Angel of Black

思考泡影 &過去Log(2006年3月)


2006/3/28:
三国無双4Empires:その2

 引き続き、三國無双4Empiresで笑った話。

 実弟とフリーモードで遊びました。俺は引き続き関平エディ男。かなり育ってるというか、ほぼパラメータMAX状態なので、難易度が『難しい』になっていても苦には感じません。ましてやフリーモードならアイテムも使えるし。そして実弟が凌統エディ娘。Empiresになってから一度も使っていません。

 ステージは建業だったでしょうか。開始直後18秒で実弟のエディ娘死亡でゲームオーバー。それは俺だって何が起きたか分かりません。やはり初期能力値では難易度『難しい』では辛いという事でしょう。まあ、その次も難しいでやって、合肥をクリアしましたが。

 前回、追記で虎戦車のことをこき下ろしていましたが、関平モーションだとC4で簡単に虎戦車を破壊できるのが分かったので怖くなくなりました。本当にこのC4は強いですねー。氷属性とも相性が良くて、何故か雑魚兵が凍らずに拠点兵長やら武将がバリバリ凍ります。大将が猛将モードでも凍らせてしまったのには、流石に驚きましたが。

 争覇モードでは、赤壁炎上を難しいで北平から。真下には中原覇者の曹操がいて、東南部には孫権、中南部には入蜀直前の劉備という、そして小国として涼州の馬騰、南中の孟獲、蜀に劉表と劉璋の親子という勢力図。

 関平エディ男、甘寧エディ娘、月英エディ娘の3人を主将にして、準将には名前が何故か気になる兀突骨、エピソードが好きな劉騎、あと何となく楊義。

 曹操に虐められながらも、速攻武将の手薄な晋陽とギョウを奪い取り、何とか3地域を確保。曹操はどうやら劉備と同盟を結んでいるらしく、防衛戦の援護に劉備自身が出てきたりして。3地域しか無いのでなかなか徴兵資金も無く、やっとそれなりに徴兵したと思った途端に攻め込んでくる曹操&劉備同盟軍。2000人vs20000人という兵力差も何とか凌ぎ、于禁やテイイクの登用にも成功。

 そんな中で甘寧エディ娘を使って遊んでいたら、4武器の覇海を入手。そのまま甘寧エディ娘は大都督に、また月英エディ娘は委任をさせて予定通り軍師としました。

そうやって自勢力が細々と生きながらえてる中、劉備勢力が急速に西進して拡大路線。劉表を平らげたかと思ったら、続けて劉璋、孟獲を撃破吸収し、最大勢力になっていました。

 おー、凄いな、自然に三国鼎立だと思っていたら、その半年(2ターン)後、同盟が切れて何かを思ったのか劉備がいきなり許昌の曹操に進行してその勢力を吸収。俺、馬騰、孫権を圧倒的に上回る巨大勢力へと変貌しました。その情報を見れば、曹操を含めて曹操軍、孟獲軍が丸々入っていて驚き。

 流石にその攻めが怖かったので、孫権との長期同盟を締結し、挟み撃ちしつつ平原を奪取。次のターンには早速防衛線で激戦模様。

 このままではまた虐められると思ったので、劉備のいる江陵を直接叩いて勢力を丸々貰いました(笑)

 すると予想通り馬騰が攻撃を仕掛けてきたので、2地域で生き延びていた馬騰勢力も吸収。残りは東南部の5地域を治めている孫権のみとなりました。

 そんなところで時間も遅いのでセーブして終了しましたが、この勢力総取りルールは一発逆転の面白さもありますが、反面あっけない感というのも否めませんね。じっくり腰を据えて楽しみたい時は分断攻略の方が面白いのかもしれません。

