Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2006年9月)


2006/9/26:
注目のゲーム

 九龍妖魔學園紀 再装填(re:charge) どうしようかな・・・。それと気になるのはクロニクル オブ ダンジョン メーカーガンダム バトルロワイヤルか。いつ出るか分からないけど、MHP2も年内には出そうだしな〜。

 先日の土日の間にみんなのテニスは買えました。何とか。予想通りに簡単なんだけど、その分やれる事が沢山あって奥深い『みんなの〜』シリーズですね。やってて楽しいですよ。キャラ、コスチューム、コートを出した後の楽しみとしてチャンピオンシップモードとか欲しかったかもな〜。まあ、続編も出るらしいので、その辺は次に期待しましょう。

 操作は簡単なんだけど、これが以外に前後左右に触れて楽しい。ショットの正確度を打つタイミングで合わせるというのも適切なシステムだと思う。それでいて、着弾点が光るとこや、打つタイミングの早すぎ・遅すぎなどが吹き出しで分かるのは親切だと思う。それでいて、後半になると相手の攻撃精度や、コースも厳しくなって、ボーっと勝つことが出来ない難易度ってのもまた上手い作り方だと感心。

 確かにこれなら分かりやすいし、時間的にも遊び易いから、この前行った時に買えなかったのも納得。土日に行った時も一本しか置いてなかったしなぁ。まあ、単に店頭用がたまたま一本だけだったんだと思うけど。

 ところで最近、久し振りに懐かしいナレーションがCMで流れてきました。JET STREAMです。

 当時FMラジオで放送されていたのを、親父が大好きでいつも聞いていたらしく、多分LP版で買って聞いてる時に幼い俺も聞いていて、そのナレーションが耳に残っているのです。メインの曲よりも城達也のしっとりと響くナレーションが、幼い俺が未だ知らない大人の世界へ招いてくれるようで好きでした。

 ちなみに当時の幼い俺は、目の前で見える変化の無い音楽と、好きなテレビ番組を潰して放映される野球が嫌いだったんですが、このLPを親父が聴いてる時は俺も静かに聴いてた気がするなぁ。

 で、CMを見るとどうも10枚組みのBOX仕様の特別版なんですね。うーん、Amazonの上記リンクを見ると、その他に1枚1,800円のが市販はされてますが、選曲が違うみたいですね。悩ましいですなー。


2006/9/25:
権力の行方

 タイのクーデターで、新たな大統領選挙を一年後に予定するというニュースを小耳で聞きましたが、あの国って、王様いるんですね。そう考えると単純な民主運動と考えるのは早計だし、結局その国を知らない俺が色々考えても、ニュースとして流れる情報の中から脚色の無い事実の部分だけを受け止める事はできるものの、背景と真実を知る事はできないと思いました。

 そんな事を思いながら、『春秋名臣列伝』『戦国名臣列伝』を読み終えたのですが、その時代にもまた、現代では知ることのできない現実の生活があるのを感じました。中国の春秋戦国時代は紀元前770年〜221年くらい過去の事実の話ですが、そこには現代と変わらぬ権力闘争や人の欲望が渦巻いていて、技術レベル以外では現代と変わらない人間そのものの生き様を見てる感じです。

 そうしてこの時代に生まれた儒教が根強く民衆の常識となり、現代の中国に繋がってるのが分かった気がします。儒教の悪い部分の一つに身内を大事にしすぎるというのがあるそうで。確かにうちの会社と合弁会社を作った中国の会社とその合弁会社の経営陣は、その親戚筋で固められたせいで、うちの会社とうちのお客様の大企業数社で四苦八苦です。良い人材を作っても、簡単に捨てられてしまって身内優先の人事配置にされてしまう。

 ここまで来て、三国志の曹操が人材をベースにした組織作りをする為に儒者と対立した構図の真意が伝わってくるわけで、過去に儒教と中国というものを知らず、能力のある人材が大事にされるのが当然の社会に育った自分には、その対立の構図の意図が理解できなかった。

 もっともそういう感傷は副次効果で、この頃の人の生き方に浪漫を感じて、より詳しく知りたくて面白く読んだのが実際。あの将軍の最後がこんなにも寂しいものだったのかとか、あの王の影にこんな切れ者の宰相がいたのかとか、そういうのが面白いわけでして。

