Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2006年10月)


2006/10/31:
Mission15A -End of Deception-

 エースコンバットXのキャンペーンをとりあえず1回Easyでクリアしました。現在はセーブ&ロードを繰り返して、未経験ミッションを出してる最中。でもそうすると、Normalで挫折したヘリ護衛ミッションもやる事になるのね・・・。

 そこで、前回の状態からクリアまでに印象に残ったミッションの話。

Mission 09A Blitz
 敵の哨戒網をこっそり潜り抜けるミッション。レーダーの索敵範囲を潜り抜けつつ、その合間を警備する哨戒船を撃墜し、敵の戦力を破壊するのが目的。久し振りにCariburnからFregataに乗り換え、ゆっくりとした飛行で慎重に移動。破壊目標には航空戦力も多かったので、素直にCariburnでも良かったなと思った。

Mission 10B Break In
 敵生産工場を破壊するだけのミッションの筈が、周囲との無線が通じず、ハイテンションの義勇軍が列車で現れ、爆薬と地雷が詰まった工場から武器を奪取しようと頑張ってくれちゃうので、先回りして急ぎ地雷と工場の破壊をしなくてはならなくなる。「生兵法は怪我の元とはよく言ったものですね」(ユジーン・ソラーノ談)

Mission 11B In Pursuit II
 敵の広域ジャマーを無力化する為に、レーダーやロックの利かない中、電力施設を破壊して回るミッション。雪山の背景が美しいが、電力施設に夢中になるあまり、雪山と熱い接吻を交わしたりした。たまーに使えるレーダーが幸い。

Mission12B Atmos Ring
 日本の国会議事堂のようなガイアスタワー。現在は敵に占拠され司令部として使われているので、その奪還が目的。しかしガイアスタワーを囲む防壁に設置されたメソンカノン(中間子レーザー砲)の攻撃に晒されるので、先にこれを叩くの先決。という事で、愛機であるCariburnで出撃したものの、高度や攻撃侵入角度が悪かった為にメソンカノンのレーザーにぶち抜かれました。

 うーむ、やっぱ通常ミサイルでは射程が短くて辛いのかもなーと思い、SP兵装で空対地ミサイルを持ち、機動性の高いApalisで再出撃。そして飛んでる内に気付きましたが、空対地ミサイルの代わりに、空対空ミサイルを搭載していた事に気付き、パーツも買い揃えておらず、チューンも不十分な状態でクリアできるのかと思いましたが、レーザー網を潜り抜け、アトモスリング内の敵を一掃し、首都奪還に成功。

Mission 13A Alect Squadron
 敵エリート部隊のアレクト隊とのドッグファイトミッション。新型戦闘機Fenrirをアレクト隊のパイロットに操縦させないように、先に撃墜するのが目的です。障害物が無いステージで思う存分、飛び回った感じで、思わずリプレイデータを保存してしまいました。

Mission 14B Offline
 メインとなる物資はアレクト隊と戦ってる内に既に敵司令部に運ばれているので、ここでは残存物資を止めることが目的。最後の最後でトンネルの中に制圧建造物があって、さらに真上には仕切りがあるので、基本的に空対空戦闘機のCariburnだと、なかなかに厳しい。それでも上手くタイミングを図ってクリア。思わずリプレイデータを(略)

Mission 15A End of Deception I
 最終ミッション。基地施設のマイクロウェーブ砲と光学迷彩戦闘機Fenrirのお披露目を兼ねて、死の商人が大画面の前で大規模なデモンストレーションを行い、最新兵器の宣伝を行う筈だったが、最後にモニターに大きく映ったのはレサス軍にネメシスとして恐れられた、南十字星のエンブレムだった。

 そして、元の赴任先で働く救国の英雄、南十字星グリフィス1。彼にインタビューを申し込もうとした新聞記者アルベール・ジュネットは・・・という感じ。でも、最後のルート選択で、もう一つ別なエンディングがあるみたいなので挑戦。

Mission 14A Fire Storm 敵司令部に物資を送る為の敵艦船の破壊には成功したものの、上下左右と壁に囲まれた倉庫は正面入口からの攻撃しか命中させられない為、その位置取りに手間取ってタイムオーバー。ぎゃふん!


2006/10/30:
ACE COMBAT X -Skies of Deception-

 フライトシミュレーションとして定番と言えるエースコンバットシリーズのPSP版トで、俺としてはシリーズ初体験。CARCASSが以前からPS2版の方を面白いと言っていて、その言葉に乗る形で気持ちが傾き傾き、結局買ってしまいました。

 フライト系は以前にマイクロソフトのCrimson Skies(PC)を買って、それがクリア出来なくて挫折して以来です。CSもゲームとしてかなり良質と定評があったのですがねぇ。それがクリアできなかったという事で、フライト系は自分には合わないと思ってやらなかったのですが。

 そもそも、飛行機は常に飛行してなくちゃならない時点で、従来のシューティングとは違うわけで。まあ、従来のシューティングの方が非現実的なんですが、移動(墜落、激突含む)と戦闘を同時に考えなくてならないので、感覚的に慣れないと難しい。

 という訳で当然ながら今回も最初から苦労しました。感覚的にもう大分慣れたとは思いますが、CSとは一つだけ大きな違いがありました。

ミサイルをロックオンしてくれる

 そうか!CSは複葉機が主流の時代設定だったから、ロックオン技術の無いんだ!(その分、古き良き時代というのが上手く表現されてて、今でも面白いと思います。でもGF6系とは相性悪いらしくIMEが使えないとか。ローマ字チャットやVCすれば問題なし・・・だと思う) CSでは機関銃やロケットが主武装なんで、それなりの命中率を持って自動で当たりに行ってくれる兵装がこんなに便利だとは!!!

 さて、実は最近になるまでエースコンバットそのものについて誤解しているところがあって、このゲームは基本的に特定の課題をクリアしていくストーリー性の無いゲームだと思っていたのですが、どうも話を聞いていると、それぞれの作品に背景世界に応じたストーリーがあるような感じ。そのお陰で俺自身も興味をそそられるようになったのですが。やはりゲームという仮想遊戯の中で遊ぶには、それなりに構築された仮想世界があることで、日常の中で非日常を疑似体験するという楽しみが有るか否かが、俺にとって重要な要素なのです。

 スタートすると、いきなり祖国オーレリアの領土の内95%が10日で陥落しました(爆) その後、主人公ことコードネーム「グリフィス1」率いるグリフィス中隊は窮鼠が猫を噛むように最後にひと華咲かせてやろうと最後の攻撃を開始することで、物語が始まります。

 しかもMission1をクリアすると高度2400ftまでに巨大な爆発により多大な被害を引き起こすSWBM、自機の下方に向けてSWBMと同等の攻撃を行うショックカノン、そして光学迷彩によって高いステルス性能を誇る敵レサス軍の誇る空中要塞グレイプニルに追撃を受けて、主人公は共に戦ってきた僚友を失い、物資的にもボロボロという状態になりながらも祖国の為か、或いは友の復讐の為にか、拠点を開放しつつ祖国解放の為に軍事行動を取っていくというんがメインの流れで、その陰に隠れる陰謀を新聞記者アルベール・ジュネットが見つけていくという流れでした。主人公の内心が語られないのは、主人公=プレイヤーだからでしょう。

 そして、背景世界であるオーレリアは日本、レサス国は某北の国をモデルにしてる気がします。食糧援助としてオーレリアから提供されていた援助金は、レサスで軍事費として転用され、その軍事力でレサスはオーレリアに侵攻、その名目は『オーレリアによる搾取』という背景。まあ、陰でもう少し陰謀めいたものはありますが、それも似たようなものでしょう。

 そして主人公は機体に南十字星を咥えた鷲のエンブレムを付けて次々と制圧されていた拠点を解放し、段々と敵にも『南十字星のエンブレム』が知られるようになり、グレイプニルを沈めた頃から、敵の無線から『ネメシス(凶星)がやってきた!』と、死神として恐れられるようになるのですが、この無線会話がなかなか興奮します。

「ネメシスめ!叩き潰してやる!」
「なんだ・・味方が次々に落とされていく・・・あれがネメシスか・・・」
「ネメシスがいるぞ!奴を最優先に狙え!」

 気分は良いのですが、調子に乗って格好つけようとしたら、大地にキスをしたこともたびたび・・・(笑)

