Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2007年4月)


2007/4/25:
王道があるから脆道が映える

 予約してアベンド版を買いましたが、このまま触れずに積みゲーになりそうです。納得いかなくて買った筈なのに、納得いかないものが固定化されたので価値を感じなくなったというか。てか、アトラスも警戒メーカーリスト入りかなー。
最近、捻りすぎたゲームばかりで素直に楽しめないですよ。
 よって、個人的にペルソナ3フェスはお勧めできない作品にリスト入りしました。

 次の期待策は、SHINING WIND(公式サイト)だな。

 エロゲーなのにお勧めしたくなる幻燐の姫将軍2は、警護兵リシェルと王妃イリーナが仲間入り。リシェルの装備『魔導鎧』というのは何かと思ったら、何か鎧にでっかい鉄球が付いてぶん殴ってました。あと何やらズパパパパパン!と音がするMAP兵器。

 そして王妃イリーナ。主人公の半魔人リウイの妻ですから王妃で、いわゆる正統派清純お姫様なんですが、最近はこういうヒロインをあまり見ないせいか、かなりヒット。まあ、エロゲーなので、普段とのギャップも堪能できるという。でも戦闘面では、微妙に平均点くらいらしい。

 で、エンディングも色々分岐があって、個別エンドを含めると15とかあるらしいから、まあまずは思いのままにやってみようかなと。ちなみに公式な正伝ルートだとイリーナは死んでしまうのが残念。まあ、エロゲーらしく他のキャラが全部ヒロイン級のキャラクターを持っているので、切なさを語りつつ、戦争の忌々しさを表現するという意味で、下手なゲームより物語性が高い。そもそも敵の姫将軍エクリアも曰く付きだし。うーむ、エウシュリーには頑張って戦乙女EPISODE4を出して貰いたい。次からはリアルタイムに買っていくのに。まあ、とりあえず次回策の子作り番長も買おう(笑)

 今回のタイトルは『王道と脆道』というテーマなんで、かなり話がマニアックになってもいいだろうと。月刊アフタヌーンで『無限の住人』という仮想時代劇漫画を描いてる沙村広明さん。Wikipediaで見てたら、責め絵を描くのも趣味だそうで。以前、何度か雑誌で見たことありますが、やはりこっち系の人だったんですね。というわけで、責め絵画集『人でなしの恋』を注文。
えーっと、年齢制限入ってませんが、基本的に残酷画の集まりなんで、残虐描写という意味で年齢制限は入った方がいいでしょう。あと、普通の沙村広明ファンの人も見ない方がいいと思う。過激でシュールで残酷な描写がいっぱいです。ここまでくると芸術的。でもそれを社会に害の無い嗜好として楽しむには、社会的常識が養われて、やってはならない禁忌なのだと理解してこそです。
ゲームや漫画に影響を受けて罪を重ねる人もいますが、それは研鑽が足りずに思想の表面に飲み込まれて本質に辿り着けなかった末路のようなものです。

 王道と脆道と言えば、今週のキスダム。どうしようもないというか、さっぱり分かりません。第四話にして総集編とはどういうことでしょうか。放送開始前の2月に開発デスクが監督に圧力を掛けたせいで監督が逃亡。そのまま制作スケジュールが遅れたとか事実は小説より奇なりです。ていうか、総集編早すぎ。これはストーリーや作画が、どれだけ崩壊するのか楽しめる伝説になる可能性大で、そういう意味で注目作。

 アニメのD.Gray-man、これが地味に良い感じ。原作漫画に無いショートショートなエピソードが盛り込まれてるのが好き。原作漫画の作家さんが元アニメーターというのもあるのかもしれないけど。でもアニメ頑張ってるなぁ。少し作画は手抜き始めた気もするけど。


2007/4/23:
幻憐の姫将軍2

 もう数年前のゲームとなってしまいましたが始めました。アベンドディスクは追加済み。

 とりあえず序盤を少しやりましたが、本当にこれエロゲーじゃないですね(笑) 攻略サイトを見ても、『みんな忘れてると思うけど、これエロゲーだからw』と、書いてある理由が分かります。

 基本的にファイアーエンブレム(以下FE←俺の中では紋章の謎まで)やスーパーロボット大戦(以下SRW)と同じなんですが、幕間劇でキャラの立ち絵表示+口パクというエロゲー定番のビジュアルノベル手法で存在感が強く印象付けられます。つーか、幕間劇の描写がFE、SRWに比べると濃いよ!まあ、エロゲーはそういう描写を書くから当然と言えば当然だけど。

 ゲーム的にFEに近いです。でも序盤からMAP攻撃が使えるユニットあるし、難易度設定が毎回決められるのは良い感じ。あ、でも全体MAPでイベントや買い物、闘技場が選択可能になってるので、その辺はFE、SRWとは違いますね。ていうか、ファーミシルス強すぎだろ、これ。
 側室コマンドを含めると感情移入度高すぎ。FEは最小の会話と支援効果の有無で人間関係などを連想させて多くを語らない手法で、SRWは最初から原作アリなのでそっちに助けられることも多いわけですが、こういう表現方法はありだなぁ。