 ま、興味ない人には全く面白くない話ですが。

 ヴァルハラナイツはとりあえずクリア。一応ストーリーらしいものがあって、エンディングでは思わずニヤリとする内容。やっぱりこれ、開発を早められたに違いない内容と感じられてもったいない。これをベースにした次回作には期待できそう。

 観てたTVアニメではウィッチブレイド、BLOOD+、ガイキング、ARIA、スクランが終了。で、今週中にゼーガペインといぬかみっ!と.hack//ROOTSが終了ですか。さり気無く今クールも切ないエンディングが多かったです。ウィッチブレイド、BLOOD+は主人公が死んで未来をよろしく、みたいな終わり方だし。ゼーガもそういう感じで終わりそうだなぁ。ガイキングは新たな戦い来るで、ARIAは癒し系まったりだから普通に、スクランはギャグだからお笑いのままで、.hack//ROOTSはゲームに続き、いぬかみっ!は一件落着しそう。

 で、新番組で、ガイキングの後番組のビックリマンは前半は面白くなさそう。これなら森羅万象の方がネタとして興味あったな。BLOOD+の後番組の妖忌憚はちょっと興味あり、ジャンプで連載してるDグレイマンは結構好きだから善し、リボーンは最初微妙だからなぁ、デスノートは連載漫画でお腹いっぱいだけど、漫画担当がサイボーグじいちゃんGの人だからどうしようかな。えーと、それでスクランの後が・・・・




ライオン丸G






Σ(      )   三Д   三゚ ゚ ナニー!!!






 ちょ!ライオン丸って!(爆) どれだけ復活リメイクだよ!30年前だよ!ライオン丸!!!それで日曜25時30分からかよ!!!ありえねーーーー!!!!!

 スクラン後の新番組予告のあまりの意外さに文字通り仰天してしまいました。TV東京の深夜特撮はGAROのお陰で期待できますしねぇ。やっぱTV東京すげーわ。


2006/9/21:
クーデター

 寝起きのニュースがクーデターだったので驚きです。

 タイも大統領の辞職デモが起きてたくらいですから、あまり良い政治じゃなかったんでしょうが、クーデターで転覆して軍部政権になるのは、それはそれで微妙な感じ。

 しかし、ここで件の陸軍大将が一時的に権力を握っただけで、法に則ったできる限り公正な選挙を実施して自分はさっさと元の鞘に納まったとしたら、彼は英雄ですな。まあ、そうなったらそうなったで裏で金が動いてるかもしれませんが。

 と、善意に解釈したいんですが、このまま軍部政権になるのかな。

 そんな日本では新総裁は阿部さんらしいですが、俺はどうもこの人の話を聞いてもよく分からんのですよ。こうしたいーってのは確かに論じてるんだけど、それって誰でも言えることじゃない?みたいな感じで。麻生さんのは何をどういう風にすると具体的な話があるから、じゃあ、ここはこうしたらいいなとか、こういう風に生活できるなとかすぐに思いつくんですけど。

 まあ、麻生さん支持にうちの県連が付いたみたいですから、桜田門外の変みたいに時代を先取りしすぎてる予感です。茨城県民は気が短いと言われるかねー。歴史的には正しいことでも、状況的には早急な場合ってのがあって、桜田門外の変は正にそれだったわけで、そのせいで割を食ったのが水戸藩士。でも、それが無ければ時代は動かなかったかもしれないわけで、損な役回りをいつも先取りですよ。賢いんだか、馬鹿なんだか微妙なラインです。

 昼休みとかちょこちょこと進めているヴァルハラナイツ。

 過去の時代に進み聖都マナルムまで一気に駆け抜けました。過去に入ってから、シノンの地下牢で手に入る黒撃のロングソードを使っていましたが、ネフィラムの森かどこかで拾った黒乱のグラディウスがWL+5、AL+1で非常に強力で、ゴシックシリーズで固めつつ、状態異常魔法を通す為に知恵と抵抗を強化していた主人公とマッチして、主人公のジークが非常に強い状態に。逆に高能力値でブイブイ言わせていたサムライのアーシュミタがここに来て息切れ気味です。過去の将都アカトキでEXP稼ぎがてら装備を狙った方が良い気がしますね。