 主人公の乗る機体は一定条件を満たして獲得していれば自由に選択可能で、その中には現実世界の戦闘機をモデルとしたものの他に、架空の機体も存在します。その内いくつかはアニメや小説をモデルにしてる模様。『超時空要塞マクロス』のVF-11がモデルと言われるXFA-27、『グッドラック・戦闘妖精雪風』のメイヴのようなXR-45 Cariburn(専用パーツとしてシルフウィングとかあるし)などですね。特にCariburnは前進翼なんですよ、前進翼!前進翼と言えば、旧日本軍の試作機『震電』が俺の中では印象強く、日本のものづくりの末席にいる身として、旧日本軍の技術陣に対する畏敬を抱く俺には、彼らが惜しくも完成させられなかった前進翼という形状と、その畏敬とが結びついてしまい、俺にCariburnを使えと言われているようなものなのです。まあ、機体性能的には対地攻撃で使い勝手の良い兵装が無いのが残念なとこです。Cariburnを使う前に、同じく架空機体であるXFA-24A Apalisの空対地ミサイルが使いやすかったから、余計ですね。

 操作の不慣れによる不安を抱いていた俺は、それからの地上攻撃をどうしようと思っていましたが、追加ミサイルラックを付けてミサイル装弾数が85発だか92発だかになったお陰で弾数不足に悩むことがほぼ無くなり、これなら地上攻撃も全部通常ミサイルで弾切れは無いだろうから安心!と、気が楽になりました。元々機動力のある機体なので、低空飛行も割と苦じゃないし、ドッグファイトも苦手じゃない。まあ、それでも不安な時は重爆撃型のYR-302 Fregataを使いますが、旋回性が無いのでCariburnとのギャップが凄くて(笑)

 もっとも、Cariburnは機動力があり過ぎて、思わず大地にキスをした事や、敵の空中要塞グレイプニルを一気に叩こうと近付きすぎて激突したとか、そういった事も多々あるんですが・・・。

 そんな感じに、確かに面白いのですが、後半は厳しいですねー。護衛ミッションとか、毒ガス中和とか、芸の細かいミッションもあって面白いのですが、自分の操作のヘタレ具合を思い知ってしまうわけで。てか、気付くとPSPを目に近づけて凝視してるもんだから、目が悪くなりそうで怖いですなー。高橋名人ばりの休憩頻度が必要かもしれません。

 話は変わって、今週の仮面ライダーカブト、遂にダークカブトが出てきましたが、あと3ヶ月で話はまとまるんでしょうか。この時期にきて未だに風呂敷を広げてるような感があるので、アギトや555みたいに一気にまとめちゃうパターンかなー。

 牙-KIBA-は、ラジャの正体がやっぱりヒューだった。てか耳尖ってる!口裂けてる!そしたらアイマスクをしてるエルメイダは一つ目なのか!? しかしノアってばすっかり『絶対規律』に洗脳されちゃってる感じ。カームにいた頃に道理を悟ってた感があるのは、単に死を身近に感じてた諦観なだけだったのか。それよりも、サギリも一緒にテンプラーに連れていってあげた方がいいよ、ロイア(笑) つーか、ロペス様、女に誑かされて試合時刻過ぎて不戦敗って!!!!!(爆)

 ライオン丸Gでは、獅子丸がちょっと覚醒。武術太極拳ベースの殺陣は見応え抜群です。今の特撮でこういうアクションをしてくれるのは少ないですからねー。特撮の戦闘アクションって、時代劇の殺陣とかと違って微妙に動きが単調だからなー。そもそも、敵の方も考えなしに腹出して突っ込んでってトドメの一撃喰らってるし。そういう意味でもGARO、ライオン丸Gに続いて、真剣に殺陣を組み込んだ特撮には要注目だと思います。変身後も武術系殺陣というがなおさら素晴らしい。武器も刀→鎖鎌になって、無手と合わせて3種の闘法で楽しめて実に満足。そして、

今週のジュニアさん
小学1年生の格好で縦笛を吹きながら部屋を一周。笛を左手方向に投げ捨てて、「違う・・・!」

 そうそう、面白いと言えば、これも買いました。
デトロイト・メタル・シティ 2巻家族ゲームあまつき4巻NEEDLESS(ニードレス)5巻

 DMC2巻は前巻より更にパワーアップしてますねー。読んでいて思わず声を出して笑ってしまいました。ちなみに真面目な音楽漫画じゃなくて、基本的に音楽を題材にしたお笑い漫画なので、真面目にメタルやパンク、ヒップホップと向き合ってる人にはくだらないかも。

 家族ゲームは、電撃PS誌に月間で付いてる4コマ小冊子の一作品。個人的にはこれと、4人いる!?(最近5人いる!?にタイトル変更)が好き。ぶっちゃけどっちもゲームを題材に『萌える』設定で描いてるだけですが、そもそもあり得ないギャップのある非現実的な設定を楽しむ事が『萌え』というものであり、この二作品はその辺が楽しく上手に描かれています。

 あまつき4巻は、やっと朽葉が表紙になれましたね。でも今回は食事シーンが無いので楽しみがイマイチ。まあ、あまつきそのものが仮想空間である事は今までの描写で明らかですしね。キャラは嫌いじゃないんだけど、どうにも話の振りと説明が多く、1巻を使っても話が進んだのか何だかよく分からないのが問題。そもそも、その仮想空間の目的が自己満足できる閉じた世界としか認識できないのが、世界を狭く感じさせてる原因だろうか。

 NEEDLESS(ニードレス)5巻。神父とイブが復活。しかし自分で「俺は極度のロリコンだけどボケじゃないぞ!」と宣言する神父が主人公なのはどうなのよ? しかも香りの能力で「敵に理想郷の夢を見せる香り」を嗅いでも、今が(周りにロリっ娘ばかりで)理想郷の状態だからその香りに効果は無いとか、スリーサイズを分析させてその結果に興奮したあまり『♂』の形をした謎のオーラを身に纏ったり。まあ、残酷描写をこのテンションの高いお笑いをふんだんに盛り込んで、残酷だと思わせないのは演出力なんだろうなー。

 まー、そんな感じに携帯ゲームや漫画を読みながら、最近欠かせないTV番組がTV東京のワールドビジネスサテライト。この番組の経済情報は、意外に着眼点が良くて、仕事に活かせる部分が多く、最近は観ないと落ち着かない感じなのです。


2006/10/26:
西の国の物語

 以前途中までで放置しておいた二角取り調教ゲーム葉露をクリア。18禁な同人ゲームです。

 しかし前作の花札調教ゲームWayの時もそうだったけど、ストーリー時に流れる曲が好みなんですなー。透き通ってて知らない世界が広がっているような印象を受ける楽曲。

 で、葉露もWayの朔夜やセレットの物語と同じようにハッピーエンド。

 朔夜とセレットの話は、呪いを掛けられた王や英雄が、貶められて希望を忘れた一人の女性を愛して助け出し、共に歩み幸福を享受する物語。

 でも、Wayでは黒の執政官イェードが最も好みですが。うっかり罠にハマって主人公が姿を消した時に、有無を言わさず剣を携えて飛び出していく姿とか。

 葉露の場合は、神の逆鱗に触れて自分の言葉を喋れなくなり、相手の言葉を反芻する事でしか喋れなくなる呪いをかけられて、神に捨てられた上に魔術師に利用される妖精と、世界で最強の一人であるが故に傲慢な龍人ハヴェルの物語。というか、こういうタイプには弱いですな。

「あの人がいてくれたから、私は幸せな時間を過ごせた。だから私は私の命を使って、あの人を助ける」

 そんな台詞に涙腺がゆるむ!!!

