Angel of Black

過去Log(2004年8月)


2004/8/24:
祝い事で相談

5月に結婚した友人Mに息子が生まれたので、その祝い事を相談しようと、高校時代からの友人5人で集まりました。いわゆる悪友とか腐れ縁と言われる類です。

久しぶりに見た友人WのFitsが、明らかに違う姿になってるのは気のせいでしょうか。つうか、変に金かけてるよなー、相変わらず。

そう思って、集合場所であるCARCASSの部屋にあがると、CARCASSと友人Tが相変わらず格ゲーに興じていて、友人Fと友人Wも来て全員集まったと思ったら、

麻雀やろうぜー

祝い事に纏わる話はどうなりましたか、お前等。

で、結局半荘3回もやった挙句に、






GAL'S PANICに目を血走らせて燃える友人Fと俺






100%完全コンプリートを目指して猛烈に邁進する俺達二人を嘲笑する友人W、友人T、CARCASSの3人。

その割に、

「俺は帰るぞー」と言いながら帰らない友人Fとか、

「100%取るなら、囲むのはこっちじゃねぇ?」としっかり分析してる友人Wとか、

「ちょっと貸してみー」と、コントローラを奪取するCARCASSとか、

そんな男5人で一丸になって、全12パネル中100%が11枚、99%が1枚という結果でクリアし、熱い連帯感と達成感に包まれる俺達。

で、肝心の祝い事の相談は.....orz


2004/8/17:
後輩M、執念のクレーム

お盆休みも終わりかと思った頃、急に涼しくなってきましたね。急な気候変化に体調を崩さないようにご注意下さい。

さて、俺個人のお盆休みで忘れない思い出になってしまったのが、タイトルにある通り後輩Mの執念ぶりです。

その日、後輩MとCARCASSと俺の3人で買い物に出てたのですよ。
CARCASSはNWNの拡張パックを、俺はデジカメを、そして後輩MはKOFのカードアルバムが目的でした。

会うなりいきなり、

後輩M「いやぁ、昨日は一日ブルーでしたよ。」

と言う後輩Mのブルーだった理由を聞くと、彼が昨夜ゲーセンに行き、AW-NETのカード販売機を見た途端に、「今すぐカードを買わなくてはならない」と直感したそうなんです。そこで小銭を確認すると300円しかなかったので、両替機で金を崩していると、カード販売機には先客が。
そこで彼が待っていると、その先客が何やら大喜びしてたとの事で、出たカードをちょっと覗き見てみると、その手に握られてるのはレアカードである金縁金字のギースカード。ギースを愛してやまない後輩Mは途端に一日中ブルーになったそうです。

そんな前日を受け、何としてもカードアルバムが欲しい後輩M。
ところが、これはUFOキャッチャーでのみ入手可能な品物で、後輩M曰く、普段通ってるゲーセンでは、これを置いているゲーセンは無いという事。

そこで先にCARCASSと俺は望みのものを手に入れ、過去の知識を活かして後輩Mがまだ行ってないゲーセンを検索。どうやらM駅南口の大きなゲーセンにまだ行ってないのが判明した為、早速行ってみることに。

ここも久しぶりだなと行ってみれば、なんと1Play50円で、更に結構古いゲームまで置いてあるという事で思わず遊び込んでしまう俺達。

2時間くらい遊んで堪能して帰ろうとしたら、出口付近で見つけるKOFカードアルバムが置いてあるUFOキャッチャーを発見。後輩Mは既に1000円ほど投資してるとかで、かなりご立腹なのか、

後輩M「見て下さいよ!やってる間にもう爪が入る隙間がなくなっちゃったんですよ!」

と、俺に力説。ちなみに俺はUFOキャッチャーをやり込んでないので、そう言われても何が何やらさっぱり。それでどうせ取れるまでやるんだろうと、脇の頭文字DのPlayを眺めていたら、後輩Mは店員にクレームを付けて、UFOキャッチャー内の商品を配置し直させてるわけで・・・。