 おっと、一番書きたかった肝心な事を忘れてました。アンカーの札のことです。現代の聖都でソーサラー&プリーストが落とすと聞いて、そっちをメインにヒィヒィ言いながら狩ってたのですが、2時間とか頑張っても出ない上に、プリーストが全体回復、ソーサラーは全体攻撃と魔法をふんだんに使ってくる為に、それを追いかけるようにパーティの回復担当なラーセリアも全体回復を使うので、あっという間にMP不足です。危ない時はアーシュミタも回復魔法を唱えるようにはしてありますが、やはりこちらはサブなので、どうしてもタイミングがズレる時があるので、結局アンカーの札を諦めて過去に来たというわけです

 そして頑張って駆け抜けて辿り着いた聖都。さっそくソーサラーにぶつかりましたが、今度はこっちの攻撃力が高まっているのもあるのか、比較的楽に倒せるようになっていました。

 で、2回目のソーサラー戦でアンカーの札ゲット。わーい! 早速、一人だけ上級職になっていなかったラーセリアをアンカーしました。

 うーん、とりあえずアンカーの札を4枚集めてから将都に行って防具集めもいいなー。アイテム集めしながらEXPを稼ぐ、味わいのある楽しみ。Wizardry狂王の訓練場で聖なる鎧と正宗と手裏剣を求めて、ダンジョンに潜り続けていた頃を思い出しますわ。


2006/9/19:
ぬかるみの中の稲刈り

 三連休の間に稲刈りをしましたが、今年の雨が多いという天候の影響で、田んぼはドロドロの状態で長靴では足が取られてしまうくらい酷く、キャタピラ仕様の農機が入れずに、田んぼの北半分は手刈りという状態でした。自分の家で食べる分しか作ってないので、量は無いのが幸いといったところです。

 作業中は稲が水を大量に含んでいて、稲穂は倒れているし、それを担げばボタボタと水は滴って服が濡れてしまいました。この時、非常に身体が冷えてしまったらしく、風邪気味になってきました。

 結局二日間に渡った稲刈りも、二日目の昼頃には終わり、家族で温泉に行こうという話で行ってきましたが、その温泉がまた熱い。喜○川の温泉でしたが、身体が冷えてたのもあって、やっぱり熱かったです。この日は親父も普段よりも熱いと言ってたので、たまたまなんでしょうが。

 さて、その夜、ゲームをやる気も出ないくらいに疲れていたので、溜まっていたDVDを観ることにしました。今回の2本はどちらも結構お勧めです。

1本目は『アンダーワールド2 エボリューション』 前作アンダーワールドの続編です。前作のジャケットを見て衝動買いしたので、その流れで購入してありました。

 実はセリーン役の女優さんが好みというのは秘密です。今回は少々艶かしいシーンもありますがね。話の展開は割と王道なアクションかも。ただ兄弟の絆を主張し、父親を殺してまで狼男の祖となり、破壊衝動に駆られ理性を失った為に、500年間という長きに渡って闇の中に捕えられている弟を救い出し、神になろうとしていた吸血鬼の祖マーカスの気持ちは少し分かる気もします。

「私たち兄弟の絆は深い。私ならウィリアムを止められる!」

 その言葉通りにウィリアムと共同で戦っていたラストシーンは、親が共働きで昼も夜も働いていた時に、兄弟二人で喧嘩したり仲直りしたり遊んでいたりした幼い頃のことを思い出して、郷愁を覚えました。

 まあ、ラストの死に様は無惨ですが(爆) ていうか、かなりグロテスク。

 セリーンのパートナー役で、前作で狼男&吸血鬼の混血種となり、無限のパワーを持つマイケルは、微妙に影が薄くなってます。もっとも役どころなどは重要なのは変わりませんが。

 ダークファンタジーで血みどろなアクションに酔ってみたいとか、まったりストーリー性のあるアクションを楽しみたい時などにお勧めの一本です。

 二本目は『Vフォー・ヴェンデッタ』 近未来のイギリスを舞台にした革命物語で、原作漫画があるそうです。

 近未来、第三次世界大戦終了後、かつてのアメリカ合衆国は既に無く貧困と混乱に喘ぎ、イギリスは独裁政治に支配されて、仮初の平和を営んでいます。

 冒頭では1605年11月5日に英国で起きた火薬陰謀事件が描かれ、理念の重要性が訴えられます。

 そして夜間外出禁止令の中、イヴィーはボーイフレンドに会う為に外出したところを秘密警察に見付かり捕まりそうになる。そこを通りかかりイヴィーを助けたのはガイ・フォークスの仮面を被った黒ずくめのVと名乗る男で、熱い弁の立った自己紹介の後、彼はイヴィーを演奏会に招待する。