 ああ、それとPCゲームだから、セーブ頻度が多いのは良い。遊びやすいし、ゆっくり進めていく予定です。

 そういえば、イエスタデイをうたっての新刊5巻が出てたので購入。うーん、他にも何か漫画買ったな・・・あ、貧乏姉妹物語か。どっちも面白かったです。というか、『イエスタディをうたって』は恋愛物だったんだなぁ。この人漫画はゼロや羊の歌のように退廃的でシュールなイメージがあるから、どうも普通の人間生活が営めるキャラクターしかいないのが不思議に感じる(爆)
 貧乏姉妹物語。面白いとCARCASSに言ったら、以前勧められていたようで、俺の話を聞いてないのかと茶化されました。とりあえず1巻しか買ってないし、全巻揃えようと思う。
 でも、いい加減捨てる本を決めないと本で部屋が埋もれる。

 仮面ライダー電王。
4体目はドラゴンの龍だったのかー。名前は『タツタロス』で、原典は龍の子太郎・・・・・・・・・・・・知らない。うーん、やっぱソードフォームが一番見た目ダサいなぁ。とりあえずこれでようやくベルトのボタンの分だけイマジンが登場したから、最初の紹介部分が完了か。てか良太郎役の役者は自分で声を出さずにサイレントでよくあそこまで演じ切るものだと感心する。まだ若そうなのに大したものだと思う。

 天元突破グレンラガン。
 なんかキャラの言動に前回との不一致があるし、少しキャラの中身も見た目もどっか違うなぁと思ってたら、作画してた人が違う+脚本に口出ししてたとか。うーん、大丈夫かね、GAINAX。エヴァも実際は資金&スケジュール不足で、当初の話と全く違ったものになりつつ、画が狂ってた回もあったのだけど、まあ、逆に言えば、そういう状況下で何とか人の興味をひいたのは庵野監督の腕だったのだろうか。エヴァ放映当時は俺も応援派だったけど、TV放映であれはあれで完全に閉じてしまった気がして、それ以来エヴァというアニメ作品は観ていない。漫画とか同人とかは観てるけど、それは話が変わってるからってのがある。で、その後パッとしないなーと思ったら、脱税事件もあったわけで。うーん、GONZOって元GAINAXの人が独立して立ち上げたのかーとか。でもGONZOはガドガードとガラスの艦隊のせいで、いまいちTV放映に信頼感が無いんだよなぁ。作品そのものは良いんだけど。でも実はガドガードは観てみたいんだよなぁ、全部。
 おっと、話がズレてしまった。ま、次回は元のクオリティとちゃんと繋がりのある話でお願いします。コメディタッチの回だからって、ヨーコがカミナにあからさまに好意を向けてたのが、何の出来事もなしに突然180度変わるってのはおかしいだろ。いくらなんでも。

 ヒロイックエイジ。
・・・・・銀の種族とコンタクトしてた英雄の種族を宿した女性が割といいかも。しかし、この4人のうち男の2人は随分と個性的な外見です。

 瀬戸の花嫁。
相変わらずのドタバタギャグですが、今週の政さんコーナーが面白かった。ん?原作漫画だと燦の親や政さんも学校教師として埼玉に来るのか・・・・・って、それじゃ瀬戸内魚類連合は放置でいいのか?

追記

 書き忘れました。土曜深夜に始まる石ノ森章太郎原作のアニメ『スカルマン』
この日は何故か特撮でやってました。細川茂樹とか出ててちょっと驚き。最初はこの女性がスカルマンと何らかの関わりを持ってて・・・と、思いましたが、なるほど、そういうことか、だからダークヒーローなのね。納得。これは来週から視聴しなくては。


2007/4/18:
世の中は変化する

 キスダムも展開速いな。長官はさっくり裏切ってるけど、理由が不明。で、結局油乃は死んだの?

 続いて、先日、単行本を大人買いしたクレイモア。話の流れは原作通り。声のイメージも上々。面白いけど、先を知ってしまっているから、無理して見なくてもいいかも。

 景気動向指数は実態は好調、消費者心理は悪化という奇妙な傾向にあるらしい。でもそれって将来の不安込みじゃない?
企業がどんなに業績を上げても、そこで働く自分達が潤う気にならないんだよなぁ・・・そうか、企業は儲かるけど、従業員へ転化される気になれないからか。経営陣だって、会社の未来の為に財源をキープしておきたいから、貯めておくとかしてるんだろうしなぁ。
心理は悪化してるけど、生活苦に陥らないだけマシかも。まあ、俺ら就職氷河期世代にとっては働いて対価を貰えるなら、どこでもマシに見えるんだけどなぁ。でも、だからこそ企業の継続性を信頼してないかも。潰れたら潰れたで、またできることを探せばいいだけ。