 というわけで興味ある人は是非!でも物語部分では無くメインであるエロ部分は割と好みが分かれると思います!俺がそっちも『好み』なことを推して知れ(爆) あとちゃっきーどんの下ネタが(笑)

 そんな感じに最近は厭世気味。お陰で『老子』を買ってみたり。うーむ、荘子は以前に読んだけど、その時は少し納得できない部分もあったんだよなー。老子はどうだろうか。


2006/10/25:
天地の門2、他

 天地の門2をクリア。世評はよくないけど個人的には結構好きです。もう少しシステム周りがしっかりしてればなー。

 クリア後も好きなブライとしてクエストが続けられるので、レーヂ盤のシュンカ、剣術のチーナ、槍術のカーラ、拳術のスッタ・モンダと仲間を自由に交換できる様子。しかし、スッタ・モンダはストーリー上キャラが立ってないから魅力が薄い・・・。身の上話はなかなかなんだけど、それを語りだけで済ませてるせいで、影が薄すぎる(笑)

 キャラの個性も、お嬢様のシュンカ、任侠タイプで元気印のチーナ、生真面目優等生型のカーラ、そして破戒僧のスッタ・モンダ。スッタ・モンダだけが男なこともあって、ますます使用率が低下です。でもいつでも自由に選べるのもスッタ・モンダだけという寂しさ。チーナも一人称が「オレ」だからなー。「ボク」だったらもう少し人気出たかも。(人気うんぬんを左右するほど売れてないかもしれないのが現実だけど・・・)

 ただ、仲間キャラも行動頻度が低いのが寂しい。たまーに猛烈に攻撃してるかと思えば、あからさまな攻撃もガードしてくれなくて毒を喰らってたりするのはなぁ。もう少し共闘感があるといいんだけどなぁ。

 それと前作が前作だけに、歩いての移動で世界を旅しないせいで世界観が伝わずに損してる感じ。湖から見えるセーマ門の遠景とか、雪華宮殿とか俺は結構好きなんだけど、それでもどうしても世界を狭く感じてしまう。

 それと何といっても、セイグウの肉を20個集めるクエスト!依頼書に書かれた通りに嘆きの島に行ってセイグウを狩るものの、出るのはセイグウの手羽ばかり。手羽40個が集まった頃に、肉はまだ2つしか出ないので、頭に来て肉屋を確認したらセイグウの肉が陳列されているじゃないですか。早速手持ちの分と合わせて20個になるように購入して納品し、クエストクリア。最大の問題は、依頼人が肉屋だったってことで。

 ・・・・・。

 ま、そんなお茶目なクエストもありましたが、ケイモウの赤身肉集めの時は、思いがけず五色の玉が集まったお陰で、体力+300&癒し効果を持つ装飾品が作れたりして、割と楽しんで狩りをしてます。そこでこう武芸録の組み合わせを考えて、剣譜を見直したりするのは相変わらず楽しいとこです。仲間のも弄れるし、自由録も20個まで記憶しておけるから、元に戻したい時も安心。

 欠点はダンジョンでのカメラワークと、ローディング関連。

 ダンジョンのカメラワークは勝手に動いてしまい、自由に視点変更できず、△ボタンで正面を向かせても、壁によると勝手にカメラが回ってしまう。MHシリーズもそうですが、壁際のカメラワークは技術を確立して欲しい。

 ローディングは、まず街の人との会話の時に挨拶の声が入ってるのですが、それを毎回読み込みにいってしまうこと、また無頼局で仲間を変えた後はセーブしてロードし直さないとローディング時間が長くなってしまうこと、標準ローディング時間が結構長いのに頻度が多いこと、ですかね。まあ、メインメモリが32MBしか無いのに3Dデータを扱うPSPの欠点ではあるのですが。

 ストーリーはしっかり武侠を踏襲してるのですが、前作ほど悲劇的では無いことと描写不足の部分がありますねー。特にザーンについては過去を語る描写が薄いせいで、現在との対比が出来ず、彼の悲哀さや残酷さが伝わりきらない部分があって、人によってはその心情を理解できないかもしれないのが残念。アルタイは、ひたすらコンプレックスの塊なだけです。彼の本質的な葛藤と苦悩が殆ど描かれないままに結末を迎えてしまうので、単純に頭のイカれたシスコンにしか見えないのが残念。この辺を補填するとなかなか良いストーリーだと思うし、セーマ帝もいい味出してると思うんだけどなぁ。

 次回は強大となったセーマ神狂信者の過激派が武侠によく出る日月神教みたいな立ち位置で、和解した西馬と央華を相手に征服戦争を仕掛けるとかすると、シンブ(三精三盤剣型)、スイリン(気功術型)、ロウ(マルチ武術型)、シュンカ(レーヂ舞型)を選べるとかならないかなー。

 でも売上厳しくて次回作があるかどうかなのが・・・。

 武装錬金をまとめて10巻購入。8巻辺りから既に週間では打ち切りになってたなぁ。お陰でそれ以降は割と新鮮な気持ちで読めました。ま、期待通りにバカップル化してたし、きちんと大団円になってるので満足です。アニメもここまでやってくれるといいなー。

 おっと、忘れるとこだった。

 ライオン丸G、今週のジュニアさんは豪華三本立てでした。

1.二人の部下を乗客に見立ててスチュワーデス、ライバルからの電話「今日は何の仕事ごっこだ?」「アテンションプリーズ、トッポギ」

2.メイド服で父にデザートをあげようとして、デザートを顔に押し付けられる

3.寿司屋の大将になって尋問。トッポギの関係者にゴキ握りを食わせる

 ゴキ握りは強烈です! ついでにこのままTVの感想を〜。

 仮面ライダーカブト。パーフェクトゼクターとか、勝手にハイパークロックアップとか、いよいよ分からなくなってきました。お願いだからここに来てあまり風呂敷を広げないで欲しいなーと。でもアギト、龍騎、555の例もあるしなぁ。ブレイドは賛否両論だし。個人的にクウガは1号&2号みたいに75回とかやってくれても良かった(爆)

 KIBA、ボロボロだなー。アミルガウルは取られるし、ロイアは処刑寸前、ノアは完全規律に洗脳されてるし。ところが2chスレを見てると面白い読み合い合戦になってて驚き。先週までは仮面の男はヒュウ(CV:山口勝平)だろうという話だったけど、声優が違うし、KIBAだから裏の裏くらいは読まないと、という展開になって、ゼッドママ(CV:井上喜久子)じゃないかとかいう意見が(笑) まあ、ヒュウだろうという意見が大勢ですが、次回のタイトルが『野望の代償

 KIBAの世界で野望を持たないのはゼッドとロイアくらいしか思いつかん(爆) ロペス様も野望は持ってるけど、この人は別だな。二枚目でかっこつけたがりのくせにアイスの食べ過ぎで腹痛になり、試合中に「あ〜、トイレ行きたい・・・」とか言ってしまうし。現在、カブトの神代剣と共にお笑い担当。初登場時のキザなイメージ台無しです。それでも周りが真っ黒な展開なので、一種清涼感となってるのは計算通りだとしたら凄すぎる。まあ、黒デュマス先生や黒レベッカの時も相当驚かされたけどさ。


2006/10/20:
天地の門2

 天地の門2買いました。

 まだ2時間ちょっとプレイですが、DPSで最も信頼できるレビュワーのヴォルフ中村のレビューにある通り、ゲームの快適さが失われてますね。ゾーン毎のローディングが頻繁、気功術が無いから殴るだけ、カメラワークのせいでかわせる攻撃がかわせないなど。また、西馬が舞台のせいで、武侠の香りが減ってます。

 しかし、シュンカの心の声と表情は、前作のスイリンに通じるものがあります。お使い依頼が多いのが難ですが、まあこういうのも嫌いじゃありません。俺自身、ローディング耐性は高いので、これは我慢の範疇。

 剣譜集めとか、自由な組み合わせで型を作れるのは相変わらず楽しいですね。飛剣術→気功術が無くなったので、空中の敵を倒すのに苦労しますし、以前は横方向に広い型が強いと思ってたら、今回は小型の敵がいて、剣が下向きの型じゃないと攻撃が当らなかったりして、なかなかに悩ませてくれます。

 そしてシュンカの創作エロダンス。というか、魔力を操る為に舞を舞うという設定ですが、ポージングが何気に艶かしい。萌えます。

 ポージングと言えば、来週はジョジョの奇妙な冒険 ファントム・ブラッドですね。いわゆるジョジョの第一章で、このゲームではポージングで回復したり、攻撃力が上がったり、防御力が上がったりさせられます。つまりあの奇妙なポーズは、波紋法の一つということですか。

 DPSのレビューでは微妙な点数ですが、リアルタイムに連載を読んでいた俺達の世代では大盛り上がりです。むしろCMを見てる内に自分もポーズを取りたくなってくる衝動が湧き上がるのを抑えることができません。