 今回で、ゾイドとガッシュが終わりましたが、どちらもあっけない最後というか、後日談がもう少し欲しかったというか。

 ゾイド、それでいいのかというくらいのエンディングでしたな。ていうかムラサメライガーのエヴォルトシステムは、毎回毎回自分を破壊して再生していた事がここで判明。というか、毎回再構築って凄い理由だ。冥王ゼオライマーが高次元連結システム稼動中は本体とパイロットを丸ごと吹き飛ばされても、全てを自己再生自己増殖可能なのと同じくらい凄い。でも後日談でルージとミィの絡みが欲しかったかも。ま、後半のジーン皇帝のナルシストぶりは、なかなか良かったですが、フェルミは意味不明すぎ。

 ガッシュは、どうにもこうにもゼオンとガッシュの関係についての背景が語られないので、ゼオンが狂言回しにしか見えなかったのが残念。部分部分であれだけその強大さをちらつかせて、「俺からバオウを奪ったから」という私怨しか言わないのは、それまで引っ張っていた威風が台無しだったような。サンデーで連載中の原作は、やっつけ仕事にしないで欲しいな。
 もっとも、編集部の意向もあるのか、いい加減引っ張りすぎて辛そうな感じだけど。

 まさか仮面ライダーカブトで、仮面ライダー555で言えば、啓太郎のような役どころだと思われていた加賀美が、仮面ライダーザビーに変身するとは!? 組織の完全調和、パーフェクトハーモニーを唱える矢車がカブト抹殺に固執して仲間を見捨てた瞬間にザビーゼクターが矢車を見放し、今まで加賀美ni 散々嫌味を言われていた景山が追い詰められたところに駆けつけて、ゼクトルーパーの銃剣(?)武器でサナギワームを相手にし「俺が守ってみせる!」と一人でワームに立ち向かい懸命に戦う加賀美の元に、ザビーゼクターが舞い降りてくるシーンは、否が応にも目頭が熱くなる良い引きでした。

 エウレカセブンは、アネモネの心の独白からドミニクとの再会、告白という流れが素直で良かったなー。絶望病だったのに薬品で強制的に感情を持たせてられていたという雰囲気だったアネモネの初めての笑顔、みたいな。そんな二人を歓迎し見守り守って削れて消えたジ・エンドがイカす。

 そういえば、4月の日曜深夜はARIAセカンドシーズンと、スクールランブル二学期が立て続けに放映されるとの事で反則ですな。録画予約しつつもリアルタイムで観てしまいそう。


2006/3/27:
三国無双4Empires

 三國無双4Empiresを買いました。KOEI商法への警戒心は高かったですが、出来は良かったし、値段も4,000円台で買えて安いので、まあまあ納得できます。

 というか、三国無双4無印と猛将伝は要らないと思った。

 それくらいEmpiresのバランスが良いというか、こうして欲しかったと思っていたところが実現したというか。欠点は物語性の低下ですが、これは国盗り要素が入った時点で仕方ないことですし、特定キャラ同士で一緒になればイベントはありますから、気になりません。

 猛将伝のデータが引き継がれたので、自分の作った関平のエディ男(=関平モーションのエディット武将男の略)を君主に、弟の作った魏延エディ男と、自分で作った甘寧エディ娘(=甘寧モーションのエディット武将女の略)の3武将で、黄巾大乱シナリオで始め、合肥辺りを自領としました。

 最初でさっぱり分からないので、とりあえず脇にいた厳白虎を吸収し、その後、難易度普通だから、アイテムは使わないでもいけるだろうと連勝街道まっしぐらで西進。北側は孫堅が勢力を伸ばし、曹操や袁紹を吸収して、3年間の長期同盟を結んでいた我々と北と南を分ける形で、天下は二大勢力図となりました。

 時間も大分遅かったし、B型兄弟のうちらですから、ちまちまと勢力を削るなんて真似はせず、直接君主である孫堅の居たギョウ?に直接侵攻します。(この時は君主のいる土地を落とすと、勢力総取りのルールでやりました。)