 そんな日本人の基礎力が下がってるらしい。基礎力ねぇ。俺の通ってた小学校は、毎日の宿題以外に漢字の書き取り、計算ドリル、算数の練習とか日課としてやらされて、忘れると一発のビンタというのが小学校1年の時から日常だったんだけど、今それやったら体罰扱いになるの?
暴力と躾の境界線も判断できない親がいるのか、体罰と教育の境界線が分からない教師がいるのか。きちんと本質を見定めなくてはダメだと思うし、子供が楽な方に逃げようとするのは当たり前で、そこで逃げ方しか覚えられないかも。
ていうか、この歳になっても改めてやりたいかも。漢字の書き取りと計算ドリル。

 そういえば、ここで書いてませんが、MHP2と併用してSkypeを使って以来、文字+音声チャットは便利だなーと思ってます。できれば表情が見えるライブチャットもいいのかもしれませんが、汚い部屋が見えてしまうので、躊躇しますわー。そのうち、家庭にも書斎ならぬチャット部屋とか設置するのが当然になってくるのかも。
でもサイバーパンクのようにプラグインをインプラントする世界は、まだ訪れそうにないなー(笑)

 新しく変わる未来と言えば、903iを買おうかどうしようか迷ってる間に、904iが23日に発表だそうですね。よし、金もあるし今度こそ面倒くさがらずに買おう。今の携帯も900iだし、そろそろ買い替え時期としては適切だよね。しかし、気付いてみたら電話するよりメールで済ますことが多くなってきたなぁ。


2007/4/16:
週末の買い物

 無駄に長々と着ていた下着類が、そろそろボロボロになってきていたので、下着を買おうと思い立ちました。どこに買いに行こうかと思っていたら、後輩Mが「某店で今度こそ天麩羅膳(3回連続で食べられていない)を食べたい」と連絡してきたので、
「下着買えるとこに行ってくれ」

 食事の天麩羅膳については、「油が悪くて・・・」という理由で頼めず。つーか、4回頼んで4回とも食べられないって、この店、今は天麩羅やってないんじゃないかと思う。1、4回目は昼時に食べに行って「油が悪い」、2、3回目は晩飯に食べに行って「材料が無い」という理由で少し可笑しいだろ。洋食は美味いけどね。

 さて、その後に下着を買いに行く。というか、改めて下着を買うというのも久しぶり。で、ファッションセンターしまむらに行き、ここって男性用品の売り場、狭くなったんじゃないかと疑問に思いつつ、下着コーナーに行くとこれが意外に品数が多くなってて驚いた。

 さて、肌着は袖の有無くらいの差しか無いのであまり迷うことはなかったのですが、問題は下です。下。俺、柄パンでブラブラするの嫌いなんですよねー。こうね、もう下はビシッっと決まらないとダメなんです。でもブリーフは種類が無いというか、柄物がなく、ボクサータイプはちょっと苦手なんで、ビキニにしました。まあ、今までも一着はビキニでしたが、どこか不慣れなとこがあったんですが、今回は全部ビキニにしたので、いずれこの履き心地にも慣れることでしょう。

 その他に漫画でXBlade逆転裁判ソムリエールCLAYMORE 1〜12を購入。お勧めはソムリエールとCLAYMORE。
ソムリエールは定番の城アラキのお酒を題材にした人情話。今回の主人公はソムリエールなので女性です。
CLAYMOREはファンタジー物。この人、昔、顔はかなり怖いホラー顔だけど、心優しく気弱な学生を主人公にしたエンジェル伝説を描いてた人じゃん。お陰でクレイモアの半覚醒時の顔が全部エンジェル伝説に見えて、思わず思い出し笑いしそうになってしまう。エンジェル伝説が、中学の頃に思い出に残ってる漫画で、この人の入選作だったから余計だなぁ。
残り2つは様子見してもいいかも。な作品。
XBladeは現代ファンタジーな物語。結構テンポよく描かれてるんだけど、どうも歯切れが悪い感じで、どこかしっくりしない。将来グダグダな展開になりそうだなぁって印象。正直、士貴智史が描いてるから買ったとも言う。でもこの人の漫画、最近は同人でよく読んでるからなぁ。
逆転裁判は同名ゲームのコミカライズ。原作ゲームをやったことないので、こういう流れなのかーって感じ。読んだ感想は可も無く不可も無く。

 そして本日のイレギュラー!HELLSING 3(初回限定版)!!!
 店頭で見掛けて、出てたのか!と、驚くと同時に即決で購入。今回はヘルシングとイスカリオテの接触から南米でのアルカンブラ撃退まで。内容はほぼ原作通りですが、幾つか演出が入ってたかな。でも、血飛沫やスラングも原作通り。しかしやはり中田譲治さんのアーカードは渋い。ケロロ軍曹のギロロ曹長役と同一人物だもんなぁ。この声で原作通りに動くアーカードはやはり良い。さて、次巻はいよいよあれか!大佐の演説か!
って、原作のウォルター改vsアーカードの決着はー?