 もっともジョジョの奇妙な冒険シリーズでは、人体の骨格と関節稼動範囲と筋肉を無視したポーズが稀にありますので、全てを試そうとした結果、脊髄が複雑骨折して謎の怪奇事件にならないとも言い切れませんのでお気を付けを。

 うーむ、弟が勤める病院に来る整形外科のお医者さんに、

「ジョジョのポーズを取ろうとして骨折して病院に来た」

という人がいるか聞いてみたいですね。日本中探せばきっと何人かはいる予感。

 では、その予防と来週発売予定のゲームの為に、文芸ジャンキーパラダイス様のジョジョ立ち教室で予習しよう。

 おっと、そういえば全く関係ない話だけど、ジャンプ繋がりで、武装錬金が10巻できちんと大団円を迎えたらしいので、買ってこようかしらん。個人的には結構好きだったんだよねー。


2006/10/17:

 EQのページにも書きましたが、EQのアカウントをキャンセルしました。実質的にプレイしなくなって2年間迷い続けて、やっと退く決心が付いたのは、Vanguardという正当後継ゲームが生まれようとしているからなのかもしれません。

 EQについてはEQのページに書いたので、ここではMMOに対する意識についてでも書こうかと。

 と、言っても、最近になってようやく自己分析できたわけで、しかも結論としては昔からあるのですがMMOの面白さはコミュニケーションに依存するという事です。

 もっとも、EQはシステム的にコミュニケーションが無くても成立するくらいに、凄まじく細かく計算されたデータで構成されていたのが最近になって理解できましたが、EQの場合はそれが人とのコミュニケーションが無くては歩みが極端に遅くなる仕組みになっており、他人を必要とする世界でした。まあ、自然とそうなる仕組みになっていたのも肝の一つでしたが。そうは言っても多くのMMOのシステムは単独、いわゆるオフゲーで遊んだらすぐに飽きる品質のものが多いです。

 だから、MMOが人に依存する部分は大きいのですが、面白くしてくれるのが人なら、嫌気をもたらすのも人というのもまた事実。そういう意味でMMO上の人間関係ではある程度のドライさがあった方が付き合いやすく、長く遊びやすく感じますねー。

 逆に嫌気を感じるようになるのも人との問題。アイテムや戦術、方向性の違いによる衝突で、話し合いとなりますが、ゲーム=娯楽=余暇の楽しみという前提がある為、実生活と同じようなストレスを感じるのは娯楽の範疇を越えてしまう為、それで嫌気を感じることが多いようです。また、ネットワークというツールそのものも、実生活で顔を合わせるコミュニケーションよりも伝達不足になりやすいせいで、関係の悪化に拍車をかけます。多分、ビデオチャットを使っても難しい気がします。

 ま、そんな鬱々とした話はこの辺にして、最近注目してるゲームは、今週発売の『天地の門2』、SOE製作の『アントールドレジェンド ウォーリアーズ・コード』、娯匠製作で国内では評判は薄いものの今回のTGSにおいてIGNが大絶賛した『ロストレグナム−魔窟の皇帝−』、もちろんPS2版とエグゼクティブプロデューサーが違う『MHP2』は100%買いです。そして何気に全部がPSP作品。あー、そういやPS2版のFate/Stay Nightはどうしようかなー。追加要素あるなら買ってもよさげ。うーん、でも同じ話よりも違う話を知りたいからなぁ。Fate/hollow ataraxiaのようなのがいいなー。戦闘服桜とかまた見たい。

 では、発売の近いものから。

 天地の門2は前作が武侠物だったのと、剣譜を集める事で自分流の『型』が作れたのがポイント。今回は前作で過去に『央華』に攻め込んできたという『西馬(セーマ)』が舞台。戦闘システムが剣術・槍術・体術の武技で戦う主人公と、舞技と魔法で戦うヒロインが共に戦い、必要に応じてキャラをシフトして戦うシステム。密かにこのシステムは好みかも。また剣譜を集めるみたいだし。ちなみに中国武術は素手の他に必ず複数の武器も同時に学ぶ事になってるらしいので、それを考えると今回の主人公みたいに状況に応じて武器をシフトするというのは当然の結果という事ですね。

 アントールドレジェンド ウォーリアーズ・コードは、超洋ゲーですし、キャラクターが濃すぎて日本人は受け入れる人も少ないでしょう。また、潜りゲーかと思いきやストーリーラインを追っていくタイプで、敵の数が限られてるらしく、Diabloのように何度も潜って楽しめるというものは無いようです。成長したデータは記録されて最初からスタートできるらしいので、協力プレイする度に最初からになるのかなぁ。

 そして個人的に大きく期待しているロストレグナム−魔窟の皇帝−。グラディエーター(PS2)にハマッて以来、すっかり娯匠のファンだし、試遊した人の話によると、グラディエーターの戦闘システムでDiabloのような潜りゲームらしいじゃないですか。IGNも日本だけじゃなくてアメリカでも出して欲しいと評価するくらいの出来らしい。というか、ドッジ(回避)、パリー(受け流し)がシステムに組み込まれてる戦闘は興奮の極みですからね。あれで潜りゲーでスラッシュ&ハックだなんて、それだけで垂涎です。完成度100%らしいから早く出ないかなー。楽しみだなー。

 MHP2は・・・言うまでもありません。エグゼクティブプロデューサーは今回も一瀬さんと聞いて安心しました。前作と同じくPS2版を遥かに上回る絶妙のバランスで作ってくれると期待してます。


2006/10/16:
重力からの解放

 『重力からの解放』(以下、重力)は、ガンダム バトルロワイヤルにおけるエゥーゴ側最終ミッションですが、ティターンズ側最終ミッション『地球をこの手に』(以下、地球)と比較すると、どうも俺は地球より重力の方が苦手のようです。

 というか、地球はサイコガンダムをフルチューンして2〜3回やったら簡単にSランククリアできました。

 重力は一度だけZガンダムでAランククリアしただけだったので、その後もSクリアを目指して頑張ってたのですが、これが上手くなかなか上手くいかず、週末はやり込んでたという感じです。

 やられるとこは大体見えてきたというか、ざーっと羅列すると、ビグザムの相手をしてる時にドムやゲルググにやられる、エルメスにやられる、ゲルググに大量に削られて後半の強敵まで持たない、そんなパターンが多いです。

 まあ、結果的に言えば、ぶっちゃけ何回も挑戦して偶然1回Sランククリアできました。ちなみにクリアした時はフルチューンZガンダム。その後、百式で挑戦してるのですが無駄に格闘攻撃を狙ってるせいか、被ダメージが自分の計算より多くなっててクリアできてません。

 つーか、意外な伏兵って連中がいるんですよ、ガンキャンノン、ガンタンク、FAガンダム、ゲルググキャノンとかのキャノン系の連中。爆風で態勢崩されるし、放物線を描いてくるもんだから、気付かずに被弾してる事が多いんですよねー。あとさり気無くザクUやドムのバズーカは強敵です。被弾するとダメージも尋常じゃないし。

 ま、これで全ミッションをSランククリアという最終条件をクリアしたので、機体及びパイロット共々、チューン及び能力値の成長限界突破となりました。

 さて、そうなると最大能力値が同じならば、MSの特徴差というと武装の違い、SPAの違いしか無いわけですが、こうなるとどの機体をチューンするかは、ほぼ好みの問題になってきます。あ、サムサクは別ですが。

 で、俺のお気に入りの期待は百式です。スレンダーで鋭角的なデザイン、今までの作品の中で最も金ピカであると称えられるボディカラー、そしてクワトロ機らしく華麗な足癖、SPAのハイメガランチャーなど、俺の好みにかなり合ってます。まあ、FAガンダムの全弾発射、黒MkIIのバズーカ&ライフル掃射、ガンダム(MC)のWバズーカ、メッサーラの全弾発射なども好みなんですけどねー。2chのスレを見てると黒MkII、FAガンダム、Zガンダムは結構人気あるみたいなんで(笑)

 ちなみにパイロットは4種類全部作り、連邦-エゥーゴ男1、ジオン-ティターンズ男2、連邦-エゥーゴ女1、ジオン-ティターンズ女2と、セーブデータが4つもあります。男キャラは重力・地球をクリアしましたが、女キャラではしていません。もっとも、しなくて制限突破とサムサクミッションが出たので、クリアするのはお楽しみなだけです。