 俺、5発くらい殴られて死亡。セーブを一切してこなかったので終了。

 あっけない幕切れだ・・・。

 翌日、後輩Mと遊んだついでに一緒にプレイ。今度は難易度を入門用に設定。これならいくら何でも簡単だろう。

 と、呂布を敬愛する後輩Mは、自軍に呂布が入った事で呂布を自分に使わせてくれと興奮。高順と陳宮を部下に欲しいと、戦が始まると、

「高順と陳宮が居ないなら、お前ら不要だ。」

 と、言いながら、敵本陣に突貫していくのは、呂布らしいと言えばそうなのかもしれません。が、高順と陳宮が自軍に入った途端に戦い方が一変。

「俺は高順と陳宮を守ってやらないとならないんですよ!」

 と、言い始めて、NPCである彼らにくっ付いて歩き始めます。高順と陳宮の首に死兆星が回っていたら、触れる者は皆殺すとばかりに大暴れしていましたが、敵軍の中に弟が作った呂布エディ男を見かけて、また大騒ぎ。

「Zeek君、呂布モーションをこんなに作らないで下さい!すげー苦労しますよ!」

 いやー、でもそれ弟が作ったエディ男だからなぁ。俺が作ったエディ男『司光』は、猛将伝の立志伝モードで、たまたま呂布武器が出たから結果的に呂布モーションになったのだけど、弟のは最初からエディットモードで作ったのだから、結果は同じだけど過程が違うのだけど。

 こんな感じで楽しく遊んでます。

 システム的には猛将伝の修羅モードで不服だった目的なき闘争、目に見えない意味不明の国という存在が、国盗り要素でしっかりと形を持った感じ。SLG版三国志の簡略システムを無双に当てはめたような感じで、実に良いバランスです。

 武器も4武器は出ますが、3武器に自分の好みの付加能力を付けつつ、4武器相当の武器攻撃力にも出来るみたいですし。

 国盗りの設定も、エディット参加不参加、武将死亡の有無、配下武将数など、結構細かく設定できるので、好みのシチュエーションで楽しめるのも好感触。

 逆に1プレイのみのフリーモードでは、本来の登場人物を自分の好きなキャラに変えて、色んなシチュエーションで戦闘を楽しめるお手軽さで、これも好感触。争覇モードでは消費制の装備アイテムも、こちらでは争覇モードで一度手に入れれば何度でも使えるというのが良いですね。

 そうそう、ACT部分ですが、相変わらず弓矢と妖術師は腹が立ちます。特に氷属性は90%くらいの確率で凍ってる気がします。それと虎戦車が無駄に硬くなってるので、複数台居る時など凶悪です。つーか、こんなカラクリ構造が大地の上を走ってて、無双の武将のように火や氷出しながら何人もの人間を一振りで吹き飛ばすような攻撃を受けながら、あの程度のダメージしか受けないのは、今回のマイナス点の一つです。

 ま、それでもKOEIのゲームで久し振りに期待(品質、値段を含む)を裏切られなかった良作には違いありません。

追記

 そうそう忘れてましたが、細かいところの情報が見にくいというか、検索しにくいのは相変わらず欠点です。例えば武将の現在の能力パラメータを見たい時はフリーモードで選択して見るしかありません。

 他にもストックしてある戦場策の確認とか、武将の項目別ソートなども出来ないのは値段相応という事なのでしょうか。それとも俺が取説読めなのでしょうか。

 まあ、細かいことですが、全体的な品質が良いので余計に気になるのかもしれませんね。


2006/3/23:
任侠伝:剣聖蓮次

 久し振りに上司とカラオケスナックで飲みながら歌ったのですが、流石に自分の親父より更に年上の人とカラオケだと、ジャンルを合わせるのが難しいですね。ま、それなりに楽しめましたけど。

 そんなわけで、任侠伝ではお蘭と祝言を挙げました。まさか、そのイベントシーンでおことに、

蓮次「すまねぇ。おことちゃんの気持ちには応えられねぇ。」

と、おことを泣かせてしまうシーンがあるとは思いませんでした。あまりに切ないので、2週目ではおことと祝言をあげるべく、2週目も楽しまなくてはと1週目で思う次第です。

