Hall of TruthのKalatrina Plossenは、
FreePortMilitiaにスパイ(Guard Alayle)を送り込んでいました。
Alayleに連絡を付ける依頼(正体がバレそうなので、帰還する連絡)を受け、手紙を渡すと、彼は静かにするように言いながら、焼け焦げた紙の切れ端を渡して、それをKalatrinaに持っていくように伝えます。
その直後、彼はMilitiaの手によって処刑されます。
さて、その切れ端をKalatrinaに渡すと、"Zimelの剣"の値札のようだ、と言われます。
そして彼は、FreePortの全てを知るRashinda Eloreに、Zimelの剣について聞き、それに何が起こったかを伝えるようにと言いました。

さて、Rashindaに話を聞くと、Zimelが一年ほど前までFPでは有名な鍛冶屋だった事。
彼がZimelの剣を売ろうとした時に、Hall of Truthがその販売中止を命じた事。
そしてZimelが突如として姿を消した事。
Zimelの親友Groflah Steadirtに、Zimelの所持していたもの
(ほとんどががらくただった)を渡した事。
最後に彼に話を聞く事、と言われます。

そして、Groflahに会うとZimelについては何も語ってくれません。
そこでZimelの剣の値札らしきものを渡すと、"それら"をZimelが燃やし、その炎を見つめるZimelの傍らにいたと言うのです。
そして彼は何かを思いついたように、夜に埠頭の酒場で会おうと言いました。

酒場で彼に会うと、彼はかつてZimelが鍛冶屋を開いていた建物にLucanが出入りしている事を不審に思っていました。
Lucanはある剣を探しており、そしてLucanが見つける前にそれを手に入れるべきだ、と言いました。
そして、Zimelの剣の値札はZimelの剣が火に掛けられた時に、共についていたものらしいです。
Zimelの剣と呼称されている剣と、Lucanが探している剣は恐らく同じものでしょう。
その剣の名は・・・・・・・・

〜Soulfire〜

ここに、一本の聖剣とFreePortの歴史を巡る物語が始まるのです。

Sir Lucan D'lereの素性

FreePortの市民軍、FreePort Militiaの支配者であり、FreePortの東西を支配しています。
しかし、FreePort北部はKnight of Truth及びPriests of Marrの勢力が強く、手を出せないでいます。
では、彼は何者なのでしょうか?
彼は孤児だったそうです。それをKnight of Truthに属する聖騎士Dilliusに拾われ、Knight of Truthの一員として育てられました。
その後、彼はメキメキと頭角を表し、Knight of Truthの中でも有数の聖騎士となりました。
そして、運命の歯車が動き出すNorrath暦3150年、Knight of Truth、Priests of Marrが世界の邪悪に向けて聖戦"Crusade of Tears"を実行します。
この時、世界に向けて数々の有数な聖騎士、神官達が戦に出ました。そして、留守を任されたのがSir LucanとDilliusでした。
Sir Lucanに何があったのかは分かりません。
しかし少しだけ分かる事があります。数少ない資料によると、一人の聖騎士は暗き森の邪悪を滅ぼしに行きました。しかし、彼はDark Elfの罠に陥り、その肉体と魂を歪められてしまいました。この時、Dark Elfに情報を提供したのがSir Lucanだと言われています。
この時点ではSir Lucanは少なくともまだ聖騎士でした。しかし彼は今まで彼を育ててくれた全てを裏切りました。Dilliusを殺害し、墜ちた騎士となり障害の無くなった彼は、全FreePortを支配下に置こうとしたのです。宿敵であるはずのDark Elfと手を結んで、です。
幸い、神殿のあるFreePort北部が支配下に入る前に、世界に散っていた聖騎士達が帰還しました。
以後Knight of Truth、Priests of MarrとFreePort Militiaの対立が始まったのです。

Soulfireに必要なQuestItemについて

Sealed Noteは、Zimelの認めた者に対しSoulfireを渡す事を証明する手紙ですね。
そしてTestimonyは自らの潔癖を表す証明です。
そしてBrilliant Sword of FaithとGlowing Sword Hiltですが、私はここに一つの面白い仮説を立てています。
Glowing Sword Hiltは、炎を噴出すほどのパワーを秘めたSoulfireの力の根源なのではないでしょうか?
そして、そのパワーに耐え得る刀身を持っているのがBrilliant Sword of Faithという事なのでしょう。
しかしここにある隠された話があります。それはSoulfireが元はHuman ShadowKnightのGuildMaster Pietro Zarnが所持していたという噂です。それをZimelが盗んだという話です。
今となっては真実を確かめる術はありませんが。
ただ、これを証明するかのようにTestimonyが要求されているということです。かつて邪悪だった炎を聖なる炎に変える精神力の証という事でしょうか。
そしてもう一つ、Soulfireを復活させてくれるのがTemple of Lifeの聖騎士だという事です。
刀身と柄が分解されているという時点で、刀匠に渡すのが普通でしょう。なのに、ここでは聖騎士に渡してSoulfireが復活します。そしてそれを復活させるのが癒しの神殿に仕える聖騎士だという事が、なるほどと思わせるところです。
つまり、炎の聖剣は癒しの神の力によって復活し、真実を証明する精神を持って、かつては邪悪だったその力を聖なる炎に変え、燃え続けるのです。