 そうは言っても前述の通り、重力は安定してクリアできない状況です。地球はサイコガンダムで撃たれる前に殴り倒してたら、結構簡単にクリアできたんですけどねぇ。

 ま、MSをチューンしながら、まったり楽しめるので良いんですけど。

 ところで、先日ライオン丸Gで金貸しの親分・・・豪山興行若頭のジュニアさんのキャストを生瀬勝久さんだと書いたのですが、実際には遠藤憲一さんでした・・・ちょー勘違いですね・・・。むしろ生瀬さんは今、大河ドラマ『巧妙が辻』『で堀尾吉晴』役として出演してます。うーん、間違いないと思ったんだけどなー。

 ちなみにジュニアさんは毎週コスプレで楽しませてくれますが、一応今までのコスプレをまとめると、

第一回
(1)羽織袴
(2)SM嬢で鞭で叩き叩かれ

第二回
白いタキシード姿でマジックをする

第三回
(1)大工姿でノコギリ、かんなを使って木を加工し椅子を作る。椅子は座った途端に壊れた。
(2)日本軍兵士の格好で敬礼。捕まえた中国人っぽい敵役?に罵られて血を吹きかけられたのに怒り、剣山を手に取り相手の左目に突き刺して潰し「バンザーイ!バンザーイ!」と叫びながら諸手をあげる。

ギャグなんだか、残虐なんだか分からないキャラですが・・・改めて考えるとエセ日本兵がエセ中国人を虐待するって、えらい皮肉っつーか、世論が危なすぎて深夜じゃないと流せないわなー。

 主人公がヘタレ、ライバルキャラは愛想が悪い、ヒロイン姉妹は擦れ過ぎという中で、ジュニアさんと2人の部下は輝いて見えます。ライオン丸は全13話らしいですが、来週のジュニアさんも楽しみだー。


2006/10/13:
後輩Mは名君の夢を見るか?(その2)

 最近、TVつけっぱでゴロゴロしながらPSPやったり、読書してます。風邪は治ったのに、夕方くらいに微熱気味になるので無理しないでゴロゴロしてしまう。

 というわけで、三国志7(PSP)で、旧後輩M(平凡タイプ)を新生後輩M(将軍タイプ)に作り変えました。列伝は『武威出身。優秀だが決断が遅い時がある。水軍の攻めは抜群』と、変わりました。武威は再西北端なので、水軍というより騎馬なのに、水軍に長けてる辺りが後輩Mのひねくれぶりを表現してて頼もしい。人物評では『能力重視で登用する』らしいです。

 配下は、項羽、范増、孫武、虞美人、芙蓉姫(三国志演義の架空人物、劉備に助けられる富豪の娘)、李広(西漢最盛期の名将。匈奴に飛将軍として恐れられる)のオリジナル武将。自作武将で沙上志征(武力タイプ)、沙上舞夜(万能タイプ)、森野熊(軍師タイプ)を加え、操作キャラは沙上志征です。

 スタート地点は西端に位置する天水。北に馬騰、東北に李確、南に劉障、東南に張魯という配置。

 しかし今回の後輩Mは違いました。連戦連勝を重ね、馬騰は封じ込めた後、張魯と手を結び東進。長安、洛陽を確保して献帝を保護し、更に東の下ヒまで勢力が伸びました。

 志征自身は馬騰勢を滅ぼした後、西平の太守で芙蓉姫とまったり治世だったので、暇潰しに朝廷に献金して、後輩Mを虎貫中郎将にしたら、後輩Mは志征を何とか将軍にしてくれました。・・・将軍職の雑号は忘れてしまった。

 その後、自分から曹操と隣接した宛に移動させてもらったところ、防衛戦の勝利を経てギョウの太守に。この辺は戦乱の地となっていたせいか、だいぶ土地が荒れているので、軍備を整えつつ治安と内政を。最初は禰衡と二人でしたが、ホウ徳と高順が送られてきたので、そこそこ楽になりましたが、どうも右肩上りの勢いだった後輩M勢力にも斜陽が見えてきたのか、曹操に江夏を奪われ、その際に軍師『孫武』が曹操配下になったので慌てて志征で推挙。

 更に下ヒの後輩M自身が呂布、項羽の二枚板でありながら、孫策に攻め入って敗北。そこを曹操に突かれて下ヒを奪われた挙句に項羽も奪われました。ここでセーブして、慌てて項羽を推挙し引き戻しましたが、その後の様子を見てたら項羽は再び曹操に引き抜かれ、旗揚げの地である天水も張魯に奪われる模様。まあ、前回よりは長生きしたので、とりあえず終了することに。というか、この先は斜陽の勢いで衰えていってしまうのだろうかと面倒になったからとも言いますが(苦笑)

 大体、後輩Mがこれだけ連戦連勝を重ねて有頂天になってるところを孫策と曹操に虐められるようになる感じですね。領土も大陸を横断するように横に広いばかりなので、挟み撃ちになりやすく、これはCPUだから仕方ないのですが、人材を平均的に配置しようとしたせいで、弱い土地が出来てるというのもあるわけで。うーむ、仕方ないから太守権限で北部に集まってる袁譚勢力(袁紹は病死して長男の袁譚が後継者になった)でも潰してしまうか。

 とりあえず面倒そうなので止め(爆)

 ここはスッキリしようとガンダム バトルロワイヤルを取り出し、未だにクリアできてない最難関ミッション『重力への解放』に挑戦。ZガンダムにしてHP、装甲、格闘射撃関連をMAXに。残ったポイントをスラスター出力とかに適当に回してミッション開始。

 EXAM機までは簡単なので、手強いのはここから。EXAM機は割と簡単に射撃+逃げ、或いは着地時や遠く離れた時にはこちらに直進しやすくなるCPUのアルゴリズムを利用したハイメガランチャーで割と余裕で倒し、ビグザムでハイパーモードを使おうとしたら、チャージ射撃が誤爆。仕方ないので、雑魚をロックオンして倒しながら、ビグザムだけになった時はサイコガンダムと同じく、カーソルだけ合わせてグルグル周りながらハンドグレネード。気付いたらいつの間にか倒したらしくエルメスが出てて、遠距離だったのでそのままビームライフルを撃ってたら、ほぼ無傷でいけたので、良い調子だと思ったら、ジオングに手痛いダメージを受けてしまいました。

 慌ててハイパーモードで無敵化しようと思ったらチャージ射(ry




 泣ける。

 それでも無敵で切り抜け、SPゲージを溜めつつ残りを撃破。メッサーラのミサイル全弾発射!みたいなSPAには驚いたけど、距離を取って落ち着いて回避して、ゲージ温存。最後のゼータ計画3兄弟も無敵で切り抜け初クリア!しかし惜しむらくは評価がAだった事でSを取るまでもう少し頑張らないといけないようだ。やはりエルメス以降があまり安定しないから、その辺だろうな〜。

 そこでいっそのこと、お気に入りの百式でやった方が、好きこそものの上手なれで上手くいくんじゃないかと考えるも、百式は耐久性低いからな〜。HPも装甲も薄めだし。でもバズーカの使い勝手とか考えると難しいかなとも思ってしまう。1.5倍違うし、今回のクリアでも明らかにZは残りHPは30%切ってたし。

 まあ、でもそれほど悩むゲームじゃないんで、とりあえず後でやってみよっと。気軽にアクションを楽しめる中毒性というのがこのゲームにはあって、それでいながら、このように『どうしよう、ああしよう』と悩めるだけのコンテンツとやり込み要素があるんですねー。

 最初のうちは歩く音も『ガッチョンガッチョン』、スラスター吹かしても『ぶふぉぉぉぉぉ』と言った感じのMS達。そうだよなー、これが一年戦争時代だよなーと、思っていたら、百式使っていてあれれ?って感じ。スラスターふかすと『ヒュン』って感じに動きます。もしかして・・・と、試しにゲーセンのガンダムSEEDばりの動かし方をすると、あれと同じような動き方が出来る。

 おおおおお!?と、ダッシュ格闘とかすると、高速ダッシュで敵MSに飛び蹴りを食らわせ、二段斬り→上中段二段蹴り→回し蹴り→追い討ち突きをする百式。スペシャル攻撃とかあるのかーと思ったら、どっからか持ち出したハイメガランチャーからでっかいビームも撃てる。

 ガンダム(MC)(マグネットコーティングされたガンダム)は、格闘時に二刀流な上に、スペシャルアタックが二挺バズーカ。なんだこりゃ!