 そういうわけで、殿様に身請けされる筈だったのが、実は蝮田一家の陰謀だったので俺の蓮次もブチキレです。身請け代三百両を渡して、さっさと逃げ帰って貰いました。

 兎にも角にも、無事にお蘭を身請けて、祝言を挙げる事となったら松風親分が大はしゃぎ。俺が全部面倒見ると張り切りまくってます。祝言が終わると、お蘭が「任侠の妻になるという事は私も分かってるつもりよ。いつでもしごとに連れていっておくれ。」
 これで一緒に戦えるようになり、ついでに二つ名の方も『灼熱の蓮次

 というわけで、3章の仕事をろくにしないで4章に突入しました。新しい章に入ると、店にも新しい品物がリストアップされるので、早速お蘭を連れて見回りに行きます。連携技もどんなのかと思ったら、蓮次が背中から蹴りを入れまくって、お蘭が匕首で腹を突き刺しまくった後、倒れた相手の頭を蓮次が蹴りを入れる『妖艶恋女房』でした。『嗚呼三羽烏(主人公+岩松+半十郎)』級に素敵なネーミングが気に入りました。

 で、市場に行くとやっとマトモな刀の長柄物?と黒キセルがあったので早速購入。それと龍の根付が750両という値段だったものの、その特殊効果がなかなかなので、やはり迷わず購入。一通り買い物を楽しんだ後は、宿場入口の方まで見回り、喧嘩を仲裁して終了。

 それと彫り物を最初から入れていた『龍魚』から500両出して『風神雷神』にしました。これでこれからはもろ肌になるだけで自分達の体力と腕力が上昇します。般若なんかは敵を一定時間硬直させられるみたいで、同じ値段でも彫り物によって効果が違うのが面白いとこです。

 と、新しい仲間も増えたので、腕みがきをして、お蘭や龍之介、最近仲間になった小粋の常、清水次郎長、舵取りの貫八なんかを連れて、能力アップをしつつほれっぷりを上げてきました。この腕みがきのしごとは、途中で切り上げても能力値上昇があるのが良いですね。さり気無くお蘭の能力が意外に高いのに驚きです。

 そして、ほねやすみをした後に今度は減った金を博打で稼いできます。非常に勝ちやすいのでバリバリお金が稼げて爽快。たまに壷振りをお蘭がやってて、「あら、お前さん来たのかい。」とか言われたり。ちなみに、お蘭が壷振りの時は、「入ります・・・・・丁半揃いました。勝負!」の台詞も当然お蘭に代わります。うーむ、嫁がおことの時もここまでやるのかな。

 というわけで、こちらに任侠伝メモを作りましたので、備忘録代わりに。

 2週目も楽しみだな〜。


2006/3/22:
閃光の蓮次

 夜中に寝付けなかったので、なんとなく『任侠伝 渡世人一代記』を始めたら、朝5時まで遊んでしまい、ちゃんと8時に出勤した管理人です。こんにちは。

 前回、散々苦労した火付け盗賊『豚松』は、腕だめしと博打と遊郭で骨休めという三本柱の前に敗れ去りました。

 一章を何となくクリアして二章に入ると、何となくシステムを把握してきた感じです。とりあえず見回りに生きつつ、よろずや婆さんのところで武器や装備品を買ってると、武器にキセルがあるじゃありませんか。キセルですよ、キセル。これは買うしかないなと思い、とりあえず売ってる武器と装備品を買占めました。ついでに、仲間になった火消しの三吉が、火の不始末についてきつねの留吉と喧嘩してたので仲裁しました。

 蘭太夫の身請け金に300両が必要らしいですが、既に貯金は1500両を越えています。というのも、博打には法則性があるらしく、自分が何となく感じたのは『大槌・小槌』が賭場に出ていた場合、必ず逆に賭けると100%勝てました。また、『善兵衛』がいた時には、必ず善兵衛と同じに賭けるとやはり100%勝てました。お陰で稼ぎ放題で有り難い限りです。
 ちなみに『大槌・小槌』がいちゃもん付けてきたら、威風堂々刺青を見せてやりましょう。