 ヒロイックエイジ。エイジがペイントにハマってるとこしか覚えていませんでした。ああ、あと最後に出てきた4人は残りのノドスかな?

 仮面ライダー電王。キンタロス万歳。暑苦しいお節介ぶりは印象付いたけど、最後の最後でオーナーが時の運行を変えたキンタロスを許した理由が不明。ただタイムパラドクスの影響度としては些細なことだったから、なんだろうか。不幸になった人がいるわけでもないし。

 天元突破グレンガラン。これ、1話目のオープニングに出てたのカミナじゃねーの? その存在感が圧倒的すぎて、周りをガンガン引っ張っていく。最初はうるさいだけのウザイ系かと思ったら、有限実行を貫く姿勢を崩さず、腐ることもなく、常にまっすぐな姿勢が、主人公である筈のシモンを完全に食ってしまってる感じがあるなぁ。シモンの成長っぷりや、それを信じるカミナという構図は、段々とシモンを中心にしていこうとするのは感じるけど、シモンのキャラがあまりに爽快で凄すぎる。なかば強引な『合体』が凄すぎた。自分のロボ(グレン)の脳天に、別のロボ(ラガン)をドリルで突き刺して合体宣言。しかもそのドリルがカミナのパイロット席の真後ろに丸見えで吹き出した。貫通してるのかよ!更にその合体方法で本当に合体システムが起動。ついでに相手のロボの兜を奪って、自分の兜に変換してしまうという無茶っぷり。更に1話目より魅力的になってきてるヨーコの表情と動き。あと敵のヴィランとかいう獣人の声が檜山修之さんで驚いた。叫びっぷりが勇者王ガオガイガーのまんまです!うーむ、これはなかなかノリもいい。天元突破で一年間貫いてくれそうだし、視聴を続けよう。

 瀬戸の花嫁。「任侠と書いてにんぎょじゃきい!」が耳について離れなくなってきた。あとヤドカリ強い。親父の親ばかっぷりも笑える。あとファーストキスの政さん(笑)

 ここからはゲームの話。

 MMOの女神転生IMAGINEがサービス開始。基本無料でアイテム課金らしく、以前はPCスペックの問題からスルーしていたけど、Vanguardすら動かせる今のPCなら余裕で遊べるなぁ。でも今週はP3も出るし・・・ああ、でもやっぱキャラだけ作って軽く遊んでみようかな。もっとも最近はMMOをやっても積極的に出会いを作ろうとしてないから、長続きしなさそう。

 MHP2も一段落して、まったり遊ぶラインになってきたので、何気に積みゲーになっていた幻憐の姫将軍2をノートにインストール。でもまだオープニング中。しかしマニュアルとか読んでると凄いね、これ。エロゲーである必要もないというか、エロゲーだからこそ、SRPGの中でキャラへの愛着を更に昇華できるというか。遊ぶのが楽しみ。
 P3も実はクリアしておらず、途中で積みゲー化。今度の追加ディスクで再開かなーと思ってたけど、この分だと幻憐の姫将軍2に傾倒しそうな予感。だって、P3、セーブの問題で止め時が難しいんだもん。


2007/4/12:
血の繋がらない義兄弟姉妹

 よく、エロ漫画やらエロゲーやらメロドラなんかでの題材になりますが、『血の繋がらない義理の兄弟姉妹は結婚可能なのか?』というのが気になりました。
気になったきっかけは、今朝の代理母に関する報道ですがね。

 で、婚姻についての取り決めをしている民法を検索してみたところ、

 (近親者間の婚姻の禁止)
第七百三十四条  直系血族又は三親等内の傍系血族の間では、婚姻をすることができない。ただし、養子と養方の傍系血族との間では、この限りでない。
2  第八百十七条の九の規定により親族関係が終了した後も、前項と同様とする。

 と、ありました。『ただし、養子と養方の傍系血族との間では、この限りでない。』ですから、結婚が認められるみたいですね。あくまで血の繋がり、つまり遺伝子の近親交配を避ける事を大前提として作られてるのが窺えます。正直、若い頃は日本の法律は保守的なものと思っていたので少々意外です。

 ちなみに、近親交配の場合は生活に不利を及ぼす劣性遺伝子の発現が起こりやすい為に避けられているようです。ぶっちゃけ、親戚筋の話ではいとこ婚をしている人と知り合いの人が居て、親同士は健全なのに、その子供は先天性の糖尿病を持っているとかで、法律上禁止されているのは三親等の血族ですが、実際は六親等くらいは離れていた方が良いみたいですね。
萌え萌え言うのは自由ですが、実際にやったら冗談にもならない生活が待っているという訳ですなぁ。