 ビルの屋上でVが指揮を取ると街のメガホンからチャイコフスキーの「1812年」が流れだし、それと同時に刑務所が爆破し同時に花火が上がる。その後Vはイヴィーの勤める国営TV局を占拠してTVジャック。全国民に、

「11月5日の精神を忘れないで欲しい。理念は行き続ける。1年後の11月5日、私は国会議事堂を爆破する。その時、理念を持つ人はその場に来て欲しい」

と、訴える。その後、彼は政府の要人を暗殺し、その現場に『別れの薔薇』を置いていく。活動家の親を持っていたイヴィーはVの起こす事件に巻き込まれていき・・・

 と、そんな感じのストーリーです。革命と復讐、独裁への反逆、独裁に対する批判、恐らく中東の軍事情勢に対する批判も含まれてると思います。結局あの戦争は某大統領が世界に平和をもたらしたと訴える以上に、Vのような哀しいテロリストを生んだだけではないでしょうか。そんなメッセージを感じます。

 Vは革命家であると同時に、哀しい復讐鬼です。ただし、彼は非常に頭が良く、判断力にも長けている為、新時代に必要なものを見極める事ができ、そして自分が犯した罪がどのような理由であれ許されない事も理解しています。それなのに時たま子供のように興奮するところがあり、それもまた彼の魅力となっています。

 ちなみにDVDで一部不満なのは翻訳です。英語のYouはあなた、君、お前を示す言葉ですが、Vは非常に紳士的な人間なので、きっと全ての他人に対して、『あなた』或いは『君』と言う筈なのに、DVDの翻訳は『お前』となっていて、少し下衆な感じに受け取れてしまいます。ちなみに劇場版では『君』だったそうで残念なところです。もしかすると吹き替えで聞いた方がいいかもしれませんが、そうするとヒューゴ・ウィーヴィングの素敵な口調が聞けなくなるので、それはそれでもったいないです。

 個人的な好みですが、この物語はVが素晴らしい。革命家で復讐鬼で紳士なのに、時たま子供っぽく、そして恋に悩みながら、自分の理念を裏切らない生き様が、自然と彼に感情移入されていきます。とある理由のせいで全編を通してVはマスクを外す事はありません。キスシーンでもマスクを付けたままですが、そこには理由があり、彼が最後までガイ・フォークスの仮面でいることは、最後のラストシーンに繋がっており、そのシーンそのものが新時代の幕開けを告げている構成には非常にメッセージ性が強く感心しました。

 俺くらいの歳になると、このような作品には感銘を受けますが、一部に分からないという意見もあるので、それなりに理解力を必要とすると思います。でも、最近の日本にもこういう物語は必要なんじゃないかなぁ。

 そういう訳で、秋の夜長にピッタリの作品です。多少暗いシーンもありますが、Vの壮絶な体技や格好の付け方、爽快な反逆を楽しんで貰えると思います。

 あ、でも現代の無差別テロリストと違って、Vのテロで直接的にVが一般市民を手に掛けた事は無いなぁ。間接的に警官が市民に手を出してるとこはあったけど。

 理念という事で思い出しましたが、最近の飲酒運転に対する厳法化の動きは寂しいとしか言えませんね。ニュースのインタビューで、店の方で来店時に鍵を預かるようにした店のことが特集でやっていましたが、鍵を預けない人もいるんですね。「なんで預けなくちゃいけないか分からない」という理由だそうですが、相当ご自分に自信がある方とお見受けしました。

 酒気帯び或いは飲酒運転で事故をした体験が無いか、想像すら出来ない人間じゃないとこんなことは口に出来ないと思います。子供を助けたくて何度も海に飛び込んだ母親の気持ちも考える事が出来ないとは、逆に哀れに感じてしまいます。きっと後で痛い目を見て、何故自分が痛い目を見るのか分からずに社会を恨むようなタイプじゃないでしょうか。

 俺自身も一度、幸いにも自爆して自分の車を廃車にするだけで済みましたが、飲酒運転で冷や汗をかいた事があり、それ以来、酒を口にした時に運転できないような状態にしてから飲むようになりました。また、福岡のあの事故以来、友人と遊んだ時に友人が飲もうとしても止めるようにしています。

 酒を嗜むのは必要だと思うんですよ。でも酔っ払った自分は物理法則的に判断量が鈍くなって自分に甘くなるのは決まっているんです。看護士の弟の話では、アルコールの分解には必ず8時間かかるそうです。だから8時間以上経過してからじゃないと運転してはなりません。自分の頭がハッキリしていてもです。自分では気付けない判断力・注意力の低下は必ず出ています。