 で、上述したキセルは攻撃範囲も近距離攻撃に丁度良く、町人を巻き込まず、かつ相手を崩しやすいと、現在使っている匕首の代わりを十分に果たせるので、メイン武器を刀、サブをキセルにしました。

 ただ、まだ技が少ないので熟練度を上げるべく腕だめしのしごとで、能力と熟練度を高めます。ついでに仲間になって日も浅い仲間や、まだ子供の龍之介も連れていって一緒に鍛えました。
 すると、三吉、小槌、大槌の3人が盃を受けたいと言ってきたので、快諾する事としました。

ちなみにこの頃は『死に急ぐ蓮次』と呼ばれていて、傷だらけのまま蘭太夫のところに通ったりしていました。

 そうそう、今は国定忠次親分を客人として滞在して貰っていますが、自分が世話になった松風一家のシマを狙う蝮田一家にちょっかいを出されて、抜け荷の嫌疑を掛けられたり、もう一人の嫁候補であるおことをさらわれたり、家を燃やされたり(笑)してますが、呉服屋で買った金色御大尽(?)とかいう着物と、腰に装着した唐獅子傘とキセルの前に、蝮田一家の若頭『島破りの安』も苦し紛れの捨て台詞しか吐いていきません。また、買い物ついでに宿場を見回ると、子分になった火消しの三吉が、火の不始末についてきつねの留吉と喧嘩してたので仲裁しました。

 ちょうどこの頃、世間様から『閃光の蓮次』と呼ばれるようになりました。そろそろ背中の彫り物も龍魚から般若か唐獅子牡丹にしたいんですがねぇ。

 ちなみにおことの救出の時に、おことの「お見事です。」という台詞はなかなかに萌えました。改めて考えると茶屋のアイドルな町娘が渡世人の妻になる設定というのは、かなり萌える設定です。ただ今回は当初から蘭太夫を嫁に迎えるつもりなので、遊郭通いは変わりません。おことは2週目の楽しみという事にしておきましょう。そしてその蘭太夫ですが、三章に入って電撃PSに載っていたイベント確定の台詞は引き出したので、あとは時間を待つだけです。

 と、その後に再び遊郭にほねやすみに行ったら、

「ほら、ふとももに蓮次って書いてあるんだよ。ねぇ、見て。」




(*゚Д゚)




 最初は仕事は仕事と気風の良い啖呵を切ってたのに、いつの間にそんなにベタ惚れに・・・これもまた萌える設定です。


2006/3/20:
退かぬ!媚びぬ!顧みぬ!

 映画の『北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章』を観てきました。

 感想は、100点満点中80点といった所です。MobileBBSにも一部書いてありますが、個人的に思った良い点、悪い点は以下の通り。

良かったところ


悪かったところ

 映画を観るのが良いと思いますが、もしDVDが出たら、レンタルで観ることをオススメします。一緒に観に行ったCARCASSの話では、かつて週刊少年ジャンプで連載され、TVアニメで放映されていた『北斗の拳』をリアルタイムに観ていた世代にはかなり楽しめるだろうとのこと。
 基本的にまるまるサウザー編そのものなので、色々と端折り過ぎてて初めて観る人には説明不足な部分があるというのが彼の意見です。

 その帰りに『凌姫U(18金)』と『任侠伝 渡世人一代記』を買いました。

 『凌姫U(18金)』はエロゲーですが、エロもストーリーも好みでした。特にイリアのダーク寄りなエンディングは好きです。「いつまでも一緒だ・・・最後まで。」なんて言われるもんですから、これには弱いですね。それとユリエルとの腹の探り合いな主従関係な話も好みです。
 結構人気のあったタイトルだったとは記憶してますが、まあ、この内容なら納得です。やはりエロゲーといってもゲームはゲーム。ある程度のストーリーやゲーム品質は満たされないと、良い作品とも言えないですからねぇ。