 でも、地方で近親交配が主として行われ、何世代も滅びずに生き延びた場合、そういう不利な劣性遺伝子は淘汰されて発症が少なくなるという話もありますね。ただし、発症したら致命的になる可能性は極大です。遺伝子の淘汰前に自分達の種が淘汰される気がしますね。
まあ、実際には近親者に対してそのような性的興味は抱かないという心理的な防壁構造があるらしいですから、近親交配は生体的に滅びやすいんでしょう。さすが自然の仕組み。

 ところでこの話を思いつくことになった代理母、というか向井亜紀さんのニュースでもう一つ連想したのが、試験管ベイビーの技術が確立したら、親は子供を育てられるのか、という事です。まずは二つの例を想像して下さい。

 普通に出産する場合の例。
妻は腹を痛め、ホルモンバランスの崩れで精神的にも苛々し、出産の痛みもあり、場合によっては命を落とすこともあるが、女性ならではの母性本能と生体能力で乗り切っての出産。
その間、夫は肉体的にも精神的にも経済的にも(性的にも?)家庭を支え続けた末に出産の報告を聞いて病院に駆け付け、そこから始まる子供のいる生活。

 試験管ベイビーの場合
精子と卵子を提供してからは機械設備による環境の調整により、大規模な事故が無ければ心配なし。産まれた子供を培養槽から取り出す。

 何だかんだと腹を痛めて生んだ子供の方が大事にする気がするのですが、現実はどうなるんでしょうねぇ。

 というのも、人間の精神構造なのかもなーと思いました。自分の人生を振り返れば、楽して達成できたことって大事にしないじゃないですか。「悪銭身に付かず」という言葉もあるくらいですからね。


2007/4/11:
お通じ

 肉類というのは実は消化吸収しにくい食物ですから、腹に留まりやすく、留まった食物はガスを発生しやすく、つまりは肉類の食べすぎ=屁が臭くなるという単純な構図が自分の脳内にはありまして、ガスが大量発生する前に、腹に溜まったものを出すには食物繊維だ!と、ここのところ都合よく食卓に上がっている里芋を食べまくってます。

 ところがこの里芋、素材料理=雑な調理のせいで飽きる男勢という家庭内構図があったのですが、今回のは、なかなかよく調理されていて、ふっくらしっとりと柔らかで、舌に染み入るような味わいになっており美味しいのです。
うちのお袋にしては珍しいと思い、調子に乗ってバクバクと食べていたら、お通じが良くなり過ぎてる気がしてきました。うーん、でもあの里芋、美味いしなぁ。

 お通じネタでもう一つ思い出しました。
 友人のCARCASSも腹が強い方では無く、よく下痢だ下痢だと話してたりしますが、俺は以前も書いた通り、睡眠中に繁殖した口腔内雑菌を飲み込んでいたのが下痢の原因だと断定して以来、寝起きの口腔内を清潔にし、雑菌を体外排出する事で朝の下痢マン生活からは脱した訳です。つまり、下痢とは体内に何らかの害を及ぼすものがあり、それを排出しようとする身体維持機能ということらしいですから、CARCASSの下痢にも原因があるはず・・・と、尋ねてみたら、

「後輩とも話してたんだけど、いつも昼に食べに行く中華屋で豆板醤をかけると下痢するんだよねー。やっぱコレかな?」

と、明らかな原因があるらしいです。当然そんな豆板醤なら使わない方がいいだろと俺は言う訳ですが、

「いやいや、これがついつい使っちゃうのよ。」

まあ、味の嗜好というのはありますからな。もっとも辛味が強すぎて体質に合わず〜というのもあるかもしれませんから、断定はできません。そもそも辛味ってのは殺菌作用があるような・・・。

 という訳で、Wikipediaで豆板醤を調べてみると、「空豆を発酵させて作った味噌の一種で、日本では唐辛子を加えたものを指す」そうです。ああ、そういえば『醤』って『味噌』のことだっけ。でも、四川料理のように高温多湿な地域で生まれた料理に多く使われてるから、基本的には雑菌の繁殖を抑える、或いは殺菌作用が・・・って、辛味には3種類あって、大根や葱の辛味と、豆板醤(唐辛子)の辛味では、その作用物質が違うのかー。
ちなみに前者はアリル化合物、後者はカプサイシンらしい。

 横道にそれたけど、理由はどうあれ結果として、この場合は豆板醤が合わないんだろうねぇ。まあ、俺の聞いた限りでは、だけど。


2007/4/9:
天麩羅膳

 久しぶりの登場のような気がしますが、このテキストでお馴染みの後輩Mは偏食です。獣肉類、トマトが食べられません。

 それに対して俺は好き嫌いがありません。出されれば、とりあえず何でも口にします。それが、ぶつ切りにされた蛙だろうが、茹で上がった牛の睾丸であろうが食べますよ〜。というか、今挙げた食材は食べましたが。でも、芋虫を出されたら勇気がいるかも。
・・・。
まあ、この辺まで来ると日本ではゲテモノ食いの類ですが。