 また、放送終了直後に幻の4機体と言われてプラモデルでしか無かったゾゴックとアッグも登場。ゾゴックはその見た目と裏腹に軽快な格闘ぶり。さらにブーメラン連射します。アッグは見た目通りどう見ても作業用MSです。CARCASSと協力プレイやっても辛かった。でも動きは可愛い(爆)

 ちなみにKaiでも繋がる人と繋がらない人がいるようで、GW-US54GXS同士なら繋がるとか何とか。このアダプタは公式にXLink対応を謳ってますから、色々と使い勝手良いみたいです。でも実は俺もまだセッティグしてないんですよねー(笑)


2006/10/12:
後輩Mは名君の夢を見るか?

 前回書いたように、後輩Mの新武将を作って彼を君主にし、自分の分身キャラは配下となって、その横暴ぶり、或いは愚かぶりを楽しんでみました。

 まずは第一回、シナリオは3の194年の『飛将、雄躍す』だか何だかです。君主後輩Mは襄陽で旗揚げし、北に孔チュウ、西南に劉備という配置。まあ、そうそうすぐに攻められることもないだろうし、攻められても劉備三兄弟でも来ない限り大丈夫だろうと。

 配下武将は、自分で作った沙上志征(武力タイプ)、沙上舞夜(万能タイプ)、虞美人(オリジナル武将)の3人。舞夜の列伝が『大いなる野心がある』とか書いてあるので、謀反とか起こしそうですが、まあ、そんなに心配しなくても大丈夫でしょう。自分で操作するのは沙上志征。

 スタートするとしばらくは内政をメインにしてる様子の君主後輩M。俺も安心して他武将と交友を重ね、テイ弦を推挙したり、呂布や張遼と仲良くなったりしつつ、鍛錬を重ねて武力を96から100にします。

 領内の巡察も100となり、内政の数値も安定した頃、方針が軍備になり、劉備と長期同盟を結ぶようになりました。そうなると北の孔チュウですが、孔チュウの勢力は袁紹によって既に滅ぼされています。

 うーむ、流石は後輩M、北部で大勢力となっている袁紹に対して、劉備と手を結んで協力して対抗しようというつもりだなと思っていたら、突然単独で攻め込むことになりました。

 野戦で中央突破らしいですが、なんか文醜、顔良の有名武将がいます。うーむ、流石に兵力差が厳しく攻めきれない・・・何とか総大将を討ち取って攻城戦に持ち込んだものの、野戦を力技で押し切ったせいで兵力が少なくなっており、城を攻め切れませんでした。というか、後輩Mは途中で兵が居なくなったと攻城戦の途中で帰っちゃうし。

 命からがら何とか退却し、流石に兵力がボロボロなので、内政を重視してた序盤を考えれば、軍備を整えてくれるだろうと思っていたら二ヶ月後に再び北海攻めを宣言する後輩M。正直無理だろうと思いましたが、やっぱり無理でした。

 その戦で、後輩Mは袁紹に斬られてしまい、他武将の推薦によって沙上志征が君主として後を継ぎました。

 って、これじゃ普通の君主プレイになってしまう。やり直そう。

 そもそも何がいけないのかと言えば、やはり配下武将が足りない。どうせ他のとこだって既に武将がいるんだから、こっちももっと沢山配置して何とか肩を並べられるくらいだろう!

 そう思って、どうせならとオリジナル武将を使う事にしました。中国最強の軍師『孫武』、正真正銘一騎当千の『項羽』、項羽に付いた名軍師『范増』、演義の架空人物『芙蓉姫』を投入。ふ、正に名将名臣をぶち込んだって感じだし、後輩M(平凡タイプ)も今度は長生きするだろう。

 ちなみに後輩Mの列伝は『出身は武威。平凡な才能だが、野心は大きい。たまに途轍もない奇策を生み出す』です。その途轍もない奇策は死の間際になっても生まれなかった前回を越えるのだ、後輩M!

 第二回目の今回は前回と同様194年のシナリオ3で、荒れ果てた洛陽を立て直すべく、洛陽で旗揚げ。交友を深める度に名所の白馬寺へ連れていってくれます。

 西隣は弘農。空き地だった為、君主後輩Mはさっさと盗ってしまい、そこに舞夜、項羽、志征を送り込み、これで二州。その後、洛陽の東隣にある呂布の領地である陳留を袁紹、呂布、劉備、曹操で奪い合いになってて、内政をしながら他国は大変だなぁと眺めていたら、後輩Mは呂布と争った直後で明らかに弱ってる劉備軍を狙うかのように陳留に攻め込みました。兵数が少ないのもあって、奪うのは容易でしたが、あの荒れ模様では相当の覚悟がいるだろうになぁと思っていたら、案の定、陳留に移動を命じられた志征。

 ここから1、2年は正に戦の毎日。袁紹、呂布、劉備、曹操が容赦なく攻めてきます。こちらではいつの間にか配下になった張儁乂(=張コウ)が頼りです。戦争直後の兵力が減ってる時を狙って別勢力が間断なき攻めをしてきて、後輩Mも辛いと思ったのか、孫武を陳留に配置してくれました。出来たら項羽も連れてきて欲しいところですが、西武の弘農は馬騰に睨まれている辛い状況ですから、項羽を外せないのでしょう。

 張儁乂、孫武、志征で何とか支えようと頑張りましたが、さすがに毎月、同月に複数の勢力に攻められると兵力を回復しきれません。また、うちの君主は拠点にいるにも関わらず、許収とかに挑発されると「おのれー!」と言って、拠点を留守にしてしまい、その隙に拠点を奪われてしまうこと数回。君主の目の前で敵部隊を混乱させ、果敢に火計や攻撃で敵の数を減らしている孫武はさすが中国最強軍師と言うに相応しい戦ぶりでしたが、君主の激昂は止められない様子。そもそも洛陽からの援軍が虞美人(武力4)と芙蓉姫(武力10)ってのはどうなのよ。何故項羽とか来ないのよ。というか、せめて武力50台くらいの武将を・・・・・。

 結局、陳留は曹操に奪われ、途中で奪っていた北の晋陽に君主共々逃げ込む結果に。しかしここからは僅かながら安定期に入った後輩M勢力。北の上党、東のギョウを奪い取り、また散々ちょっかいを出してきた袁紹が病死、呂布は劉備に滅ぼされ、怖いのは定番の劉備、曹操と言ったところですか。どちらにしろ、陳留のような激戦に次ぐ激戦が続くわけでもなかったので、配下一同も安心して内政に着手でき、どこの州も栄えていきますが、ここで後輩Mの戦の虫が疼いたようです。

 どうしても陳留が欲しいらしい後輩M。何度か陳留攻めを敢行しますが、全部敗北してしまいます。そして最終的には名軍師孫武を曹操に奪われる結果に。鼻血が出そうでしたが、何とか推挙で呼び戻そうとしましたが、稀代の名軍師は義理堅い御仁なので無理でした・・・。そして西から馬騰が中原へと進出してきて、幾度かの小競り合いの結果、弘農、洛陽を奪い取られてしまいます。ついでに項羽と芙蓉姫を奪われていて二度目のビックリです。せめて項羽だけでもと、志征で説得に行ったら項羽も芙蓉姫もすぐに戻ってきてくれてホッとしました。

 ちなみにこの後、後輩M自身が何度か洛陽の馬騰を攻めた結果、志征が気付かぬうちに芙蓉姫は奪われる結果となっていましたが・・・。

 しかしここで一つのサプライズ!
 久し振りに晋陽を見たら、見慣れぬ武将が増えています。

司馬懿

 ぬお!范増もいる今、多少は物足りないものの司馬懿はその穴を埋めるに十分!
 また、この時期に東の劉備が滅びた影響で人材がうちの勢力に流れてきました。賈逵、簡ヨウなどがその代表です。その勢いで、劉備、諸葛亮を招き入れることに成功し、これは人材宝庫の様相を呈してきたんじゃないの?というくらい。もしかすると後輩Mの列伝にある奇策が発動したのかもしれません。

 これはここからが正に雄飛の時かもしれないと志征が思った時、馬騰領となっていた洛陽の何晏が後輩Mに寝返り洛陽を制圧!素晴らしい!いつの間にそんな秘策を!これでじっくり北部を平らげ、南に位置する曹操、孫策、劉璋、西の馬騰と戦って天下統一だ!