 『任侠伝 渡世人一代記』はPS2のゲームですが、まあ一般的に人気はイマイチでしょう。個人的にこの手のジャンルが好きなだけです。買おうかどうか迷っていたら、CARCASSに、

「ほら、二人で買えば悔いもないだろう!」

 と、手渡されて背中を押された感じで買ってしまいました。

 で、名前はデフォルトの蓮次でスタート。最初はよく分からないままに見回りとかしていたら、どこかで町人を殴ってしまったらしくて侠気が減っていました。侠気は仲間を仲間にしておく為に大事な数値であると同時に、市井の評価でもある大事なパラメータです。

 で、とりあえず一通り慣れた感じで、最初に子分になる半十郎と岩松を引き連れて見回りをしていたら、火消しの三吉ときつねの留吉が喧嘩をしていたので、仲裁に入ったところ、三吉が仲間になりました。

 その後も見回り、火の用心、腕だめし、ほねやすみ(遊郭でw)を繰り返しつつ、たまに博打を打ってると、江戸から火付け盗賊改めの通称『鬼鉄』の旦那が、火付け盗賊を追いかけてきたので、それを手伝うことになり、そのクエストをやってみたら、返り討ちにされて犬死にしました。

 あまりに悔しいので、現在は腕だめしで能力を上げている最中です。このクエストは自分も仲間も能力値の数値は上がりやすいのですが、侠気が増えないのが欠点なんですよね〜。それでも負けて犬死にしてしまう情けなさに比べれば・・・。 あ、でも浜辺で『清水の次郎長』の喧嘩を見届けたら侠気が上がりました。こういうクエストは面白いですね〜。

 なんというか、まったり感が地味に楽しいゲームですよ。


2006/3/14:
起業道

 ビズ体験シリーズ 起業道(PSP)をときめきメモリアルと一緒に買いました。

 ときメモは実は初代PCエンジン版とPS版で持ってて、どちらもクリアしています。というのも、13年前、CARCASSが初めてうちに遊びに来た時にPCエンジンの本体と一緒にときメモと卒業を持ってきて、俺にやらせて・・・という話はもう何度かしている気がします。

 ま、今回の話題はときメモではなくて、起業道の方です。雑誌の評価もイマイチですし、発売元がKOKUYOという珍しさ。なんで買ったかと言えば、キャラクターの絵柄がそこそこ気に入ったのと、ズバリ起業という事に興味あるからです。

 でも、自分の中に起業してもターゲット、ズバリ売り物を何にするかという具体的かつ明確なイメージが無いから、起業というものの流れだけでも掴んでおこうかなと思ったのが本音です。

 実は高校時代からしばらくの間、自分は20代までは勉強で30代になったら独立するんだという願望だけは持っていましたが、実際の年齢になってみると、どうにも自分の力不足を感じて仕方ありません。

 で、ある程度できるようになったなと自分が思った頃に、上手が現れるんですよ。それも引退前後のロートルクラスの人がそれまで意識せずに隠していたであろう手を目の前に出してくるものだから、自分が若造だという事を認識させられると共に、それらが自分の糧になると感じて、貪欲に吸収しようと餓えた自分もいるんですね〜。

 ま、起業道の主人公は俺より良い環境にあって脱サラしてという流れです。多少不純な感じはしますが、ビジネス用語の解説なんかは丁寧に書いてあります。まあこれでも一応、経理学校出身なので結構流せるところはありますけどね。

 ちなみにプロローグのラストで出た起業テストはAでした。

 ストーリーの幾つかの選択肢の結果、俺の主人公は、会社を退社し、アパレルショップを始める事を決意。いよいよ起業準備期間に入ろうとした時に、それまで付き合ってた彼女に子供が出来た事を知り、「結婚しよう!」と言うものの彼女は会社を辞めないで欲しいと言われ、人に相談したり悩んだりした結果、起業・結婚・出産、どれもまとめて背負う覚悟を持って、彼女に再びプロポーズ。「路頭に迷ったどうするの?」という彼女の問いにも「何とかする。」と言い切ると、彼女は「あなたの夢を手伝わせて。」と承諾してくれました。