 さて、そんな訳ですから、一緒に遊ぶ時は食べる場所に気を遣うというのは何度か書いた事があったと思いますが、ここ最近はチェーン店よりも個人経営の店で食事をする事が多く、そういうとこに行く時に、後輩Mは付き合わされてるというか、たまたま一緒に遊んだ時にそういう店に入ってるというか。
 それで何が問題なのかと言えば、俺は好き嫌いが無いから、どうせ食べるなら美味しい方がいいと思うわけですが、後輩Mの場合、偏食のせいで食に対する興味が比較的薄いらしいのです。

 そんな訳で食事という人間にとって最もストレス解消となる生命維持活動に楽しみを見出せないと自分では言ってる後輩Mですが、どうも更に年下の後輩K.N達と遊んだ時にグルメ扱い・・・というか、海原雄山と茶化されたらしく、それを聞いて、こんな偏食の人間でも、何だかんだと俺に付き合ってる内に、店には詳しくなるんだなぁと、思いました。後輩Mの後輩K.Nは、5歳くらい下ですから、その頃だとどちらかと言えばチェーン店を利用することが多いだろうし、最近後輩Mと俺が行く店は、その歳で見れば高い店だし。
・・・まあ、実際に後輩Mが彼らを連れていった店は高いんですが。

 さて、そんな後輩Mが連敗してるのが、今回のタイトルにもした『天麩羅膳』です。
何が連敗しているのかと言うと、この天麩羅膳、何故かいつも食材切れで注文できないのです。ちなみに後輩Mは前回まで2回挑戦して、2回敗北中。次こそはと30分待ちした後に早速注文したら、やっぱり食材が切れてて遂に3連敗を喫しました。

 で、結局は海鮮丼と言われた『薔薇ちらし』を注文。俺も刺身の盛り合わせのある和食コースを頼みましたが、2人揃って刺身を舐めてました。つーか、あんな分厚い切り身は初めて見たよ!(爆)

 思わず、以前ココリコ黄金伝説で芸人コンビのアンタッチャブルが、2人でまぐろ一匹食い尽くすというのに挑戦して、刺身が辛い辛い言ってるのを見て、刺身なんてスルスル入るだろ〜と思ってたのは、俺の間違いだったようです。ご飯より刺身の方が腹に溜まるような感じ。

 で、満腹だった時に俺がコースに付いてる食後のコーヒーを貰うと、それを見た店員さんが、後輩Mに「良かったらどうぞ」と、サービスでコーヒーを一杯注いでくれて、満面の笑みを浮かべる後輩M。こいつ、こういう気配りに弱いからなぁ。ていうか、店員さん、気が利くわ〜。
まあ、この店は雑誌にも載ったらしいからなぁ。食事も美味いし、値段がこんな安くていいの?って感じだし。980円の海鮮丼で海胆がのってるのには、俺も驚き。

 ちなみに後輩M、いつか何としても天麩羅膳を口にすると言ってましたが、昼に食いに来た時も何かの理由で食べられなかったんだから、ほぼ無理じゃない?

 仮面ライダー電王・・・・・記憶してるのは、『百合の人』ってとこくらい。いや、ゲームやりながら見てたんで集中してなかった。しっかし、キンタロスの登場シーン「わいの強さにお前が泣いた」って、どうなのよ(笑)

 ヒロイックエイジ。黄金の種族に育てられた唯一の人類である主人公エイジは、人類と十二の契約を結んでるらしい。

・契約した相手を主とする
・王に仕え、決して自ら王とならない
・『鉄の種族』と名付けられた人類の故郷たる地球を、人類の手に取り戻す
・生き残った『英雄の種族』を全て打倒する
・『青銅の種族』の母星を征服する
・『銀の種族』の母星を征服する
・『黄金の種族』の未来を知る力を人類にもたらす
・『黄金の種族』の星々を作る力を人類にもたらす
・人類を、宇宙の覇者とする
・これらが行われるまで契約した相手を守り続ける
・これらが行われるまで決して逃げたり死んではならない
・これらが行われたとき、十一の契約に反しない限り、『鉄の種族』こと人類は、契約者の願いを叶える。

 ちなみに、この契約者の願い、エイジが住んでいた母星の環境を人が住める環境にすること・・・安いなー。でも、自分の再生する足を食わせてた謎のタコイカ生物が、エイジの後に付いていこうとしてたのが健気で良かった。まー、とりあえずもう視聴していこう。


