてあり、見積もりだからと部下Mに重量計算をして貰って、まあ、こんなもんだろうと部長に出したら、

「こんだけなのに、こんな重いのかよ?」

と、怒気込み込みで部下Mに言うものの、部下Mは工業高校出身なので、

「あ、これ、φとあるんで円形です」
「・・・・・・ふうん」
(しばらく図面を眺めた後、仲の良い主任に向かってムスッとした感じで)
「これじゃ、円だって分からないよな」


その発言はヤバイって!
と、マジで一瞬唖然としたり。そりゃあ、誰も教えなかったと言いたいだろうけど、要職に就いたのだから独学でも学ぶべきではないのかい?
俺も三十路を過ぎた今更、機械材料学基礎入門、材料強度学入門、熱処理概論とかの本を一冊数千円出して買って、チビチビ読みながら、やっと上の人の話をほんの少しだけ理解できるようになってきたわけだし、図面のテキストはこういう時の為になるように、分かりやすい本を買って何冊もあるのになー。

 しかし、権限委譲せずに責任だけ押し付けてるのが実際だけど、多分そういうのって自覚して意識してないと、組織ってのはそういう方向に傾くものなのかもしれないなぁ。

 あー、でもここでこうやって書いてるのがバレて、責任取って会社辞めろとか言われたら、そのまま辞めた方が、波乱万丈を約束された自分の人生には良い刺激かもしれん。
そうしたら、今の会社の中で伸び代のある後輩達に、「給料は安くなるし、待遇も悪くなるかもしれないが、自分達の納得の出来るやり方と作り込みで、一緒にやらないか?」と、声を掛けたら付いてきてくれそうなのが、4、5人くらいならいるから、それで起業するってのはアリなんだよね。

でも、起業のやり方が全く持って勉強不足だってのは不安。つーか、これでよく高校時代は30歳になったら会社を自分で立ち上げてー、と、朧気ながらに考えてたもんだと、若かった自分が少し恥ずかしい。

ただ、職人さんが最近漏らす言葉で気になるのは、「この先どうなんだ。このままこの会社で続いてくか、それとも誰かが会社作ってやるのか」という言葉。

少なからず、その誰かに自分をイメージした場合、かつて自分が抱いた何かにベクトルは付いているんだけど、今の自分では人を使って経営するという意味では、人間的な面で力不足を感じるから、言葉にも出来ずにいる。

何が力不足って、俺、人に偏見持つ時あるからなぁ。その心的スパイスが、その人の持つ真の能力を見抜かせない時が今までにあって、それを把握、理解するのに大分時間を費やさなくてはならないのは、迅速な決断を要求される立場としては問題じゃなかろうか。

そもそもあれだ、決定的に自分が嫌いなタイプってのが最近分かってきて、

タイプ1:
声は大きいが、人の話を聞かないタイプ。後でこっちが聞いたことを訊ねても「分からない」の一点張り。

タイプ2:
一生懸命仕事を頑張ってるように見えるが、稼動時間がひたすら長いタイプ。こういうタイプはサービス残業もする、発言も多いが、よく見ると何度説明しても同じミスを繰り返しており、大方の場合、仕事の内容を理解していない為、稼働時間ばかり長く、成果は稼働時間に比例しない。ていうか、ただ長いだけの稼働時間=成果だと間違って認識してるようにしか見えない。

逆に気に入るのは、

タイプ3:
言われた事は真意は理解できなくても、とりあえず言われた通りに実行するタイプ。

タイプ4:
稼動時間は短いが、仕事をやる上で細かい創意工夫が見受けられて、大抵職場の5Sが粗方理解できる。

ていうか、後半2タイプみたいな人は報われるべきだと思う・・・って、これって、論語にある、『考えて実行する人』『実行できる人』の分類と同じかもしれないから、やっぱまだまだ学が足りないよなぁ。


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