 ・・・・・いい女だなぁ(*´Д`)
 男というのは分かっていても、こういう女が家庭を守ってくれるから、その為にも頑張ろうと力が湧き出てくるんだよね〜。
・・・・・って、このゲームは恋愛ゲームじゃないって(笑)

 で、彼女の親父に会いに行って、怒鳴られっ放し。既に会社を退職してるので、無職の男に娘はやれんと、工場経営者である父親に言われるも、「1年後を見ていて下さい!きっと挽回してみせます!」と大見得を切る選択肢を選択。

 その後、話は自動的に進んで、主人公は事業計画書を作成。知り合いの元経営者の人に見て貰うが、ダメだと言われる始末。

 て、事業計画書なのに数値目標無しかよ!!!

 ・・・この主人公、妻の父親に言い放った大見得は、1年後にキチンと立証できるのかな・・・。


2006/3/13:
生産管理システム展示会

 先日、社長に言われて生産管理システムの展示会に行ってきました。

 工程管理システムはカスタマイズ性も高く、工程情報を得るのになかなか考えられたシステムで、ちょっと興味を惹かれました。値段も結構手頃だし。

 それとWEBベースのERP(Enterprise Resource Planning)があって、これもなかなか良かったのですが、やはりERPはうちのような半分町工場のような企業にはまだまだ高い。経営者としては欲しい情報だとは思いますけどねぇ。

 結局この手のシステムは、使う人が使ってこそナンボですから。システムというのは機械が人に合わせるのは限界がありますから、人が機械に合わせて上手く使うしか無いんです。だから、今までの仕事のやり方を変えなくてはなりません。ですが、多くの人はそういう風に仕事のやり方が変わるのは嫌うのが普通です。

 だから、こういうシステムの導入のポイントは、『社員が嫌がってもシステムを使わせられるリーダーシップ』『現場とシステムのギャップを分析・改善するマンパワー』といった辺りだと思うんです。これに『導入成果の分かりやすさ』が加わると良いですね。500万でシステムを導入したら1000万の利益改善があったとなれば、普段は物分りの悪い経営者にも分かるでしょう。

 まあ、システムをとりあえず買って、仕事のやり方はそのままにして、システムを使ってみたら使い難いから使わなくなって、金をドブに捨てたようなものになるというのはよく聞く失敗例ですよねぇ。

 さて、買えば上手くいくと思ってるうちの社長になんて報告しようかしらん。

 蟲師、続きがBSでやるんですね。BS無いので見れません。全くもってフジテレビにはこうやって泣かされる事が多いです。ワンナイR&Rも深夜の方が面白かったな。今じゃすっかり自社宣伝番組と化してて面白くない。

 エウレカセブン、うーん、微妙に盛り上がりに欠けるというか、白けるというか、仰々しくわざとらしいというか。最初の頃は粗いけど可能性はあるかなという感じで未来と希望を感じる明るい雰囲気だったんですけどねぇ。戦う理由は説明されてるようなされてないようなで、微妙によく分からんのですよ。333に乗ると魂が半分くらい削られると言ってましたが、魂を削る333の機能って何?

 仮面ライダーカブト、仮面ライダーザビーはスズメバチなんですねぇ。他にドレイク(トンボ)、サソード(サソリ)が出るとか。・・・・・って、カブト・ザビー・ドレイクは節足動物門昆虫網なのに、サソリは節足動物門鋏角亜門クモ綱ですよ・・・。差別・・・なのか特別扱いして貰えたのか、蠍座な俺も複雑な気分(笑)

 ゾイド、唯一絶対神を名乗り出したジーン。自分のゾイドティラノのバイオ粒子砲を『神の雷』と言い出して、やれば出来る感に磨きをかけてますが、どうせならゲオルグ少将のような素敵デザインをもっと沢山出して欲しかったです。