2007/4/6:
外国から見た日本

 外国から見たら、日本はきっとかなり特殊な国なんだろうなーと思う。

 最近、ニュース番組のWBSで外国における日本の位置づけみたいなのをやっているんだけど、これが面白い。日本は外国にとってはこう見えてるんだなぁと改めて自覚する。

 合衆国は、以前ほど日本の面倒を見てくれなくなった。むしろ日本を対等なパートナーとして(利害関係によって持ち上げてるだけかもしれないが)見るようになってるように感じた。だから、面倒を見るというより、戦後日本の本当の自立を促されてる気がする。

 逆に経済的にウェイトが大きくなったのはヨーロッパ圏。向こうには、ドイツ市場を制するものがヨーロッパ市場を制するらしく、化粧品やデジタル機器などのブランドについては、ドイツにおいて日本製品のシェアが圧倒的であったのは驚きだった。
 が、企業的に恐れられてないのは、決定が遅いから怖くないということだった。
 確かにその慎重すぎるくらいの足の遅さを日本企業には感じる。まあ、自分も仕事の動きは遅い方だしなぁ。もっともそれはトップダウンとボトムアップの手法的な差なのかもしれない。

 アジア圏は、どこも日本を目標としているが、どこも日本を恐れていない。もうすぐ日本を追い抜くと言ってるそうだ。日本というのは世界的に特殊な国で、企業間の技術指導をするのが当然と思ってるから面白い。
 『日本を追い抜く』と言われると焦りを感じるけど、逆に日本的に考えれば、抜かれたら抜き帰せばいいし、技術指導した人たちが作った新技術を逆に参考にして、更に一歩進んだ新技術の種になるだろうし、逆に熟練しないと学べない伝え方なんかもしてるから、恐れるものではないのかもしれない。日本そのものも今が完成したのではなく、更に成長すればいいだけなんだろう。

 それと同時に貿易自由化による国内農業への打撃や商店街の足並みについて問題視されている。

 商店街というものの外国では日本よりももっと少ないんだそうだ。つまりもっと集中化した商業地区があって、そこへ集中するようになっているということか。日本は国土が凹凸の激しい行き来しにくい国だから、各所に商店街が発展したんだろうけど、今は交通の便がよくなったから、もっと集中化した方がいいのかもしれない。もっとも、商店街はもっと商業技術を身に付ける必要があるとインタビューを受けた商工会の人が言ってた。

 農業は大打撃らしい。ぶっちゃけ今は国内農業を関税で保護してるようだ。ここでグローバル化したら国内農業は絶滅すると考えてしまいがちだけど、どうだろうね。むしろ、グローバル化してないから発展しないことに慣れてしまってる部分もあるんじゃないのかな。そもそも世の中には面白いことを考える人がいる。山の中でマグロを養殖してる人もいるし。日本の食料事情を輸入するだけじゃなく、輸出する日本の農業を考えた方がいいと思う。

 そう考えると、北海道なんかはまだ開拓できる土地もあるし、冬は厳しいけど春〜秋の間に育てられる食物を輸出する目的で物量を作れる気もする。でも自家用農業しか知らない俺では理解できない苦労あるんだろうから、一概に言えないけど。ただ、輸出するなら国でそういう支援をしてくれるようにしてくれないかなぁ。農業ばかりしてた人に輸出業を手がけろというのは難しすぎる。むしろ輸出業者が農業ともっと密接に関わればいいだけか。

 そして軍事技術。残念ながら、日本の武装率は非常に高い。でも去年くらいからチャイナの方が金はかけてるそうだ。しかし、天災に恵まれた日本という国に住む我々は、何事もそれに対応した品質にしてしまう癖があるんだと思う。例えば、先日の地震は悲しいニュースだったけど、映像で見る壊れた家屋は古い作りの家ばかりで、新しい作りの家はあれほどの揺れに耐えていたように思う。つまり、大きな地震の揺れに耐えられる家屋が現在の標準になっているということ。姉歯さんの事件で信頼を失っている感はあるけど、世の中の多くの建築士は真面目な仕事をして、その結果が出てるということなんだろう。

 それと軍事がどう結び付くかと言えば、日本の船舶なんかは甲板を載せれば空母になってしまうくらいの品質で作られているということ。つまり作りが頑丈繋がり。てか、商船に空母並の品質って。

 ところで、最近日本を報道してくれる外国の中で、やけに目立つのがイギリス。まあ、かつての大英帝国は、本格派と銘打ちながらサイケデリックで奇妙な国って印象だからなぁ。でも、

「昔の日本と言えば、スシ、テンプラ、ゲイシャだったけど、今の日本といえば、オタク、ヘンタイ、マンガだね!」

 と、日本を積極的に紹介してる英国人が言ってた。おいおい(笑)

 実は日本の同人活動というのは、外国には全く無い活動らしい。だから、外国人には新鮮に写るようだ。うーん、俺もエロ同人誌売り場で外人女性が楽しそうに歩いてた時は、思わず吹き出しそうだったからなぁ。あの女性達は自分がどこを歩いてるか自覚はあったんだろうか。てか、吟味中の俺らの方がビビってたわ(爆)