 と、太守に任ぜられたギョウで思っていたら、数ヶ月と経たない内に洛陽に馬騰が攻め入り陥落。その勢いで馬騰は陳留の曹操を撃破。それが気に入らないのか、うちの君主である後輩Mは陳留の馬騰に攻め込み、そして君主だけは帰ってきませんでした。

 翌月、司馬懿、ハン増、舞夜を代表とした武将の推薦により、沙上志征がその遺志を継ぎ君主に・・・。

 って、オイ!またこの結果かよ! うーむ、やはり武将タイプが平凡なのは君主として辛いか・・・やはり本人もそれなりに強くないと・・・。そう思い、後輩Mのデータを変更。平凡タイプから将軍タイプにし、無双、一騎、水軍を持つ勇将に生まれ代わりました。こうなったら道連れでCARCASSを森野熊で作って、政治タイプにして、このおバカで愉快な苦しみを、一緒に笑って分かってもらおうかと。うーん、あと一人くらい配下に出来るな・・・。そうすると初代飛将軍『李広』なんかいいかなー。

 そうそうガンダム バトルロワイヤルもZガンダムがフルチューン(7000pts)状態で、連邦エゥーゴなパイロットは『重力からの解放』以外はSランククリア。しかし『重力の解放』がクリア出来ません。BD1&3、ビグザム、エルメス&シャアゲル辺りで負けてしまいます・・・。うぬぬぬぬ。


2006/10/11:
三国志

 ガンダム バトルロワイヤルをやってたら、体調もあまりスッキリしないし、もっとまったりした出来るゲームがやりたいと、思わずPSP版ときメモでもやろうかと思いましたが、宮城谷三国志を読んでいた影響で、PSP版三国志7をやりたくなって中古で購入。

 信Onでも使った名前の『沙上志征』で新武将を作って在野プレイ開始。最初の数ターンで在野だとやる事が少ないことに気付き、適当に放浪した結果、郭嘉と仲良くなりつつ董卓のとこに仕官。しかし、戦地に送って貰えず、地味に内政ばかりやらされる毎日が続き、せっかく平西将軍になったものの、その後すぐに3回連続で降格。そりゃ武力タイプなのに内政ばかりやらされたのでは・・・。

 頭に来たのでさっさと下野して、隣の曹操のとこに仕官。こちらでも最初は芽が出ずに、武闘大会では2回連続で1回戦敗退、増援で戦場に入ったものの、主戦場に辿り着く前に決着が付いてしまい、移動しただけで終了。

 その後、武力を100にした辺りで曹操が突然蛇矛をくれたので、それを持って武闘大会で優勝し、曹操から青嚢書を貰い、医術を身に付ける。そういえばアイテムなんてものもあったなと、商人を訊ねてみると、倚天の剣が売ってたので(蛇矛を売り飛ばして)購入し、武力110となりこれより以後の武術大会は連覇。相手が呂布でも負け知らず。

 そこから破竹の勢いで功績を重ねて名声を上げ、太守に任じられてから北海、平原、北平を占領したところで配置変換を受けて武西の太守に。そこで内政をして国内を安定させてる間に次々と領土は拡張され、遂に曹操が全国制覇。

 今までやった国盗り三国志、と言っても1〜4に比べると重厚なエンディングで少々驚き。エンディングでは軍師であり大司馬となって、その後丞相に。そして何故か国は禅譲を迫られて、王朝が終わるとこまで(笑) まあ、魏の曹奐も晋の司馬炎に禅譲でしたから、そんな感じのエンディングなんでしょう。

 さて、一区切りついたところでくだらない遊びを思いつきました。新武将で後輩Mの実名を音読みにした武将を作ります。もちろんタイプは『平凡』で決まりです。顔も何となく中途半端に使えなさそうな感じの顔を選んで、試しにちょこっとプレイしてみたら、忠誠95(親密100)だった張遼や呂布などを口説き落として、自陣営に引き込むなどの活躍を見せたのは意外でした。まさか本人の呂布好きがゲームにさえ波及するとは・・・新武将を本人らしく馬鹿っぽく作って良かった(笑)

 まあ、実際に現実と同じようなそう間関係よりも、いっそ後輩M武将に君主をやらせて、自分はその部下になってみた方が面白いんじゃないかと思いつきました。馬鹿君主っぷりを見せるか、名君っぷりを見せるか、凡才のままか、これはこれで面白そうです。今度はそれで遊んでみよっと。


2006/10/10:
風邪

 先週の後半は38度以上の熱で寝込んでました。それまでずっと夕方から微熱が出るという日が続いてたので、そろそろ風邪を引きそうだから、どっかで有給でも貰って休もうと思ってたのに、結局3日も休む羽目に。

 そういったわけで寝たり起きたりしてたので、宮城谷昌光著の三国志を読んでました。まだ2巻の途中までですが、演義とは違う生々しい権力闘争みたいなものが感じられて面白いです。演義では十常時を代表とした宦官が悪いと書かれていますが、実際には宦官vs外戚vs官僚という構図があって、その時によって良かったり悪かったりするのが非常に人間らしくて生々しい。

 それに十常時のせいで、宦官というと良いイメージが無かったのですが、後に順帝となる保が外戚から帝位を取り戻そうと孫呈を筆頭とした13人の宦官や、曹操の祖父に当たる幼き曹騰が保と生死を共にする誓いをする場面は、正に烈士という表現が相応しい。そしてこの順帝が十一歳という若さで親政を行うだけの知恵と胆力を身に付けていたのも、父であり愚帝だった安帝のせいで乱れに乱れた世の中を一新して生まれ変わる様は、それまでの鬱々とした世情を反映した読感をすっきりとさせてくれるものの、順帝もまた、後漢皇帝らしく三十歳という若さで逝去してしまう現実の悲哀。それが乱世の始まりだったとはなー。

 つーか、演義では魔王扱いですが、宮城谷三国志は正史を元に・・・というか、忠実に描いてるので、董卓は割と良い人材に見えます。彼は漢族の圧制に抵抗するキョウ族に情を移した義侠に篤い人だったらしい。

 最近ではキャラクター商品と化しつつある三国時代を、物語として脚色されない現実味のある歴史認識で描く宮城谷三国志。個人的に相当お勧めです。でも、中国史に興味ないなら面白くないかも。

 ちなみにこの影響でPSP版三国志7を購入。新武将を使っていて、董卓配下になったものの、人を将軍にしておきながら、連続で格下げするのに腹を立てて下野。その後、曹操配下になって、現在では太守を任されるようになりました。

 単にPSPでACT以外のゲームがやりたかっただけかも。

 ガンダム バトルロワイヤルは、ランクは無視して一通りのミッションはクリア。現在は連邦〜エゥーゴのミッションをSランククリアすべくコツコツとやってるところです。一年戦争時代は残るところ『決戦』だけがAで、他はSクリア。うーん、どうも『決戦』では雑魚MSを大分逃してしまってる様子。ジオン〜ティターンズの方はまだまだ。どのMSを使うか悩んでるとも言う。うーむ、やっぱ黒MkUかしらん。

 ちなみにオールドタイプじゃないとブルー乗れないしなーと思って、女性キャラで作ったら声が萌える。

 7日に信Onで知り合った茶畑さんが、社会人劇団に入って舞台をやるとのことで、CARCASSと一緒に招待されたものの、前日まで熱を出して寝込んでて、病み上がりの身体で向かったら、当日になって大風のせいで電車が止まってるという現実。高速バスで丁度良い時間のがあったので、何とか東京まで行くも、そこから目的地の亀有までの路線がよく分からなくて困ってしまう。駅員さんに道を訊ね、何とか時間に間に合ったのでほっとひと息。

 舞台そのものは、なかなか面白くて、こういうのを休日に楽しむのもいいなと思える出来。久し振りにあった茶畑さんは、自縛霊(役)でした。初回に行ったので、あまり会話をする時間は無かったけど、こういう機会に恵まれたのも何かの縁なんでしょう。