で、それで早速リトライの模様。いくら何でも俺が見ても分かる容易な配置になってる・・・。大体X軸に移動するボタンが要らない配置に変わってるし。

そしてカードアルバムめがけて、ゆっくりと降りるUFOキャッチャーのツメ。CARCASSが、

CARCASS「それ、真ん中過ぎてダメだわ。」

そう言った瞬間、下の箱にツメが引っ掛かって、カードアルバム2つを吊り上げ、ゆっくりと排出口に向かうツメ。

俺達思わず大笑い。ついでに頭文字Dをプレイしてた高校生も「すげー!」の連呼。そして苦虫を噛み潰したような顔をした店員

後輩Mの執念を見たような一日でした。

証拠の一枚
(カードアルバムの箱、表裏)
後輩Mの執念

なんか、久しぶりに大笑いした気がするよ(笑)

あ、ちなみに俺が買ったデジカメはコレのシルバー。
カメラの世界については浅識なので、これくらいあればいいかなーと思って。
実は見た目で決めたのは内緒(笑)

NWNの話も書きたかったけど、それはNWNのページで。


2004/8/11:
マナー

ネットで「ムッ」とする強さ、リアルより強いと感じる人55%

こんなリサーチ結果があって興味深く読みながらも、当り前だなと思ったり。

自分でも気を付けているつもりなんですが、自分の耳には入りませんが、相手にこういう心象を多々与えてしまっている事も少なくないだろうとは思っています。

マナーの徹底というのも難しく、気を許してると思って言った一言が、意外に相手を傷付けてしまうのもよくある話で、顔の表情や声の抑揚の無い、言葉だけのコミュニケーションの難しさを体感してしまいます。
特に自分では何気無い一言なのに、それを受け止める方にとっては大きな刃だったりする事も常にあるわけで、最近はチャットをする時やBBSに書き込む時に、大分色々と言葉の背景を考えるようになってしまい、話もあまり面白くないのはご勘弁下さいとしか言えません。

そうは言っても、あまりに過度に丁寧すぎると、自分の本心を見せてないように思われて、疎外感を感じてしまいそうなとこもあるし、ほどほどのマナーを保つのがベストなわけですが。
じゃあ、ほどほどなマナーというと何かと言えば、多分些細なレベルだと思うのですが、挨拶するとか、感謝するとか、お礼を言うとか、言葉遣いを丁寧にするとか、そういったごくごく基礎的なものを忘れてしまうんだろなと思う。

まあ、このリサーチ結果を見て、改めて心の帯を締め直そう。最近、緩んでた感あるし。


2004/8/9:
後輩Mとギース・ハワード

後輩Mはギース・ハワードが大好きです。どれくらい好きかと言えば、世界に一億二千万のギースファンが居ると信じて疑わないくらいに大好きです。

当然、そのやり込み度も極まっており、今回のKOFNWにおいてのラスボス「ヤングギース」が隠しキャラである事を知り、それを使いこなすべく早速ゲーセンを訪れました。

今回、隠しキャラはAW-CARDを購入し、一定ポイントを稼ぐ事で使用可能にらしく。ギースの姿もそこにあるとか・・・。

そして更に限定版好きの後輩Mの心を打ち振るわせるレアカードである「金縁金字のギースカード」、一箱に2枚程度しか入ってない為、店員が抜いてオークションにかけてしまうと言われるくらいで、後輩Mの目が輝きますが、一箱最低100枚以上だと考えると、500×100=50,000円は最低かかるわけで、流石に断念した模様。

しかし、更に後輩Mを陥れる罠がAW-CARDに潜んでいたのです。

それは、AW-CARDはAW-NETに登録して初めて使用可能になるというもの。その登録にはPCか携帯からのアクセスが必要。

そう、後輩MはPCも携帯も持っていないという衝撃的な事実がAW-CARDをただのコレクトアイテムとしてしまっているわけでして。もうね、彼の持つ家庭用NEO-GEOでアクセス可能にしてやってくれとか思うくらいなわけですよ。

