天下五剣・天下三槍
日本の有名な刀剣、槍。天下五剣、天下三槍以外のも少々。
天下五剣
- 『鬼丸 国綱(おにまる くにつな)』
鬼の悪夢にうなされる北条時政を救った。その後、新田義貞→足利尊氏→織田信長→豊臣秀吉→徳川家康の手を経て、明治天皇に献上された名品
- 『三日月 宗近(みかづき むねちか)』
伝説の名工,三条宗近が稲荷明神と共に鍛えたとされる太刀。
- 『数珠丸 恒次(じゅずまる つねつぐ)』
日蓮宗の開祖である日蓮上人が破邪顕正の刀として使った。
- 『童子切 安綱(どうじぎり やすつな)』
源頼光が大江山の鬼、酒呑童子を退治するのに使った。
- 『大典太 光世(おおでんた みつよ)』
そもそもは初代室町将軍・足利尊氏の宝剣だった。加賀前田家に伝わり,病魔や物の怪を祓った。江戸時代のプロの首斬り役・山田朝右衛門吉宗の試し斬りによると,三つの胴の骨盤を一刀両断したという。
天下三槍
その他
- 『獅子王(ししおう)』
無銘。源頼政が鵺退治の褒美として近衛天皇より授かった三尺五分五寸(102.5センチ)の破邪の太刀。現存しており東京国立博物館が所蔵していて、現在でも観ることが出来る。
- 『鬼神大王波平行安(きじんだいおうなみのひらゆきやす)』
薩摩の波平行安(旧名:橋口正国)波の作で、この刀を捧げたことで嵐が静まったことで「波は平らかに行くは安し」ということから付いた名。『鬼神大王波平行安』は北陸に伝わる逸話で鬼(或いは大蛇)が打っていった一本とされるが、現存しているものは無い。
- 『遅来矢(ちくし)』
日本の伝承、和漢三才図会などの記述にある、竜神が藤原秀郷(俵藤太秀郷)に与えた太刀。他に避来矢(ひらいし)の鎧も授かる。
矢に関した名前になっているが未詳。
Angel of Black is in the interval exceeding light and darkness...