 その後は予定通り秋葉でショッピング。久し振りに秋葉に来たけど、店が狭くて(オタクな)熱気ムンムンで空気が悪かったせいか、しばらくしたら頭痛がしました。まあ、それでも幾つか興味あるものが買えたのでこれはこれで善し。東京に来て頭痛がするのも毎度のことと言えば毎度のこと。東京に住んでたのももう20数年前のことだしなぁ。

 なんだかんだと疲れたけど、楽しく刺激的で新鮮な一日でした。

 皆さんも風邪には気を付けて。調子悪いと思ったら、睡眠・水分・栄養で滋養に努めるのが良さそうですよ。


2006/10/3:
観たい映画

 先日、ウルトラマンを観に行った時に宣伝で観た『ブラックダリア』という映画が気になります。ミステリーなのかな? 監督がアンタッチャブルを作った監督だというので、確かにそういう雰囲気が出てて面白そう。

 んー、あとはジャパニックホラーの『オトシモノ』かな。ジャパニックホラーは割と好きなんですけど、どうも俺の周りにはホラーが苦手な人が多くてねぇ。一人で観に行くほど好きってわけでもないし・・・と、思ったら、うーん、意外と賛否両論。普通にスルーでもいいかなー。

 あとはコメディで『ナチョ・リブレ』もいいな。メキシコの修道院で育てられ、修道院の食事係をするナチョ。修道院ではプロレス禁止なのだけど、子供達に美味しい食事を食べさせたい、スクールバスを買って遠足に連れていってあげたい、という理由で自作マスクを作って覆面レスラーとして戦うデブな親父の物語らしい。素敵すぎる。ちなみに元になる実話があって、それがタイガーマスクの元ネタだったとか。

 それとこの俳優のジャック・ブラックさん、隠れた人気あるんですな。他の作品も少し観てみたいかも。

 今週のお楽しみは、PSPのゲーム、ガンダム バトルロワイヤルに絞られました。というのも、どうもこのゲーム、俺がガンダムのACTを見直したあのガンダム戦記の継承製品っぽいんですよねー。ガンダムをギャルゲーにした走りだとか賛否ありますが、ゲーム性としてはかなり気に入っていたのです。

 例えば、ジャブロー攻略戦においてジオンの大戦力の前に最前線で戦わされる一兵卒、ジオンの陸戦部隊における『白い木馬』部隊に対する恐怖、土煙を上げながら高速で移動し、次々と仲間を斬り払っていくゼフィランサス。

 あの味をまた味わいつつ今度は協力プレイも楽しめるのかと思うと楽しみです。

 今回は選択されたMSに多少の疑問とかはありますが、まあ、まずは良い作品であることが先決ですから、その後に続編で追加して頂きたいところ。それも出来れば、ZZくらいまでで止めておいて欲しいですね。逆襲のシャアまでいくと、νガンダムかサザビーか、になりますから、MSは兵器であるという無骨さが無いと、宇宙世紀シーズンの切なさが表現されないじゃないですか。

 個人的に気になるのは、最弱でも出るのを忘れないボールに、フルチューンを施してあげたいところ。あ、でも確か総強化ポイントが6000ptだって話だから、機動性と火力に全部つぎ込んで一撃必殺の零距離射撃する強化型ボールとか面白そうです。それと、ジオング(頭)も気になります。頭だけってのが寂しいところなんですが、頭だけってのが良いんです。

 密かにXLink Kaiの準備も整ってるんで、セッティングしなくちゃ。Kaiを通して出来ると楽しそうだな〜。


2006/10/2:
40周年のウルトラマン

 ゼアスやらガイアはよく分かりませんが、実はたまたま観たウルトラマンメビウスは結構面白かったので、機会がある時は観るようにしてるんです。

 で、今回パイレーツ・オブ・カリビアン2を観た時に見たポスターで、ウルトラマンの映画があるのを知った時からCARCASSが観たいー観たいーと言うので、いつの間にか刷り込まれたされたのか、自分自身も観たくなり、会社で後輩に聞いてみたら、

「俺観ましたよ!あれは観る価値アリです!」

 と、力説されたので、余計に楽しみになりました。映画のCMを観て、昔本編で初代、セブン、新マン、エースを演じていた4人の俳優さんが、今回そのままそれぞれの役で出てくれるというので、日本中のウルトラ世代の心をガッチリキャッチです。絶対、子供をダシにして自分自身が観たいお父さん多数ですよ。

 実際、映画館に行ったら残席僅かという館内コールがあって、封切りから半月経ってるのになーと、少々驚かされました。

 そして現代技術を使って作られたウルトラ兄弟の空中戦は圧巻です。オープニングでいきなり4兄弟が凄まじい動きをしてくれたのは、うちらくらいの世代へのリップサービスじゃないかと思いますが、あの動きなら今時の子供達も楽しめるでしょう。つーか、まるで火線を潜り抜けて華麗に飛ぶバルキリー(超時空要塞マクロスシリーズより)の如き機動力でしたよ、ウルトラ兄弟。喩えが分かり難いですか。

 正直、良かったですよー、ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟、特撮好きなら是非是非。

 そして特撮と言えば、先週からどんな風になるのか期待していたライオン丸G。多分怪傑ライオン丸のリメイクバージョンだろうと思っていたら、OP映像に怪傑ライオン丸の画像を使っていたり、渋いナレーションで・・・と、思っていたら、何やら白いスーツを着たちゃらちゃらした売上最下位ホストが出てきて、いきなり道端に落ちてる使用済みコンドームを踏ん付けてました・・・。舞台は2011年のネオ歌舞伎町、2006年以降大きな戦争があるわけでもなく、むしろこのまま。普通に景気は悪化していき、人は道徳を忘れて、ネオ歌舞伎町に住む人々は金と欲望のままに行動し、いつの間にか、髑髏のコンタクトをした『かぶきもの』と呼ばれる暴力集団まで現れて・・・というナレーションが最初に入ります。

 その言葉と『獅子丸』という主人公らしい人物の風采通り、画面に現れるネオ歌舞伎町はどこか末期な退廃的な雰囲気。で、タイガージョーというライオン丸のライバルキャラとかぶきものの戦闘があり、そのアクションを観るとGARO系統の武侠的武術アクションで、かなり躍動的で善し。そして、主人公に金を貸してるというこの金貸しの親分・・・どっかで見た顔だなーと思ったら、TRICKでヅラ刑事やってた人だ!ああ、だからこんな役やらされてるのか・・・。てか、その格好、良かったんですか・・・。

 そんな訳で色々とあって、ある程度予想通りの展開で、今回はライオン丸に変身したところで終了です。想像してたイメージと違って、退廃的で飄々とした感じなのは驚きでしたが、全体として観ると面白かったので、しばらく様子を観るつもり。

 前から気になっていた漫画を買いました。皇国の守護者、原作小説があるそうですが、漫画の表紙を見て、きっとこの漫画は単なる爽快な英雄物語ではなく、戦争という異常な環境の中に置かれた人間が生きようとする様を書こうとしてるに違いなく、世界観は仮想世界ながら、きっと具体的かつ現実的な戦略・戦術手法を用いて戦いが行われるであろう事が何となく読み取れました。

 そしてその予想は大方当たっていましたが、主人公は俺がイメージしていたよりも、少し卑猥で少し立派で少し組織的な考えをする人物でした。でも、戦争で英雄になる人物ってのはこういうものだと思いますよ。大志や理想を抱いたまま戦う勇敢な精兵ほど早く死ぬ、とは、史記の描写にありましたが。

 なかなか面白い作品ですよ。原作小説も読んでみたいけど、今、興味ある小説は宮城谷昌光著作の『三国志』ですから後回しかな。この作者さんの実力は、『春秋名臣列伝』『戦国名臣列伝』で堪能していますから、史料を元にした史実に基づきながら、そこに小説家としての浪漫ある推測を埋め込む巧みさと程度というのが、この2作の魅力でした。しかもちょっと立ち読みしたら、なんと曹騰(曹操の祖父の宦官)の話から始まってて驚きました。やっぱ買うかなー。三国志正史で時系列に並べているいるものって無いからなぁ。


Angel of Black is in the interval exceeding light and darkness...