彼がこれからヤングギース使用可能という目的の為に、どのような手段を用いるかが結構楽しみだったりするわけですが。

そして彼のもう一つの願いである金縁金字のギースカードと巡り会う事も、結局は叶いませんでした。ついでに、兄弟揃って、後輩Mの悔しがる顔を見るべく運試しをしたものの、残念ながら二人ともノーマルカードでした。

そんなゲーセンでの一波乱の後、PS2版「SVC CHAOS」を購入しまして、早速後輩Mのギースと兄弟二人掛かりで挑みましたが、全く歯が立ちませんでした。
まあ、ギース自体の性能も際立ってたというか、最速入力での波動昇竜拳で飛び込みを迎撃できない時点で、性能が極まってるとか、あのスピードの烈風拳への飛び込みに当身が必ず間に合う時点で勝ち目が無いです。

おのれー!(爆)
それならデミトリ辺りで倒せるように修行したろか!と思ってみたり。

で、いるんですかねぇ。
一億二千万人のギースファン。
彼の理論でいくと世界人口の約50人に1人はギースファンって事になるんですが、本人、気付いてないでしょうねぇ。


2004/8/3:
自称・・・

去年は雨ばかり降っていて、閉ざされた空模様に心も何となく陰鬱になってましたが、今年は炸裂する天気で暑すぎですね。

去年の同じ頃よりも一層強化されたPCが吹き出す排気風が、真冬の温風ヒーターと同レベルの温もりで、室温が明らかに体感で2〜3℃違うのですが、夏のお供は当時一万円の扇風機一つなのは変わらぬわけで。

先日、久しぶりにTRPGでもPlayしようという予定で、後輩MとItukiとCARCASSと弟と俺の5人で遊んだのですが、結局久しぶりに一日中格闘ゲームをやって過ごしました。

後輩M語録で言うところのギルティギアイカスを4人でやりましたが、このゲームはアーケードと同じくイマイチ感バリバリという印象が拭えません。振り向きボタンじゃなくて、防御ボタンにした方が体感的に分かり易かったろうし、完全オリジナルと銘打った横スクロールアクションモードも、格闘ゲームのテイストをままに持ち込んだせいで、判定は不可解で爽快感が欠片も無い感じで、やっててもストレスが悶々と溜まるばかり。

ギルティギアで確立したキャラの商品性と、格闘ゲームというジャンルの商品性と、多人数対戦という商品性を、融和させずに入れ物に混ぜ込んだだけという印象です。

ギルティギアも初めて出たPS版の頃は、3D格闘全盛時代に2D格闘の要素を全てつぎ込んで、しかもコンシューマ発という異端だった頃から応援してたんだけど、イグゼクス→#リローデッドの辺りから、金利主義的なのとこも見受けられてきたし、そろそろ落ち目なのかな。ちょっと残念だけど、このままだとKOFと同じような香りが。

まあ、未だ来ない事を危惧しても仕方ないので、とりあえず当面の問題である空腹を解決しに食事に出ました。

暑いし、何食べようかと話しながら、着いた先は後輩Mに曰く付きのお蕎麦屋さん。そこで早速Itukiが一言。

Ituki「あ、『商い中』だから閉まってるよ。」

冷たい蕎麦で腹を満たした後は、そのままゲーセンに向かい、とりあえずCARCASSが明日のジョー2をやったので、Ituki以外は全員やってしまう始末。まあ、後輩Mは俺が無理矢理やらせたとも言えそうですが、それはきっと気の迷いです。

その後、いつも通ってる店からは撤去されたRumble Fishがあったので、後輩Mがやっているのを見て、Itukiが対戦を申し入れていました。挑発的に。

後輩MがItukiに負けると激しく悔しがるのを分かっての所行ですから、Itukiも底意地が悪いデスネ。

もっとも、そんなItuki自身も格闘ゲームの腕は拙く、後輩Mに勝てる筈も無いのですが、最近は50%の確率で意図して波動拳コマンドが成功するようになったので、以前よりは遥かに玄人です。
対する後輩Mは、最近昇竜拳コマンドが上手く出なくなったと嘆いていましたが、レイジングストームは一発完全入力OKだそうで、腕の衰えを感じているようです。