 ガッシュも終わりに向けて加速。来週はお休みして、再来週に1時間放送にするとの事で、俺みたいに録画派の人は十分注意して下さい。なんだかんだ言って、笑いを入れながらも久し振りに熱くなるストーリーでしたから、作者様の次回作にも期待したいところですが、大抵潰れてたりするからなぁ。

 するからなぁ、と言えば、ゴルゴ13の作者であるさいとうたかをさん。この前情熱大陸で出てましたが今年で齢70歳。それなのに未だに自分も描いてるし、スタッフが休めば自分が頑張る。描写には徹底したリアリズムを追及し、「これだけ苦労しても読み手には伝わらないんですよ。」と笑顔で言えるその姿勢には、面白い漫画を描く人はやはり違うという印象を強く感じました。これじゃゴルゴ13がいつ、どのエピソードを読んでも面白いのは当り前だよなぁ。さすがとしか喩える言葉がありません。


2006/3/7:
ぐろぶら 〜Grow up Bride〜

 光源氏計画な花嫁育成SLGのエロゲー『ぐろぶら 〜Grow up Bride〜(18禁)』を買いました。

 社長の親父に「お前は結婚していないから社長には出来ない。」と言われる主人公。いざ見合いをしたら、自分にピンと来る女性が居なくて困ってしまい、秘書に「光源氏みたいに自分で育ててみては?」と言われて、試しに人を集めたら集まってしまったというオープニングで始まります。

 まー、エロシーンは少ないんですが、なんつーか時節のイベントとか、子供の頃の思い出とか、大きくなるとその思い出話をしたりとか、心温まる感じが良いです。

 が、展開が早すぎて密度が薄く感じてしまう。1スパン3ヶ月で、3年毎に主人公が3年間の出張に行ってしまうので、実質スケジュールを設定できるのは15年間中9年間のみ。しかも1スパンにおけるイベントは1人当たり6回と目で見て分かったり、育てるポイントは最初から設定されていたりとで、育成SLGとしては微妙に物足りない気もします。

 でもまあ、雰囲気は良いし、和服で落ち着いてるTYPE-Eの娘が結構ヒットかも。でも普通で理知的なTYPE-Bの娘の歯切れの良い「うん。」という返事が耳に心地よかったりで、声優さん上手いなって感じ。

 まあ、ボリュームは薄いですが、手軽にほんわかした空気になれるから良いかなーって感じ。

 エウレカセブン、なんかよく分かりませんが、キャラが突然キレる具合は、ドラマ『小早川伸木の恋』に出てくる奥さんに似てるんじゃないかと思いました。ところでレントンは成長してないように見えるんですが? 描画とか作画はキレイなのに、話がなんかフラフラでよく分からないのは相変わらず。3月に入ったけど終わるのかな?

 仮面ライダーカブト、ハチっぽい新ライダー登場。555におけるカイザみたいな感じで、中の人はパーフェクト主義らしい。そういや主人公(?)の天道も同じように完璧とか完全とかをよく口にします。今回こんなのばっかでしょうか。

 ゾイド、フェルミ少将の変わり身早すぎませんか。まー、女は気まぐれと言えばそうかもしれませんが、先週はあれだけニヤニヤしてたのに、今回はいきなり「なーんか、つまんなくなっちゃった。」って。
 皇帝ジーンは、自分の事を唯一神とか言い出して悪役らしさに磨きがかかりました。

 ガッシュも今度の3月で終わりなんですねー。本誌でも休載してたとかで、どうやらドラゴンボール的飼い殺し状態なんでしょうか? でもこの分だと、ガッシュのCVである大谷郁江の復帰を待つ前に番組が終わりそうです。
 来シーズンはポケモンシリーズみたいですが、俺も既に三十路ですから、密かに全シリーズ観てたんで、ちょっと楽しみにしてるなんて言いませんよ。


Angel of Black is in the interval exceeding light and darkness...