 一人一人がそれを意識に刻み込んで改革しない限り、厳法化は進みます。果ては禁酒法になってしまうくらいじゃないでしょうか。『飲酒運転で誰かを殺してしまうなら、その原因である酒を元から絶てば良い』という考えが生まれてしまうんじゃないかと懸念してしまいます。まあ、禁酒法時代とか見ると、それはそれで破綻することも目に見えるとは思いますが。

 法律は基準になりますが、法律だけで人の生活は決められるものでは無いのも歴史が証明しています。結局、教育というか、躾が大事だと思いますが、今回の自民党総裁選挙の様子を見てると、それを理解してるのは麻生さんくらいじゃないのかなー。

 結果として、買おうと思ってた『みんなのテニス』は買えてません。世知辛い世の中だ。


2006/9/12:
購入!ヴァルハラナイツ!!!

 結局、この人が戦いを仕掛けてから、関係する国々はテロの不安に怯えるようになったなぁと、某国大統領のニュースを見て思う。そもそも、第二次湾岸戦争直前、F大統領は国際的な査察や監査を積極的に受け入れていて、戦うことを望んでいるようには思えなくて、何故某国が開戦したのか分からなかった。和平を望んだ人も攻撃されたら自衛するしか無いだろう。で、戦争の結果、居場所を奪われ親兄弟、友人知人との死に絶望した人々が、その復讐の為に相手の居場所を自爆という形で攻撃して、その復讐に『テロとの戦い』という大義名分が銘打たれて、自分達は今、繰り返される怨嗟の歴史の1ページを見ているという実感が少しだけ湧いた。

 時事ネタはこの辺にして、ヴァルハラナイツは結局Amazonで購入。途中8日にアカウントサービスで発送ステータスを確認したら、発送予定日13〜15日なのに、ヴァルハラナイツの製品ページには『24時間以内に発送』となってたので頭に来て一旦注文をキャンセル。再度注文し直したらすぐに『発送準備に入りました』とかなって、この辺の予約客に冷たいAmazon体質は未だに改善されてないのかと。

 更にソフトが手元に届いた当日、たまたまCARCASSと遊んでたのですが、彼もヴァルハラナイツを買うからと俺が8日に行って買えなかったという近場の店に行ったら、1本だけポツンと残っていた事実。くう、これもタイミング、正に神の悪戯か!

 そのようなえエピソードを踏まえて、ようやくプレイ開始した第一印象。

微妙に不親切
カメラが見にくい
動きが重い

 でもまあ、こういうものだと思って買ったから、これはこれで問題ないだろうか。昔はもっと酷いのあったし。『星をみるひと』とか。てか、星をみるひと完全攻略とか作られててびっくり、よくあれを見つけられたもんだと思う。

 伝説的クソゲーの星をみるひとと比べるのもどうかと思うけど、ヴァルハラナイトは未完の大器って感じ。若干のフリーズ系バグが多発してるとか、不親切ぶり・・・というよりも説明不足部分(クエストで冒険に同行すると言う依頼で同後任が付いてくる描写が無い)も軽度の問題。

 サポートジョブとか仕組みがいまいちピンと来なくて、最初は訳の分からぬままにファイター(主人公=人間♂)とプリースト(人間♀)の二人旅。そこからコツコツと金を貯めてメイジ(エルフ♀)、シーフ(エルフ♂)を雇って、この4人でやっていこうと思った時に知った、メイジの使えなさ。これは抜本的な見直しをと思い、サポジョブも含めて再構築。

 ちなみにこのゲーム、自分で操作しない時のメイジは状態異常ばかりを連射して攻撃魔法をなかなか使ってくれないらしい。ましてやダメージ力もいまいちなこのゲームの攻撃魔法では・・・という事で、メイジを主人公のサブ職業にのみ突っ込んで、後はプリーストとファイターとシーフの組み換え型で。

 そんな感じでやってて、現在ネフィストの森に足を踏み入れたところをボチボチと。

 協力プレイが可能なので、昼休みに後輩と協力ダンジョンへ。思ったより狭く1回10分くらいで終わってしまうんですが、アイテムドロップはなかなか良い。そして難易度やさしいでは簡単だからと、ふつうモードに行ったら、各キャラが敵に二撃で倒されて全滅。流石にLv6ではまだ無理なようです(笑)