 結局、何を言いたいかと言えば、自分の中にある戦後教育で身に付いてしまった自虐的な意識。最近、自国について考えると、自分達で自分達を貶めてるように思えてならない。そうやって自分で自分を貶めてると自分というものが小さくなってしまうからねぇ。だからって、自分を神棚に上げてものを言えってわけじゃないのは理解して欲しいけど。
 とりあえず、現在の外国の評価を通して日本を客観的に見ると、案外自分達で思ってるほど、低く見られているわけじゃないよってのが言いたかっただけなのさ。


2007/4/2:
新番組ラッシュ

 世の中は新年度ですが、うちの会社は6月が新年度なので、あまり実感が湧かないというか、ここ数年、物事の切り替わりを感じなくなってしまったというか。それでもTV番組などの切り替わりなんかを見れば、何となく変わったのかなと思う今日この頃。

 土曜にウルトラマンメビウスと妖奇士が終了したものの、史上最強の弟子ケンイチは続くみたいで、深夜枠でこの年度切り替え後も続くというのはTV東京で深夜アニメを放映するようになってからも初めてじゃなかろうか。

 日曜朝は天元突破グランガランが新番組。とりあえずハイテンションのロボットアニメっぽい。KIBAで日曜朝でもブラックなのを味わった後なので、さっぱりした味わいっぽいのは正しい選択なのかもなー。

 日曜深夜に、再びXEBECが沖方丁さん原作で、ヒロイック・エイジ。蒼穹のファフナーと同じ組み合わせだから、これは期待できるかも。

 ヒロイック・エイジの後に瀬戸の花嫁。漫画があるのは知ってるけど、アニメ化したのねと思ったら、こういう話だったのかー。割とほのぼの見れそうな感じ?時間キツイけど。

 それと本屋に行ったら読んでみたい単行本が結構あったので、まとめ買い。買ったのは、『モンスターハンター2(ドス) (コミック)』『闇鍵師3巻』『ARIA10巻』『ウルトラマンSTORY0 4巻』、あと一冊買ったけど、ちょっといまいちの感があったので覚えられなかった。ARIAが癒されました。ARIAのテーマの一つにもなっている日常にある小さな変化を楽しみとして受け止めることで日々を楽しむってことは忘れてたな。散歩を楽しむとかもしてないしなぁ。と、少々自分の生活を見直してしまった。

 うーん、そういや4月になったし、3月は週末引き篭もってMHP2やってたお陰で、割と金は残ってるし、うーん、少し気分転換に本棚でも買って散らかった本を整頓したり、和服に挑戦したりしてみようかなぁ。

追記

 そうそう書くの忘れてた!買い溜まってたDVDの中から、フルメタル・ジャケットを深夜に鑑賞。ハートマン軍曹が出ている訓練校時代の前半パートと、その卒業生であるジョーカーがベトナムでの戦争を経験する後半パートで、後半パートは面白くないと聞きましたが、なかなかどうして、後半は非常に濃くて生々しい戦争の姿を描いていて面白かったですね。それと同時に戦争が行ってはいけないものだと感じました。フルメタル・ジャケットは映画ですが、ベトナム戦争は実際に起こった戦争であり、泥沼化していたと伝えられるように、その中でこのような現実がなかったとは言い切れません。

 戦争は愚行だと思いますが、戦争の悲惨さは伝えていくべきだと俺自身は考えています。人は、自分の経験しないことを自覚しえませんから、映像や文章、写真などでどれだけ辛く悲しいものかを伝えていかなければ、きっと再び争うことを選択するでしょう。

 例えば、太平洋戦争も俺の世代では実感できません。しかし、うちの祖父の兄が戦争で命を落とし、その祖父も特攻隊に志願していた(発進直前に終戦)と聞いて驚きました。まさかあの祖父が自爆戦闘機に搭乗しようとしていたとは・・・。そしてもう一人の祖父(父方)も、実は志願していたのですが、身体的理由を元に入隊を許可されなかったようです。ただ、祖父が長男だったので、身体的理由というのは便宜的なものだったと思います。

 そこまで聞いて、初めて戦争が現実だったことを実感した感じがしました。結局、戦争をして前線で戦う人間にとっては、勝者も敗者も関係なく、ただ悲惨で、殺したくなくても生き残るには殺すしかないという状況に多くの人間が追い込まれるんですから、本当にどうしようもない。

 というわけで、フルメタル・ジャケットは、戦争の現実と悲惨さというものを伝えてくれる面白い作品でした。もちろん、ハートマン軍曹のトークは凄かった(笑) この人、この時が映画初出演なんですよねぇ。あ、あとほほえみデブことレナード役の役者さんもなかなか。最初の消えないほほえみから、訓練終盤のあの目付きが、レナードという人間の変化を上手く伝えていました。

 うーん、なんか珍しくもう一度観たくなってくるなぁ。