どちらにしろ、この面白い状況を悪戯大好きなCARCASSが黙って見ている筈がありません。

気付いてみれば、後輩M(Viren→Zen→Hikari)対Ituki、CARCASS、弟、俺(Kaya)の四人羽織対決になりました。ちなみに、四人羽織側は1ラウンドずつ交代。後輩Mは相手をItukiのみと思っています。

当初、初めてのゲームで初めてのキャラという事で、俺以外は不慣れで軽くあしらわれていましたが、段々と勝率も上がりだしました。

Zenが何度かやられた時点で、後輩Mが顔を出し、ちょっと不思議そうな悔しそうな「やられた」って感じの顔をしながら、

後輩M「戦ってるの、Itukiですよね?」

と聞いてきたので、すかさずCARCASSが、

CARCASS「そうだよ!」

と、座席に座るItukiを指差しました。毎回、勝利する度にItukiと席を替わるように指示していたのはCARCASSだったりするわけですから、後輩MはCARCASSの掌に乗っていたと言わざるを得ません。

ていうか、意地悪だよな(笑)

で、改めてHikariを出してきたので、賢しいな!と思って、俺がサクッと倒しておきました。もっともその分、後輩Mも色々と手を尽くして戦ってきて、時間も時間だし最後はこちらの根負けという形で終了しました。

ちなみに、後輩MのHikariを倒したのは小学生低学年くらいの少年でした。
この子が入ってしゃがみ小パンチ連打という待ち軍人級の戦術をして来た時に、CARCASSがすかさず後輩Mに耳打ちします。

CARCASS「これ、相手は小学生だよ。1ラウンド目で怒涛の連続技で倒すなんて、M君は酷い奴だよ(笑)」

「しまった!」という苦笑いをしながら、そのまま負ける後輩M。ていうか、CARCASSも相変わらずよな(笑)

その後、またCARCASS宅で格闘ゲーム。
一番盛り上がったのはストゼロ3でした。CARCASSベガの王位を俺ザンギで崩した後、弟E.本田に潰されて、悔しいから俺ブランカで倒したりしての盛り上がった後、晩飯は和食でご飯物に。

そこで話題は戦国無双の猛将伝の話をした時でした。後輩Mに話を振って、今度はレベル最大でも最後まで成長させられるという仕様に後輩Mは喜び、

自称信長と言われるこの僕がですね!」

そこで当然爆笑ですよ。

−『自称信長』−
恐らくこの部分は、自称信長『使い』と脳内変換必須なのでしょう。あまりの喜びに言葉足らずになってしまったと推察されます。

−『と言われる』−
「と言われる」時点で既に他称になってしまい、先の「自称」という装飾をどう処理するつもりなのでしょうか。まあ自称信長だから許されるのでしょう。

とりあえず、本人は分かってないみたいで良いのですが、この後Itukiが、

Ituki「いやぁ、MさんのネタはZeek君がHPに書いて全世界に配信してるから(笑)」

俺「いや、俺のHPは見てる人少ないから大丈夫だよ。」

後輩M「Zeek君は裏の殺すリストNo.1決定ですね!」

俺「見てる人が少ないだけで、全世界で見れるというのは事実だけどな。」

後輩M「Zeek君は殺すリストNo.1決定です!」

俺「殺すリストに裏と表があるんだ?(笑)」

後輩M「当り前ですよ〜!(笑)」

CARCASS「やはりHPに人物紹介が必要だよ。本名入りで二重線引いて(こんな感じ→[本名]後輩M)。」

やっぱり、CARCASSより俺の方が優しいと思います。


Angel of Black is in the interval exceeding light and darkness...