 というわけで、なんかこう、気付いたら時間が経ってましたという感じに楽しめるゲームです。なるほど、世間で次回作に期待がかかると言われてる理由も納得でした。

 そういえばXLink Kaiでの動作もそこそこ良好らしいので、USB無線LANアダプタGW-US54GXSを購入。これでMHPとかもネットプレイで遊べます!ただ、PCでチャットするのが面倒なので、VCとか使った方がいいかもしれませんけど。

 そういえば仮面ライダーカブトが謎めいた展開になってきましたなー。まあ、555と同じ監督なので、ライダーになっている人達はみんなワームな気がします。オルフェノクみたいに人間との共存を図るワームと人間との入れ替わりを望むワームがいて〜という展開でしょうか。

 今回のKIBAは、今までの真っ黒世界の中でひと時の平和って感じでしたな。KIBAっぽくないけど、普段が黒いからこんなのもアリか、って感じでしたね。


2006/9/4:
ヴァルハラナイツ

 10軒回って買えなかった。仕方ないのでAmazonで買う事にしました。

 最近はDDOで大分時間を取られてますが、先日本屋に行った時に、以前から気になっていた本を立ち読み。少し迷いましたが、結局買う事にしました。

 それが『春秋名臣列伝』『戦国名臣列伝』です。興味の無い人には全く面白くないですね・・・。以前、友人のCARCASSが日本の戦国武将リストみたいな本を買って、それが高額だったのに驚いたものですが、いつの間にか自分も似たような本を求めていた事に苦笑い。まあ、俺が買ったのは中国の春秋戦国時代の本ですが。

 吉川三国志を読んでから、どうにもそれ以前の時代というものに興味を惹かれて、七神仏、三皇五帝時代、夏、商、西周、東周、春秋戦国時代、秦、西漢、新、東漢と調べてみましたが、三皇五帝以前は神話時代(・・・と言っても、個人的には五帝は存在したと思いますが)ですから、あまり記述はありません。夏王朝は存在したことが少し前に遺跡が発掘されたことで判明しました。もっともこの時代、中国は夏・商・楚・蜀が並立してたようですし、実際はたまたま記録が残っているだけだったというパターンが多いですから、あの広い中国大陸を何百という国があったのでしょう。国というよりは邑なのかもしれませんが。

 そういう乱立期にもっとも民が自由に自分を表現できた時代が春秋戦国時代だったと、この2冊の冒頭に書かれていて、自分はそういう思想の自由さが根底にあるからこそ、この時代に惹かれるのかもしれないと思いました。まあ、古代に対する好奇心が先立ってるとも言えますが、あまり古代過ぎると未成熟な文化で面白くないってわけで。

 しかし論語を読んだ時には低評価だった管仲だけど、「国を富ますには、まず民を富ます」という法道思想には現代に通じるとこがあると感嘆。結局、儒教、法道、兵法、それぞれの道はあるけど、それぞれに真理があるから、道は常に一つでは無いということなんだろうなぁ。

 仮面ライダーカブトも意外な展開になってきましたねー。まさかひよりがワームだとは。でも映画ではタイムスリップ系の要素が入ってたりとかするらしく、タイムパラドックス的な話もあるらしいので、まあ、キチンと論理的にまとめて貰えると面白いんですが、危ない綱渡りにならない事を祈るばかりです。

 牙-KIBA-では、タスク編が一気に解決終了したらしい。ロイアの黒化も無く(あったら大変だけど)、ゼッドは更に好青年に成長したのか、これは。しかも来週はメイド服だらけの予告でコメディタッチの話でひと息って感じだし。まあ、そういう牙もたまにはいいかな。でも、俺を含めて視聴者が期待してるのはデュマス先生の素晴らしき黒化の衝撃か。

 しかし今週は寝不足ですー。ネトゲで落ちる時間を考えないと、朝のミーティングに遅刻してるのはやはり印象が良くないからなぁ。

 そういえば、会社でみんながここ数年間探していた資料がふとしたことで発見。今は定年で居なくなった人が持っていってしまったんじゃないかと噂していて、自分でもそう思ってしまっていたのだけど、結局は社内の別なところにあったわけで、十分に探しもしないでその人に嫌疑をかけてしまったことを自己反省。何の疑問も無く疑っていた自分が恥ずかしい。


Angel of Black is in the interval exceeding light and darkness...